コスモガン改造記 その3 コスモスピーカー | 波動砲口形状研究

コスモガン改造記 その3 コスモスピーカー

音を出すためのスピーカーの穴は、当初ここに開けるつもりだった。

ここなら目立たないし、銃を撃つユーザーに向かって音が出るので合理的だ。

 

ちなみにこれは、ストックを取り付けるための窪みだと考えられる。

 

しかし握ってみるとこの窪みは手でふさがれてしまう。

 

うーんどうしたものか。

 

おもちゃの銃よろしく、ぶつぶつ穴をあけるようなことはしたくない。

 

なるべく目立たない、小さな穴から音を出したい。

 

でもだからといってイヤホンのスピーカーを使うというわけにはいかない。蚊の鳴くような音しか出ないし、無理にボリュームを上げれば音が割れまくる。

 

そこまで考えて、小さな開口部なのに、まあまあいい音を、まあまあ大きな音で鳴らせる実例を知っているじゃないかと思い至った。スマホのラウドスピーカーだ。

 

ググるとちゃんとアマゾンでそのものが手に入る。

 

 

 

この水鉄砲コスモガンは給水口隠しのためにグリップのネームプレートが脱着できるわけだが、

プレート下端の穴の大きさと形がスピーカーの開口部に似ているのも好都合だ。

 

取り寄せて、さっそくグリップの内側から当ててみた。しかし幅が足りなくて収まらない。

 

グリップエンドならもう少し余裕がありそうなので、思い切ってグリップエンドを切り離し、

 

内側を削りながらなんとか押し込んだ。

 

プレートの爪も当然切り取ってしまうので、磁石で固定する方式に変更。

 

こんな感じになった。外見的には最小限の犠牲で済んだと思う。

音も大満足とは言わないが、この開口部から出る音としては充分な音量だ。

 

スピーカーがほぼグリップエンドに収まってくれたので、電池や基板のスペースを圧迫しないのもありがたい。

 

銃に限らず、見た目を犠牲にせず音を出したいような場合、スマホのスピーカーは便利な手段かもしれない。