いざ、戦いの時

『ねぇ、福祉バザー行くでしょ?』

え…
朝早いからめんどい…

『は!?行かないの!?』

あ…

『かおちゃ～ん、明日はバザーよ～』

バザー、知ってるし

『行かないの～掘り出し物が～

』

はいはい
気が向いたらね…

毎年この日は
やたらと張り切る、上の娘とおかん
バザーのお誘いです。

そう、本日は
毎年恒例の福祉バザーの日でございます

朝早くから
掘り出し物を求め
小学校の体育館前には行列ができる日
島では、あまり見られない行列(笑)

大物は
早くから並ばないと
手にする事は出来ません

雑貨に食器
洋服は、人の山を掻き分けて挑まないと
いいものは見つけられません

気合い入れて
挑む戦いの日なのです(笑)

いまいち、気分が乗らない私でしたが
娘と母に誘われ
朝から戦ってまいりました‼

今年も人の山、山、山…
人の山を掻き分けて
食器に、ケーキの型に…

あーじゃないこーじゃないと言いながら
掘り出し物をゲット(。-∀-)

段ボールの中を引っ掻き回し
掘り出し物を探～す

もういいんじゃないかといいながらも
見るのもあさるのも楽しくなり
『もう一周

』と、娘と歩き回る体育館

物を見るのも
人を見るのも楽しいバザー(笑)

毎年素通りする本コーナー

そんなコーナーを見て娘が言った

『ねぇ、ママの本出てるんじゃね!?』

やめなさい

出てたら寂しいじゃん

ママは見ないから一人で見なさい

『あっ!!あるぞ!!』

えぇーーーΣ(Дﾟ;/)/
恐る恐る
覗いた段ボール

出てるーーー

これ、悲しいような嬉しいような…
複雑な気持ちね(笑)

手にして読んでくれた人がいたんだと
嬉しい気持ち

そして
バザーに出されてると言う悲しい気持ち(笑)

なんだか
複雑な気分だけれど
これがまた、他の人の手に渡るのも
悪くもないのか?

私の本を手にし
楽しんでもらえるのならそれはそれでよかったり?

複雑な気分だけれど
よしと言うことにしておこう

バザーも終わりに近づくと
周りには
両手いっぱいの袋と笑顔でいっぱいの人たちがいた

これもまた、毎年恒例ね(笑)

私と娘の前を歩く
両手いっぱいの袋を下げたおばちゃん発見