コスモガン改造記 その1 コスモ腑分け
コスモガン、せっかくならばLEDとMP3プレイヤーを仕込んで、引き金を引くと銃口が光り、発射音が出る形にしたい。そのうえで振動もあればなおよいだろう。
しかしそれだけの基盤や電池を仕込めるスペースがあるのだろうか。中の様子が分からないので計画も立てられない。
とりあえず左側のグリップを無理やり引っぺがし、そこから穴をあけてみることから始めてみることにした。
Pカッターで鋸が入るだけの切り込みを入れ、そこから切ってゆく。
職人気質ハイパーカットソーはいつもめちゃくちゃ頼りになる。サクサク切れてしまった。
グリップの中は水を吸い上げるチューブがあるだけ。このスペースなら基盤と電池を収められるかな…?
引き金にスイッチを仕込まねばならないのだが、そのあたりはどうなっているのだろう。もう少し切り広げないと。
このあたりになるとカットソーがうまく入ってくれないので、Pカッターや小型の鋸で四苦八苦しながら切り広げることになる。
このポンプの筒が外せればそこにスイッチが入れられるのかなあ。でもがっしりくっついていて外せそうにない。もう少し切り広げるか。
ここまで切り広げたがやはりこの筒は外れない。壊すしかないか…?とりあえずこの筒の中身を確認してみよう。
ポンプは思ったより柔らかな素材で、切り広げるとこんな構造が現れる。筒の中にバネが通っていて、シリンダーヘッドを前の方に押し、負圧でグリップの中の水を吸い上げる。引き金を引くとヘッドが後ろに押されて、水を発射するわけだ。
この筒はそのままにして、筒の中にうまくスイッチが収まってくれればいいのかな…?
少し話がそれるが、この水鉄砲、左側に安全装置があるのはいいのだが、
右側にも同じ造形がついているのにはがっかりした。
こんなの親指ではね上げたり下げたりするのが前提なんだから両側についてるわけがないじゃないか。設計する人銃のことわかってないよねえ。
…と思っていたのだが、DVDを見返すと、なんと劇中では右側にも安全装置がついている絵ばっかりだ。
設定画には左側の絵しかないので、作画マンが右側描かざるを得なくなると、左側をの設定を左右反転して描いちゃったという事情が透けて見える
…のだが、調べてみると、現実の銃でも右利き・左利き両方に対応できる機種が近年増えているそうだ。未来の銃ならなおさらだろう。
私の銃の知識が古かった、ということでこの話は決着させておくのが平和なようだ。