2202ヤマトはなぜ素晴らしいか | 波動砲口形状研究

2202ヤマトはなぜ素晴らしいか

艦首、ノズル、舷側と目立つところを紹介してきたが、自分的にはそれに負けず劣らず重要なリファインが2202モデルでは施されている。

 

2202は第一主砲が少し後ろ寄りになっているのだ。

 

 

その効果は引きで見たほうがむしろ分かりやすいのではないかと思うのだが、

 

 

2199ヤマトは第一主砲が前よりになっていて、第二主砲との間のスキマが妙に大きい。

 

この間延びのせいで艦中央部の武装の密度感、というヤマトの魅力のひとつを損なっている。

 

もう一つ重要な変更が、主砲下の回転台が低くなっていること(赤矢印)。2199デザインだと主砲が甲板から浮いていて、主砲らしいどっしり感がいまいち出ていなかった。

 

 

 

第一主砲が前寄りなことと、回転台が高すぎることは、自分としては気になってしょうがなく、毎度のように後ろにずらして回転台を下げる作業を繰り返してきた。
 

*2199 1/1000

 

*無印 1/500

 

これはやりすぎると主砲が回転できるクリアランスがなくなるので微調整の必要な面倒な作業なのだが、

 

 

2202のキット化が実現した暁にはそうした苦労も無くなるか軽減されるだろう。

 

波動砲やノズル、舷側に比べると主砲周りの改訂はそれらしい「前フリ」が一切見当たらない。

 

正直全く予期していなかった改善点で、驚くと同時に感激もひとしおだ。

 

バンダイ様、このあたりも含めて完全再現でのキット化をぜひにお願いします。(五体投地)