「モデル雅子を追う旅」を鑑賞してきた。。
“キャリア30年、50歳で他界した
モデル「雅子」の半生を、
追ったドキュメンタリー映画。”
2015年1月29日の夜明け前、モデル「雅子」は稀少がん
闘病の末に旅立った。そのとき、夫である大岡大介は「夫婦
として共に生きながら、モデルとしての雅子はほとんど
知らないまま」だったことに気づく。
「モデル・雅子」の半生を追い、映画にして伝えてゆくことを
決意する。
数多くの関係者の言葉から、生涯プロフェッショナルの
モデルとして貫き通した姿勢と、どんな時代も「身の丈の
美しさ」を追求し続けた、一人の女性としての「雅子」の
輪郭があらためて浮かび上がる。(パンフより)
7月に東京の吉祥寺で上映されることを知り
全国順次公開ということで随時チェックしていたのである。。
9月末から約2週間の上映
日によってヌーヴォかヌーヴォXに分かれていたが
自分が観た日は席数30席足らずの2階ヌーヴォXでの上映
まさしく映画小屋という雰囲気で。。。
しかも観客は自分入れて4人(笑)
ほぼほぼ貸し切りやんww
映画館で映画、観ること自体、ひっさびさやけど
この大阪九条のシネ・ヌーヴォは
まだACT活動写真館という名称の時に大島渚特集を
観に行って以来やから、おおよそ25年振りぐらいかw
おっそろし~~(゜ロ゜)
モデル雅子
自分が雑誌「an.an」や「装苑」を買っていた頃に
好きだったモデルである。。
特に「an.an」では“着物特集”での印象がとても強く
高貴でアンニュイな姿に憧れたんだよなー!
映画の中でも当時のスナップ写真が何点か映し出されたが
一瞬で蘇ったもんな。。
あー、何故残しておかなかったのか今更ながら悔やまれる
芸術の秋に相応しい、まさに芸術鑑賞といった感じ!
とにかく美しい!美しいの一言に尽きるのだった!!
中でも写真家、安珠の撮った「雅子」の写真は良かったなー!
写真集出して欲しいぐらい☆
インタビュー出演者の中に、高嶋政宏の名前があることに
違和感を感じ(笑)どういう繋がりがあるのか疑問だったが
このCMを見て納得したのであるw
日清ごんぶと、懐かしすぎるやろw
あった、あった!
そいや共演してたんだった
結構、衝撃的だったもんな。。このCM
映画「リング」では貞子の母親役だったそうで。。
意外なところでの活躍にビックリ(O_O)
自分が「an.an」や「装苑」を卒業した後も
歳を重ね色んな雑誌や映画などで活躍していることを
知らずにいた。。
こんなに洗練されているのに昭和レトロが似合う女性。。
モデルとして唯一無二の存在ではないかと改めて
思う次第である。。。
絵の題材にしようと思ってスクラップしてあった切り抜きが
1枚だけ出てきた。。。
旦那である大岡大介氏が
部屋の中に積まれた雑誌やビデオや衣服や化粧品の整理
している姿や一緒に旅行したパリを訪れたり、雅子が撮影
した場所に佇んだり。。。
やはり、そういう場面は何だか切なかったなー
女は旦那に先立たれても平気?というと語弊があるか(笑)
寧ろ逞しく生き生き暮らしてたりするものらしいが、
逆の場合は哀愁のカサブランカなのかも知れんな (´・ω・`)
すっかり日の暮れたシネ・ヌーヴォ。。。
アバンギャルドな雰囲気がよく似合ふ♪