ミサイル博物館 | Let's go wherever you want to go!

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~期間限定California生活~

12/28/2021①




旅は7日目。


明日の早朝の便で帰るので、今日が最終日です泣





移動につぐ移動で




疲れてしまって、昨日は寝落ち。。。





翌日の予定をよく確かめなかったのが悪かったアセアセアセアセアセアセ




ホテルの朝食を食べコッペパン


とっても明るくてフレンドリーなおばちゃん店員さんでねひらめき


はぁ〜朝からお腹いっぱい食べちゃって、おまけになんか楽しかったーって大満足で部屋に戻り…



戻るなり子供達はテレビを観はじめて、さー出発の準備をぼちぼちしますかーと、、、ふと、、、、、

あれ?今日最初の目的地、予約は何時だっけ??こっから何分かかるんだ???



調べて愕然ガーン


パパ、もう今ココ出ないとヤバいかも…驚きいや、ヤバい…


なんだとー??



10時からのツアーを予約してます。

今現在9時15分。

ここから現地まで40分かかります。。。ネガティブ




そこから部屋中に散らばる荷物を大急ぎでかき集めて準備ピリピリピリピリピリピリ



目的地はココ↓


Titan Missile Museum



せっかく予約したけど…

軍施設だし、無理かもなぁ…泣


しかも予約した時に折り返しもらったメールには、ご丁寧に"15分前からチェックイン受け付けてる"とか書いてあるし魂が抜けるこういう時に限って…!!





最悪ダメなら、諦めた別のスポットに行けばいいかー、、、悲しいけどー、、、泣くうさぎ



半分諦めモードでハイウェイ飛ばし過ぎないように飛ばしながら、

ふと気付くとユタナンバーの車とずっと抜きつ抜かれつ並走してる事に気がつく…


わざわざユタから来るということは…

もしかしてこの人も目的地一緒なんじゃない?しかもうちと同じで急いでる…はてなマーク



当たり二重丸



駐車場着いて車を停めたと同時に飛び出して猛ダッシュするカップルびっくりマーク



負けらんねー物申す



じゃなくて、、、アセアセ

遅刻したってことを説明できる自信がないので、「me too!」ってこの人達に便乗しちゃおうとババアもみーくんと猛ダッシュランニングランニングランニングランニング



館内に入ると10分ほどの遅刻アセアセアセアセ


カップルがいろいろ説明してますアセアセ

おばさんもうんうんうんうんって後ろからアピールアセアセ

そのうちパパとしーちゃんもやってきて。。。


結果、次のツアーなのか30分後のに参加できる事に笑い泣き良かった…カップル達も一緒でした。




ツアーの最初は映像を観てお勉強。


タイタンは、どこぞの国がよく飛ばしてて聞いたことのある大陸間弾道ミサイル。

冷戦時代にはここに核が搭載されてたそうアセアセ

その威力は広島や長崎に落とされた核爆弾の何百倍の威力があったらしい…不安


他にも衛生打ち上げロケットとしても使われて、これ自体も何度も別の基地などから打ち上げられて、その後廃棄されたものがここに置かれているのだそう。



概要を学んだら、一旦屋外へ出て、それからいざサイロへ向かいます。


ここにサイロが作られたのは、この一帯は昔から銅が採掘されていた所で、

それゆえ人があまり住んでいない地域だから、と。


確かにすぐそばには採掘場跡があって、見晴らしの良い高台にありました。




小高い丘みたいなのが採掘場↑



↑左側のクリーム色のコンクリートの部分がサイロ。

あたりが見渡せて景色がいいです。




近くに入り口があって、階段を降りていくと、分厚い壁が。




1人じゃとてもじゃないけど開け閉め出来そうにない…



サイロや管制塔は地下にあって、地震発生や近くに爆弾が落ちても振動を受けないように、サスペンションでショックを吸収する仕組み。


↓ガイドさんの奥に見えるのが巨大なサスペンション↓



中央あたりのイスに座ってる2人が、実際にここで働く兵士の役。

2人が同時にキーを回すことでミサイルが発射される。


スイッチ入れてから1分以内にミサイルが発射されて、地球上のどこでも30分やそこらでターゲットに落ちるらしい…ひぇ〜…



そもそも1人ではサイロに入れなくて、整備作業も操作自体も1人ではできないようになってます。




司令は全て暗号。


↓穴が開いてるコレ↓を読み取る。



文字や言葉で指示した場合、兵士に迷いが生じる可能性があるわけで(「え、そこオレの知り合い住んでるんだけど…驚き」みたいな)、それをなくすためだったとか。




サイロと管制室をつなぐ通路。




道の両側、数歩置きにサスペンションがずらっと。




兵士は毎日設備内のすべてをひたすらにチェックしてたんだって。


司令が来たらすぐに動かせるように。




だから燃料も、はじめは液体酸素だか使ってたらしいんだけど、それだと常温で保存できなくて、

司令きてから注入してたら時間がかかってすぐに発射できない。


そんなことしてる間にやられてしまうんで、常温保存できるような化合物が使われるようになったんだとか。




さて、いよいよ、ミサイルサイロへ。




でっかーガーン



こうやって窓から見学します。




サウスダコタでは上から眺めるだけだったから→コチラ


本物のミサイルのデカさにビックリ‼️


タイタンⅡは、アメリカがこれまでに製造した大陸間弾道ミサイルの中で最大かつ最強だったそう。


こんなでかいのに最高は音速の20倍の速さに達するとか恐ろしすぎ…



ミサイルの存在はロシア等への抑止的な面もあって、

必ず動く、スイッチ押したら確実に飛んでくぞっていう脅威が必須で、

それで当時は実際にここに核が搭載されてたわけで、

そん時の兵士の心理状況とかね。。。不安誤作動もそうだけど、敵からここが狙われる可能性も高いわけだし、戦争があって緊張の世界情勢だった当時は稼働する可能性も高かったわけで、いつ稼働!ってなるか…って気が張り詰めてただろうし…



実際に見学して、想像してみると、背筋が凍るような恐怖を感じました。





屋外にも展示があります。



バタフライ式のタービンで燃料が注入されるって言ってたかな??






予約したツアーには遅刻してしまったけど、見学できて良かった。。。





上から見ると、さっき覗いてた窓が見えます。

ホントに大きい〜…







こんな施設、なくてもいい世の中になるのが一番良いってのは当然なんだけど、

いろいろな国があって、いろんな人がいて、

そうも言ってられないのが現実…



身を削って任務につく人達もいるんだと、それによって大勢の人が普通に生活することが出来るんだと気付きました。。。





続きます