2024.1.10 vol.96
飲食店コンサルタントの
カエルカンパニー結城です
広島に戻った今日は
『事業継承』がテーマのコンサルを2件。
今日はそんなお話です
何を引き継ぐのか
『事業継承』
様々なやり方がありますが
私が思う事業継承の最高の形は
お店を引き継ぐのではなく
商品を引き継ぐのでもなく
魂や思いを引き継ぐ
のだと思っています
これまで歴史を作ってきた
地域に愛されてきたお店だからこそ
そのままの形に囚われる人もいますが
時代が変われば
求められるお店も変わります
昔は
習字とそろばんを習っていた子供が
今は
パソコン教室に通うように
時代と共にお店も変化していくもの
福井県のパソコン教室英子さんのブログ
だからこそ、創業者はなぜ?
その時、そのお店を始めようと思ったのか?
原爆が落ちて
暗くなった街を少しでも明るくしたい!
と思ってお菓子屋さんを始めたとか
商品を売るのではなく
その商品を使って何がしたかったのか?
それが大事だと思うんです
今日お一人目のコンサルは
これから新しいスイーツ屋を
開業される方
実家は、広島で有名な
老舗のお菓子屋さん
残念ながら
お父様がお亡くなりになってからは
お店を畳んでしまっています
今回、起業されるのは息子さん
そのままの商品では時代的に厳しい
なので、そのまま継ぐのではなく
自分がやりたいスイーツの中に
そのメソッドを取り入れて
新しい商品を
作り出しています
お店の名前には
一部同じ名前を付けて
今日新しく販売する商品にも
そのお店の名前をつける事になりました
全部をまだ話せないのですが
私も、クライアントさんも
お互い感極まって涙を浮かべながら
話をしてしまいました。
時代に合わせた
また引き継ぐ人が
自分の人生をかけてやりたい事に
そのメソッドを組み込んで
新しい形にして世の中に放っていく
新しい事業継承の在り方に
泣いてしまいました
お店は7月オープンにむけて
着々と準備が進んでいます。
報告ができるようになったら
紹介しますね
事業継承で悩んでいる全ての人の
目標となる存在になって欲しいと願っています!
老舗感はそのままにリニューアル
午後からのお2人目の方は
20年続く地元に愛されてきたお店で
働いていたスタッフさんが
お店を引き継ぐ事になり
このたび
リニューアルオープンする事になりました
これまでは
お客様に喜んでもらいたい!って
思いいっぱいの経営をされていたお店ですが
昨今の原価高騰には
このままの値段では耐えれないので
リニューアルを気に
なんでも売っていた食堂のようなお店から
コンセプトを見直し
「おにぎり専門店」としてオープン
値段もあげて
メニューの構成も変えて
持ち帰りの容器を見直して
POSレジを導入して
チラシやメニューも
新デザインに変更されました
今日はオープン前の最終チェックに伺いまして
内装のレイアウト変更や
足りないところ
POSレジの確認などを行いましたが
既にお弁当の予約が沢山入ってきていて
お休みをしていた間
リニューアルを楽しみにされているんだなあって
嬉しくなりました
リニューアルといっても
不用品の片付けや清掃がメインで
昭和の雰囲気はそのままに生かして
残っています。
初めての経営。
値段もがんっっとあげたので
不安だと思いますが
ここの「おにぎり」
本当に美味しいんです
海苔から、お米から。
創業の時からこだわってきた食材が
輝いています
このお店の場合は
20年の歴史と
こだわった食材には1つずつ
なんでこれを選んだか?って理由があり
その思いだけは壊さないようにって
変える所は変えて
残す所は残したメニューを考え直されました
近くに行く事があれば、
ぜひ寄ってみてください
むすび屋
〒738-0034 広島県廿日市市宮内777−3
今回
廿日市商工会議所さんのサポートが
素晴らしすぎて感動的でした
商工会議所とか行政機関は
本当に利用した方がいいです
では、また明日
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🐸 株式会社カエルカンパニー🐸
理念構築から飲食店運営全般のコンサル
接客業全般を対象とした接客研修得意です
広島本社
広島市南区金屋町1-18-1003
沖縄支社
沖縄市仲宗根町36-5
メール:kaerucompany64@gmail.com
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