5月9日
お庭
アオダモに種が付きました(≧▽≦)
アオダモに赤い種が付いていました。
この種は、夏を過ぎて徐々に茶色く乾燥して秋には種らしくなります。
アオダモの種って、結構ネットで売ってるからなぜだろうって考えてみたら、
アオダモの花が5年に一度ぐらいしか咲かないからだと思いついた。
つまり種も5年に一度しかならない。
今年花が咲いた時のアオダモの記事でも書いたが、
アオダモは雄性両全性異株という珍しい性型の樹木だ。
生物で一般的な雄雌ではなくて、雄株と雄雌両方を持ち合わせた両性花を付ける雌株がある。
お庭のアオダモは種ができたということは、雌株だった。
雄花はフワフワしてるって何かで読んだ。お庭のアオダモの花はフワフワしてたから雄花だと安直に思ってしまってた。
たまたま、ネットで見つけた画像の多くで、雄株はフワフワ、雌株はそうでなかった。
4月13日に撮った画像を5月7日に記事にしているので、実物で雌しべの存在が確認できなかったのも理由。
お庭のアオダモが雌株だったとすると、前回の記事で腑に落ちないことがある。
それは、雌花は毎年花を付ける。ということだ。
お庭のアオダモは5年ぶりの開花で毎年は咲いていない。
調べてみたら、アオダモは環境や気候に左右されやすいようで、条件が合わないと開花しにくいということが分かった。
雄花は5年から7年に一度しか開花しない。雌花は条件が良ければ毎年開花するというところか。
草木は毎年同じ時期に花を付ける。
このブログは、そんな毎年繰り返される当たり前のことを愉しむためのものだった。
でもそうじゃないとしたら・・・
もう一つ、アオダモについて気になってることがある。
それは、たくさん花が咲いたのに種はほんの一部にしかできていないことだ。
両性花は雄しべと雌しべが隣り合っているので簡単に受粉できそうだが、
自家受粉は弱い子孫を生み出すことになるので、
植物は雄しべと雌しべの熟する時期をずらしたり、遺伝子が同じものを排除するような能力がある。
そのため、花の全部が受粉できないのかもしれないが、
全体的に種が疎らというのではなく、一部にだけまとまって種ができているのはどういう理由なのか?
一つ思い当たることがあるとすれば・・・、
お庭のアオダモは2本立ちのものです。
この2本立ちが、雄株と雌株の苗木を2本束ねたものだったとしたら説明は付く。
ただし、ある意味乱暴な論拠なので、今後も観察しながら資料を調べてみようと思う。
アオダモについて、自分なりにも理解ができるのは、ずっとずっと先の話になると思う。
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※記事中のリンクと同じです。
アオダモの育て方と植栽記録
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