簿記の資格がいらない経理の仕事ってあるの? | 『みんなの経理』~経理の転職ブログ

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30歳・経理未経験から経理正社員に転職したモブ美の『経理部員の生き残り戦略』

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経理といえば「簿記」!

簿記がないと経理の仕事に就けないのかな?と思われる人も多いはず。

 

実際の求人も「簿記2級以上」とか、「簿記3級必須」なんて言葉を目にします。

 

でも、世の中には簿記を持っていなくてもできる経理の仕事はあるんです。

簿記がいらない経理の仕事とは

経理の仕事といってもさまざまな業務内容があります。
 
簿記の資格がいらない経理の仕事には、
 
  • 請求書発行
  • 支払業務
  • 会計データ入力
などがあります。
データ入力には簿記の知識が必要そうですが、実際にはそうでもありません。
 

ほとんどの企業では、毎月同じような取引ばかりなので、前月と同じ内容で登録すればいいだけ、なんてことも多いです。

簿記の知識よりも、会計ソフトの使い方の知識が求められるといっても過言ではありません。
 
もちろん、簿記の知識があったほうがスムーズに仕事が進みますし、ミスも減ります。

「簿記勉強中の方もOK」という求人を狙う

経理の仕事は、簿記の知識がなくても会計ソフトの使い方さえマスターしていればできる仕事もあります。
 
ただし、簿記の知識があったほうがミスも減りますし、前例のない取引でも悩まずに処理できます。
 
そのため、「簿記は仕事をしながら取ってくれたらいいよ」というスタンスの会社もあります。
 
できることから徐々に仕事を任せてくれる求人や、簿記勉強中の方も歓迎としている求人を狙ってみましょう。

簿記を持っていた方が転職で有利になる

簿記を持っていなくても経理の仕事が見つかる可能性はあります。
 
簿記の資格不要の経理に就けたとしても、次に転職を考えた時に、
 
同じように簿記の資格不要の求人を見つけることはかなり難しいでしょう。
 
会社としても、最低限の簿記の知識を持っている人を優遇します。
 
簿記を必須としている求人の割合は圧倒的に多いですから、
 
長期的な視点を持って経理として働き続けたいのなら、簿記は必ず持っていた方がいい資格です。
 
簿記2級は難しくても「簿記3級と実務経験」でも大きな武器になりますから、資格取得を検討してみましょう。