なぜか関西弁 | 波動砲口形状研究

なぜか関西弁

「島クーン、ね、島クン。」
「なんや古代きっしょい声出すなや。」
「あのね、砲塔の測距儀の裏の穴、あるでしょ。あれ、埋めるでしょ。」
「…いや、ほっとくよ?」
「うそーん、冗談きっついきっつい、冗談きつ子さんやわ。お母さん島くんをそんな情けない子に育てた覚え無いよ。」
「誰が俺の母さんや。このヤマト製作の目標は斜め前から見てかっこ良ければOK、これが基本路線やったやろ。測距儀の裏の穴なんか見えへんやんけ。」
「何ゆうてんの穴埋め基本工作でしょ。そんなこともせんと世間様に顔向けできると思てんの?」
「誰も見てへんチラ裏ブログで、世間様も何もあるかい。大体な、おまえ本当に穴埋めだけで済まそう思てるか?この間から測距儀の位置が高すぎる、バンザイしとる、測距儀のウデはオツカレチャーンでないとおかしい、ゆうてずーっとオツカレチャーンのポーズしとったやろ。」
               ∧_∧
オツカレチャ━━━━━━(´∀` )━━━━━━ソ!!!!!
              /     ヽ
             / 人   \\   彡
           ⊂´_/  )   ヽ__`⊃
                / 人 (
               (_ノ (_)

「そらそうやがな。設定図見てみい。OP見てみい。過去のプラモやトイかて殆どそうやで。ウデは気持ち下がっとるもんなんや。」

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「それでおまえ、穴埋めついでにそこも直してまおとか思っとるやろ。」
「どきっ」
「ときっちゃうねん。おまえそれどんだけ大変かわかってへんやろ。そら一つ一つの工作は小さいか知れん。せやけどそれを6個やらなあかんねんぞ。6個。」
「ボク頑張るし。やればできる子やし!」
「おまえは頑張れば出来る言うて結局寝てすごすのび太系やんけ。ええか、6個やらなあかんのも大変やけど、もっと大変なのが第一第ニ主砲で4つ測距儀が並んでることなんや。

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よっぽど丁寧にやらへんと前後左右でガタガタになってみっともないやろ。左右で均等、前後でも揃って見えるように測距儀の位置を調整してパテ盛って削って形整えて、微妙にずれたら4つ揃うまで順繰りに調整して…できるか?無理やろ。」
「…」
「言い返せへんからって泣きそうな顔でオツカレチャーンのポースすんな。まあ俺も鬼やない。ええか、砲塔は船体に嵌っているだけや。いつでも手を入れられるねん。今回はなんもせえへんけど、いずれ時間と気力のあるときに、またそこだけじっくり時間かけてやったらええねん。な?それでええやろ?そうせいや。」
「…あんな島くん、ボクな、ほら、砲塔の上が変に凹んでるやんか。」

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「ああ、あそこだけ1/350風やな。なんであんなんになってんねやろな。」
「そこはな、もういいよ、直さなくていいよって、言おうとおもててん。」
「おう、あれ直すのもまた大事やしな…ってゆうてもそこは譲ったから測距儀はOKみたいな話にはならへんぞ。あかんもんはあかんねん。ええな?」
「それでな、島くん、これ見てほしいねん。」








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「おんどれ何してくれとるんじゃあっ!!!!」