我が家にやってきたパソコンの大先生 | 波動砲口形状研究

我が家にやってきたパソコンの大先生

静岡ホビーショーも近いのだが、私がここ数週間やっていたのはナイトライダーのキットをつくること。

 

 

見ていただければと思うのだが、普通に話しかけるとキットに扮したChatGPTがそれらしく答えてくれる。こんな環境を個人で作れるなんて、すごい時代になったなあ。

 

ChatGPTも以前ヤマトの事を訊いたときはあまりご存知ない様子だったが、KITTはわりとちゃんと演じてくれる。話していて結構楽しい。

 

コアのコードはムーザルちゃんねるさんが公開してくださっているのだが、それらをつないで連携させるとなると、JavaScriptもCSSも一ミリも知らない身なのでかなり手間取った。

 

それでもなんとか動くところまで漕ぎつけたのは、ChatGPTのおかげだ。人にだったら躊躇するような初歩的な質問を何度しても嫌がらず答えてくれるし、バグの発見やコード書きといった仕事も丸投げできてしまう。

 

もちろん、必ずしもその返答が正しいわけではないのだが、正しいかどうかは機能するかどうかですぐ確かめられる。

 

大体、人に訊いたっていつも正しいことを教えてもらえるとは限らない。そしてそれはこちらの訊き方が悪い、というのが原因だったりもする。初心者は「訊き方」も学ばねばならない。

 

ChatGPTのありがたいところは、それも含めて遠慮なく練習できるというところだろう。訊き方がまずかったかなと考えて訊きなおすうちに解決策が見つかる。

 

それを許してくれるどこまでも寛容な、そして即座に教えてくれるパソコンの大先生が我が家にやってきたのだ。私的にはこれこそ自然言語AIの恩恵に思える。

 

問題は寛容すぎることかもしれない。遠慮なく訊いては解決してもらうので、結局この機会に少しは理解しようと思ったJavaScriptも全然勉強できておらず、いまだにコードをみてもよくわからないところだらけだ。

 

 

そしてこれにかまけすぎて静岡の合同展示会に持っていけるものがない。いまから慌ててナイト2000を作るか…車の模型って作ったことないんだよなあ。