かえるちゃんは思い切った買い物をした。

それは・・・・







お雛様です(*^-^*)ラブラブ




かえるちゃんは お人形が大好き。

なぜって

かえるちゃんは女の子だから だ。


いろーーんなお人形や ぬいぐるみや、マスコットやテディベアを

かえるちゃんは 自分の(saitamaにある)アトリエに飾っている。



でもその中にお雛様は、残念ながら、 無い。



度重なる転居で、 実はかえるちゃんは・・・・


思い出すだけでウルウルしてしまうので
詳しくは書けないかえるちゃん観察人ひとみgo!であるが、


処分せざるを得ない状況になって、
大好きだったお雛様を処分したことがあるのだ。



それ以来、

ずっと、


お雛様がほしいなぁラブラブ


とかえるちゃんは思っていた。



数日前。

かえるちゃんは とことこと浅草を歩いていた。

浅草が大好きで、かえるちゃんはよく浅草をお散歩している。



とある行きつけの陶器やサンで、

かえるちゃんは見つけてしまったのだ。



九谷焼の 


それはそれは愛らしい、しかも高貴なお顔のお雛様を。


1時間くらいウロウロとしていたかえるちゃんだったが


その日は 黙って帰っていった。


その晩、眠ろうとして目を閉じると、昼間見たお雛様がぽわんと浮かんできた。


    ・
    ・
数日後。


また、お雛様を見に行ったかえるちゃんだ。


そしてその翌日。

また、お雛様を見に行った。



日曜日だったので(って今日だ。)、

大勢のお客さんで店内は賑わっていた。

お雛様の近くに立って、

かえるちゃんは ほかの器を見ていた。


すると なんとしたことか。

熟年のご夫婦が、かえるちゃんのお雛様を見て


奥:『あら素敵ねぇ、、、。』
旦:「これは○○に買ってあげたいなぁ。」



という会話を交わしているではないか。
○○というのは お孫さんらしい、とかえるちゃんは思った。


かえるちゃんは どきどきした。

感じのよいご夫婦なのであるが、

そのお雛様が 人手に渡るのを見たくない、とかえるちゃんは思った。



そこへ 

店員さんがかえるちゃんに話しかけてきた。

かえるちゃんが手にしていた器を


「これ可愛いですよね^^ ちょっと珍しいカタチでしょう?
 この窯元さんのオリジナルなんですよ。」


と 説明してくれた。

益子焼の、なんともいえないほのぼのとした器だ。

色合いが、
小さい頃に お母さんが益子で買ってきて
愛用していたコーヒーカップに似ていて
なんだか懐かしくて手にとって観ていたかえるちゃんだ。


釉薬の加減が、優しくて、器のカタチも手になじんで、
かえるちゃんは その器を購入することにきめた。


店員さんが ニッコリわらって、器を包みに奥へ行こうとするのを


あのっ



かえるちゃんは 引き止めた。


あの、あのあの、、、、

 そちらのお雛様なんですが・・・・・・」



さっきまでお雛様を熱心に見ていたご夫婦は
少し離れたところに移動していた。



そのお雛様は 一点モノですか・・・・」



店員さんは 「はい」とうなづくと、お雛様を優しく手にとって

「こちらは九谷焼の・・・ 作家さんの作品で、この一点だけなんです。」



かえるちゃんは


「あのっ 今日は、あまりお金をもっていなくて・・・・
今日は買えないんです。

 でもっ
 明日必ず来ますから、予約させてください!
 私にこのお雛様をください!」


と 言っていた。



どきどきした。


店員さんは優しく、

「はい^^ありがとうございます!
 大丈夫ですょ、おとりおきいたしますよ。」


と言ってくれました。


かえるちゃんは安心して、

「なんだか忘れられなくて・・・・

 何度も観に来て・・・・

 買わなきゃ後悔するな、って思って・・・・」


店員さんは


「よかったです^^ご縁があったのですね。」

と言って、伝票を書いてくれた。

かえるちゃんは どきどきと嬉しさとで胸が一杯になった。



とても素敵なお雛様なので、

saitamaのアトリエではなく

神宮前の ATELIERいおり  に届けてもらうことにしたかえるちゃんだ。

たくさんの方に観ていただきたいと考えているようだ。


親王飾りといって、
お内裏様とお雛様、お二人だけのシンプルなお雛飾りだ。




しばらくは、かえるちゃんのオヤツは無しだ



オヤツ無しのかえるちゃんにエールを贈ろう(笑)
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