パルスレーザーの謎 | 波動砲口形状研究

パルスレーザーの謎

側面のパルスレーザー群はヤマトの外観上の大きな特徴の一つだが、劇中でよくそれが消えてしまうことがあって、子供心にも疑問に思っていた。

波動砲口形状研究

作画の手間から省略されることは分かるのだが、それを勘案しても不自然なのだ。

「大クロニクル」で初めてその疑問が解けた。
この箇所は当初はミサイル発射口として設定されていて、

波動砲口形状研究

そのときに作画された後部からの設定図が

波動砲口形状研究

その後パルスレーザーに置き換えられても修正されず、そのまま作画のベースに使われてしまったということだそうだ。
ヤマトの形状についてひとつ謎が解けた気分だ。

しかしこれが間違いだということも認識はされていたようで、ちゃんとパルスレーザーに置き換えられた絵も存在する。

波動砲口形状研究

これが21話の絵だ。ところが22話では上掲のパルスレーザーのない絵に逆戻りしてしまっている。
タイトなスケジュールの中で誰も管理しきれなかったというのが実情なのだろう。

初代のヤマトの姿というのは変幻自在が基本のようだ。