今さらなんですが続編公開前に
やっと観ましたよ
映画「プロメテウス」（2012年）
「エイリアン」（1979年）の前日譚シリーズの一作目
あのエイリアンがなんで産まれたん？
正直言うとどうでもいい話ですが…
だって「エイリアン」を観た時は宇宙には怖い異星人が
いっぱいいて人間を襲うんだ！ってのがみんなの夢ですよね
こんな異星人もいました、こちらも人間を襲います
なので、この「プロメテウス」は前日譚だから観るではなく
リスベットがリスベットしてないノオミ・パラスが観たいだけ
彼女のリスベットの方が好きなんでお気に入りの女優さんですよ
さて、他の出演者は…豪華ですよね
どの船にも必ずいるアンドロイドのデヴィッド役にマイケル・ファスベンダー
なんで彼だけこんな時代錯誤なスタイルなの？
と思ったら
ピーター・オトゥールが好きなのね
「ラストエンペラー」に出てた頃ぐらいしか彼の作品は
観てないので、改めて若い頃の姿を目にして感動
イメージ作りバッチリのデヴィッドを演じた
マイケル・ファスベンダーの演技が素晴らしかったですね
機械なのか人間なのか？
善なのか悪なのか？
つねに中間的な存在で意味深な存在感が良かった
まぁ、これが一番の問題児なんですがね
ついでにシャーリーズ・セロンまで人間なのか機械なのか
わからなくなるような演技をしてるとこがいい
結局、社長令嬢でしたが
人間らしくない登場人物がいる中で人間らしく頑張る船長役のイドリス・エルバ
ボンド候補にななってるけど黒人だから無理だと思うんですが
彼の存在感もなかなかよろしかったです
ワガママ社長役のガイ・ピアース(笑)
彼って作品が気に入ればどんな役でもこなしてしまう俳優ですよね
「プロメテウス」では旅立ったハズなのに続編にも出てくるのは
回想シーンか何かでしょうか？
他にもいい味だしてる俳優がいました
豪華俳優陣の演技を観るだけで
価値のある映画ですよね
で、ストーリー展開は？
物語は人間を造った創造主を求めての宇宙探索なんですが
①「エイリアン」が舞台となる惑星と違う星の物語
あれ？と思いますが
きっと創造主=エンジニアがあちこちの星で
良からぬ事をしたんだろう…と勝手に解釈してスルー(笑)
②エイリアンの変形が著しく激しい
形が全然違うやん！イカみたいもんが出てきたし
この後、長い歳月をかけてエイリアンは変形していくんだな
って事でまた勝手に解釈スルー(笑)
③なんで腹切ったのに元気に走れるん？
帝王切開を経験した私から見るとありえない…
未来のお話だし医療ポッドを使ったから元気なんだろうな
と勝手に解釈スルー
でも縫合の時はホッチキスにも見えたけど
あれは未来の物質なんだな！っと強引に納得(笑)
で、結果論として
主人公が元気に？走れたのが
全ての元凶なんですよ
そこかよっ(笑)
もうダメ…と言いながら
デヴィッドを助けたのが良くなかった
私には無理、出来なーい
って
言っておけばエイリアンは増えなかった
うん？映画にならないな(笑)
そして「エイリアン：コヴェナント」へと続くんです
ネタバレになりますが…
こいつが全部悪いんだろがぁぁぁぁぁぁぁ(笑)
と、言うのではなくて
彼の活躍によりエイリアンは順調に増え続け
「エイリアン」（1979年）へと続くのです
このアンドロイドも人間に造られたんだから
エイリアンも人間が造ったみたいなもんですね
それとも人間が変な抵抗をしなくても
エンジニアが勝手に増やしたかも…？
とりあえず、この無限ループに
付き合ってあげようか？
と寛大な気持ちになれる方は「プロメテウス」は必見です(笑)
俳優陣の活躍は素晴らしいです
ヽ(●´Д｀●)ﾉ ﾊﾆｬ～
エイリアン全作を観てれば予想が出来る内容の映画ですが
俳優の競演を楽しむ為の作品と思えば良いかと