最近とても気に入っているFT8で移動運用をしたいと思った。
この場合の移動とは徒歩移動と云う意味である。
徒歩のため、なるべく軽いほうが幸せだ。
最初はパソコンを考えていたがRaspberry Piにしてみようと机上でテストして見た。
結果的にこれが使えることが分かった。
準備したもの
・Raspberry PI 3B +
・無線機FT-817ND
・CATケーブル(LD-C100 USB TO CT-62)
・データ通信ケーブル
これはIBMパソコンのPS2キーボードケーブルと同じである。
・データ通信インターフェース(自作)
・SoundBlasterPlay!3
もしくは中華製の5.1 USB to 3.5mm Audio Adapter 3D Sound
Card mic headphone Jackでも良い
・3.5φステレオケーブル2本
・16GBマイクロSDカード
・GPS受信機
VFAN USB GPS Receiver
・USB-HUB
・キーボード(手持ちのApple USBキーボード)
・10インチディスプレイ
UNIROI 10インチ Raspberry Pi用 ディスプレイ
1024 * 600解像度 HDMI入力マウス
・インストール作業用パソコン
まずはRasbianをインストールする。
Rasbian Desktopのインストール(インストール作業用パソコン上で実施)
ダウンロードしマイクロSDカードに書き込む
SDカードはWindows10のフォーマットで初期化しておく。
https://www.raspberrypi.org/downloads/
「Raspberry PI Imager for Windows」をクリックしツールを
ダウンロードする。
ツールをインストールし実行する。
CHOOSE OS
Rasbianを選択する
CHOOSE SD
セットしたSDカードを選択
WRITEをクリックするとSDカードにコピーされる。
WRITEが終わればRasbian OSが書き込まれたマイクロSDを
Raspberry PI 3B+に差し込んで電源を入れる。
そうするとGUIで初期設定画面が現れるので指示にしたがって設定していく。
言語、パスワードを設定する。
ネットワークを設定していないのでSoftware updateで
ネットワークのエラーが出る。
BackをクリックしてWiFiの設定画面まで戻る。
SSIDを選択しセキュリティキーを入力してネットワークに接続する。
その後Software updateを続行する。
インターフェースではsshとVNCを有効化しておいた。
これは好みである。
なお、VNCは初期設定ではUNIXパスワードになっている。
そのためMacからの接続はできない。
VNCパスワードに変更しておく必要がある。
終わればRestartして完了だ。
次回はWsjt-xのインストールである。