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子どもの睡眠相談室cocuouLunaクークールナの川口リエです。
先日の投稿で月齢によって授乳の必要回数が変わることをお伝えしました(夜中の授乳/ミルク 何回が正解?)が、それはつまり
日中に1日分の栄養を摂れるようになる
→夜間の授乳ミルクが不要になる
→夜通し眠れる
ということになります。
低月齢のうちは、一度におっぱいやミルクが飲める量も少ないので、日中に摂りきれない栄養は夜に摂る必要があり、夜間授乳ミルクが必要になります。
日中の授乳(ミルク)量を増やすためには、
低月齢であれば、夕方以降は授乳の間隔を狭くするクラスターフィーディングを取り入れてもいいでしょう。
遊びのみが始まる生後6か月ごろからは、気が散って1度にたくさん飲まなくなって頻回になったり、遊ぶ元気がなくなる眠る直前によく飲むようになってきますよね。
遊びのみが始まる時期から授乳ミルクをしっかり飲んでもらうために気を付けたいことは…
途中で眠くなって飲めなくなる前の時間帯は避けましょう。
また、睡眠と授乳ミルクを切り離すためにも大切です。
②お腹ペコペコになるタイミング
ある程度の月齢になったら”泣いたら”が空腹の合図とは限らなくなります。しっかり間隔をあけることでお腹もすきしっかり飲めるようになります。
③集中できる環境
●場所
授乳ミルクの環境を遊んでいる場所ではなく、楽しいものが目に入らない、静かな場所。
外出先では、焦らず、その場に慣れ落ち着くまで時間を作ってくださいね。
●授乳ミルク前のルーティーン
授乳ミルクの時間になったら(お腹がすくサインが見えたら)
「おっぱい(ミルク)だよ~」と声掛け→おもちゃを片付ける→おっぱい(ミルクの場所に移動)→(ピンクノイズ)→おっぱいやミルクに興味を示したら→授乳
など、食事の時間を赤ちゃんにも意識できるようにしてみましょう。
●ピンクノイズ
ピンクノイズ(川のせせらぎ・雨の音)は眠りを誘う音、というよりも騒音を緩和したり、散漫になってしまう意識を集中させる効果がありますよ。
なので、授乳の時間に集中するためにピンクノイズを使うのがオススメです。
※勉強やお仕事に集中したい時にもいいでしょう。
日中眠くない時間帯に授乳ミルクをあげたり、睡眠と授乳ミルクを切り離すために、トレイシーホッグさんは、『E.A.S.Yメソッド』として、日中の過ごし方を勧めしていますね。
Eat(授乳ミルク)/Activity (遊び)/Sleep (睡眠)/Yourself(ママのフリータイム)
の順番で日中過ごすのです。
これも月齢が上がると可能になりますので、授乳後寝つきが悪くなったな~と思ったら少しずつこのタイミングにしてみてもいいかもしれませんね。
~最後にご注意!~
母乳育児をされていて、普段の母乳にさらに、少しでも長く眠れるようにと寝る直前のミルクを足す方がいますが、これはおススメしません。
寝る直前にミルクを足すことによって、夜の睡眠がまとまるというエビデンスはないんです。
むしろ寝る直前にお腹いっぱいにさせられて、逆に睡眠の妨げになってしまう可能性も。。。
寝る前ではなく
「日中」に栄養を取ることが重要なので、もし母乳の方で、ミルクを足す必要がある場合は昼〜夕方に、しっかり飲める時間帯にあげるのが良いと思います。
低月齢は難しいですが、体力がついて、起きている時間が増えてきたら、
授乳ミルク≠睡眠
授乳ミルク=食事
を少しずつ意識できるといいですね。
日時:2019年3月9日13:00~14:30
会場:オンラインZOOM会場
定員:10名
参加費:7,000円
お申込み:https://reserva.be/babysleepsupporter
内容:乳幼児の睡眠のしくみ・夜泣きの改善ポイント
質疑応答
●スケジュール診断:
お昼寝・離乳食のタイミングにお悩みの方へ。
夜泣きを減らす第一歩。お子さんの成長発達に必要な睡眠時間を確保しましょう。
寝かしつけワンポイントアドバイスも行います。
●クイック電話相談(60分/25分)
睡眠への疑問やお悩みをその場でアドバイスします。
●睡眠改善サポートプラン(Aフルプラン/Bハーフサポート)
睡眠のベースの整え方からネントレ導入の方法をご提案&サポート。
改善までしっかりサポートしますので、その後も継続的に、ご家庭で健康的な睡眠習慣を維持できるようになりますよ。
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