2024.1.19 vol.134
飲食店コンサルタントの
カエルカンパニー結城です
今、沖縄の土地の上昇が凄まじく
上昇率は、全国№1にまでなっています
かたや沖縄の名物食堂や老舗のお店が
閉店するニュースが続きました
残念だなあと思っていた所
おでん専門店の「おふくろ」を
「やっぱりステーキ」さんが事業承継したそうです
こうした話では
仙台の70年続く炉端屋さんを引き継いだ
「絶好調てっぺん」さんの『事業承継』が感動的
毎年、仕事始めの日には
常連さんが集まって一緒に
年の始まりを祝ってきた行事を
今もなお、引退された後にも場をつくられていて
事業承継をされながらも
完全に撤退ではなく、大将に活躍の場を残して
一緒に新しい未来を創り出していく感じが
最高に感動的
コロナ前ですが、仙台に行った時に
たまたまその場面に出会い
それはそれは感動したのを覚えています。
沖縄の場合は内地とはまた違う難題が・・・・
今日、用事があって沖縄の事業継承センターに伺い
沖縄での事業承継について
色々と教えていただきました。
個人的には、老舗の飲食店さんが
閉店する前に譲渡先を探すなど何かできないか?と
思っているのですが
ただでさえ、物価高騰や人件費の問題で
コロナ禍からの赤字が解消できず
経営不振での事業譲渡が多いのは
値上げができない。
のが理由だと思っています。
更にそこに「地代上昇」という
沖縄ならではの課題があり
なかなか資金力がないと引き継いだはいいけど
事業の存続が難しい状態から
譲渡先が見つからずに閉店に至ってしまう事があるそう。
要するに
これまでは何十年も契約を変えなかったけど
新しい人になるんだったら
家賃をあげますね!!って事なんだそうです。
これまで20万だった家賃は
35万になるとか
だいだい1.5倍以上になるそう
そのまま引き継ぐのだと
事業継続が難しいので、
新しい形にしないとやってけないですよね
ブランドを引き継ぎつつも
新たな価値を創り出し
新しい事業にしていく
そんな変化が必要そうです
はたまた
沖縄の会社だったら何業でもいいから
譲ってくれって内地の人もいるらしく
(それはお断りするそうです)
沖縄ブランドの価値があがるほどに
独自の文化を継承していくのが
難しくなる
なんとも難しい所ですが
そんな時こそ、腕の見せどころ!
新しい事業継承の形を創り出せるように
腕を磨いていきます!
ではまた明日
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🐸 株式会社カエルカンパニー🐸
理念構築から飲食店運営全般のコンサル
接客業全般を対象とした接客研修得意です
広島本社
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