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8月17日、朗読劇「歌われなかった海賊たちへ」を観てきました。
朗読劇と聞いていましたが、実際には動きがかなりあって舞台みたいでした。
ドイツ・ナチスというこれ以上ないほど重いテーマを、小越さんはどう演じるのかーー
そう思いながら劇場に向かいました。


北千住にあるから1010かな

愛しの四文字

買ったけど読まずに観に行きました


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感想を書いてみました。

削除しきれずに長文になってますあせる


 ヴェルナーのビジュアル



まず目を奪われたのはビジュアル。
ふわふわの金髪は少しくすんだ色合いで、少年らしい可愛さと大人っぽさが同居してました。
 
衣装はニットベストにグレーのパンツ、革靴。
外国の少年のようで、異国感のある世界に溶け込み、舞台の雰囲気を一層引き立てます。
さらにキャスケットをかぶる場面はかっこよさと可愛さが際立ちました。
 

 

 ヴェルナーとレオンハルトの印象


ヴェルナー(小越勇輝さん
 
父をナチスの密告で失い、孤独と復讐心を抱える16歳。
エーデルヴァイス海賊団の仲間と過ごす中で、少しずつ心を開き、笑顔を見せるようになっていきます。
小越さんの演技が、ヴェルナーの成長と友情の大切さを丁寧に描き出していました。
 
レオンハルト(和田琢磨さん
 
恵まれた環境にありながらも正義感が強く、大らかで真っ直ぐなレオンハルト。
海賊団の象徴のような存在
仲間を守るために自らが犠牲になる覚悟も、和田さんの落ち着いた雰囲気と強さで説得力を持って描かれてました。
 


 

 印象的な台詞・場面

 

「わかったと思う傲慢さ」

この作品の重要なテーマのひとつ

 ヴェルナーに「君のことが分からない」と言われたエルフリーデが叫ぶ場面
 父を密告したホフマンを殺そうとしたヴェルナーをエルフリーデは「わからない」と言った。
 他人を見た目で分かったと思い込むことは傲慢であり、『他人の痛み』を本当には理解できないことを突きつけられました。
 
「声をあげること」
 「知らなかったでは済まされない。見たものは声をあげなきゃならないんだ」
 大きな権力に対して勇気をもって行動した彼らの思いが強く残ります。
 
「命より誇り」
 少年たちは収容所の橋を壊したが、ナチスは連合軍の仕業にしようとした。
 自分達の行為を無かったことにすれば命は助かったかもしれないのに、誇りを選ぼうとした彼ら。
 その気高さに胸を打たれました。
 
「大衆の沈黙」
 収容所にいる人々を虐待から助けようとして仲間(レオ)が捕らえられたことは絶対におかしい。
彼らは仲間を助ける為、暴力でなく歌の力で大衆を動かそうとしました。

しかし「ー歌われなかった」

大衆は勇敢に戦った若者を、彼らの想いを救うことはしなかった。

それでも歌という文化は消えず、後世に伝わり、時代を超えて影響を与えることができる――

作品タイトルの意味を体現した場面でした。


これらのテーマが登場人物の行動と重なり、物語に深みを与えていました。
物語の中だけの話ではなく、現代の私たちにも重ねて考えずにはいられませんでした。
 

 

 レオンハルト(以下レオ)の手紙

 

最も心を打たれたのは、レオが処刑され亡くなる前にヴェルナーへ残した手紙の場面です。
 
レオは過去にヴェルナーに助けられたことをずっと忘れずにいました。
「金持ちの息子」として袋叩きにあった時、手を差し伸べてくれたのがヴェルナーでした。
 
レオは同性愛者でもあり、ヴェルナーを深く愛していました。
手紙にはその想いと、信念を貫いた彼の切なさが刻まれていて胸に迫ります。
 
号泣ポイントがいくつかあって・・・
1️⃣海賊団としての出会いでレオがヴェルナーに言った「殴り方を教えてやる」という言葉。
それは「(密告者を殺すという)個人的な恨みではなく、大きな悪(ナチス)に立ち向かう力」
だけどその言葉は、実はヴェルナーがレオを助けた時の言葉だと知った時の気持ち。
助けられたレオは、今度はヴェルナーを助けようとしたんだなって。2人の絆に感動しました。
 
2️⃣手紙の中で自分が同性愛者だと告白するレオ。
そこには「君が僕を気持ち悪いと思わないかが怖い」
堂々としてるように見えたレオの傷つきやすい心
最後に愛する人に明かした秘めた愛が可哀想で泣かずにいられません。
 
3️⃣手紙の最後に海賊団のルールが書かれて
⚫︎ひとつ、エーデルヴァイス海賊団は高慢な理想を持たない。ただ自分たちの好きなように生きる。
⚫︎ひとつ、エーデルヴァイス海賊団は助け合わない。何が起きても自分で責任を取る。

多分、後の方を君は忘れそうだ。せめてもう片方は守ろうな。
この言葉が最大限のレオの愛だと思いました。
戦争で自由を奪われたように生きてた彼ら。
レオが最後にヴェルナーに伝えたのは「好きなように生きろ」
 
小越さんはヴェルナーの心情を涙で表現し、私も涙を流さずにいられませんでした。
舞台の感情が最高潮に達した瞬間でした。
 

 全体を通して

 

ドイツのナチス時代に抵抗した若者たちの物語。
歴史には残らなくとも、確かに存在した勇気と友情、希望、戦争の悲惨さ。
「平和をどう守るか」という問いかけ。
 
舞台の演出と役者たちの熱演が一体となり、それらを鮮やかに伝えてくれました。
 

 小越さんへの想い

 

そして私の推しの小越勇輝さん――板の上の小越さんはやはり格別でした。


ヴェルナーを演じた彼が涙を流す演技が目に焼き付いて愛しくてたまらない。


役に入り込んだ感情が観客の心に響きわたり、自分の感情のように胸に迫りました。

本当に素晴らしい俳優だと思います。


今回も新しい景色を見せてくれた小越さんに

心からの感謝を込めて。

今回の感動をずっと大切にしていきたいです。



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今日も読んで下さってありがとうございました。