5月23日
お庭
カワイイ実が成りました(≧▽≦)
ヒイラギの実って結構気付かない人もいるようです。
ヒイラギの木って、あんまり普段から気にならないことが多いので、
実が成ってもそんなに見ることもないし、気づくことも少ないけど、
これでもか!てぐらいに鈴なりに成ってる。
青い実はサルナシみたいにも見えるし、紫の実はブルーベリーぽい。
言い過ぎか?(笑)
とにかく、見た目は結構美味しそうなのだけど・・・。
ネットでググってみたら、ヒイラギの実を食べたという記事がでてきた。
やっぱり食べようって思う人はいるんだ(^▽^;)
味の方は、美味しくも不味くも無いってことなので、おそらく生木っぽい無味な味か。
ヘビイチゴを食べた時の、あのなんとも割り切れない感じを思い出した。
ヒイラギっていうと、お庭では鬼門の位置に植えてる植物。
ヒイラギを鬼門に植えるのは、葉のギザギザが鬼(災い)を寄せ付けないからだけど、
こういった植物ってそれだけでない深い理由が隠されているものだ。
それは、有毒なのではないか?ということ。
節分の時に、ヒイラギの枝葉をイワシに刺すけど、あれって抗菌作用とかないのか?
抗菌作用があったら、触れるぐらいなら「抗菌」だけど、食するとなると毒になる可能性が高い。
柊鰯について調べてみると、魔(厄)よけのためには、昔から臭いものや痛いものを飾る風習があった。
その臭いものが鰯の頭で痛いものはヒイラギの葉であったと・・・。
刺すのは2月3日から翌日までだから、寒い時期だし抗菌効果は関係なかった。
調べてみたら、クリスマスの時に飾る(セイヨウ)ヒイラギは有毒という記事がでてきた。
サポニンを葉や実に含んでいて、実を食べると死に至ることもあるようだ。
葉を食べると、下痢や嘔吐、吐き気、胃腸の不調などが引き起こされるという。
どうも食べられないようだ。
ところが、セイヨウヒイラギの有毒の記事は出てくるが、
不思議と(日本の)ヒイラギが有毒という記事は全く見当たらない。
そこで、それぞれの樹木について調べてみたら、
セイヨウヒイラギはモチノキ科の植物で、ヒイラギのモクセイ科とは別の植物だと分かった。
だとしたら、ヒイラギには毒性が無いのかも知れない。
まぁ、少なくとも勇気ある先人のおかげで、命がけで不味い実を食べてみる必要は無くなった。
ヒイラギの実はあくまで観賞用ということで・・・(≧▽≦)
ヒイラギの育て方と植栽記録
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