耄碌妄想日記 No.145 | 楓坂四駒堂

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ドキドキ

 

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耄碌妄想ラブラブ日記

 曜版No.145でおます!

 

当ブログは

曜日 午前0時

週2回更新で~す。

 

ドキドキ

 

誤解を恐れず言えば…

例のスキャンダルに触れてみて

気づいたこと…

 

世の中には

「松本人志」の大好きな人と

「松本人志」の大嫌いの人がいるということ

 

「安倍晋三」が大好きな人と

「安倍晋三」が大嫌いな人がいたように

 

彼の地では

「トランプ」の大好きな人と

「トランプ」が大嫌いな人がおり…

 

ま…あれです

圧倒的に「プーチン」が大好きな人が多い?

そんな国に比べれば、ずっと健全なんでしょうね。

 

問題は…

「松本人志」が大好きな人は

「松本人志」が大嫌いな人が大嫌いであり

逆も同様だということ…ドクロ

 

エンタメも政治も

突き詰めれば好き嫌い…

 

それって健全?

 

知らんけど…。

コーヒー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴァレンタインドキドキ後日譚…

 

実体験ではありませぬ…。

わんわん

 

 

 

 

遥かなるスクリーン

 

ハイスクール・ララバイ篇41

 

名画座のマドンナたちドキドキ

その9

 

えー…

いろいろやらかしておりますが…あはは

ナンバーリングもズレたりしてました。

先週のこのコラム

映画「断崖」のカット…

「ケーリー・グラント」を

「クラーク・ゲーブル」と間違えました。

「クラーク・ゲーブル」のことばかり

考えていたんで…

謹んで訂正しました。

 

 

 さて…「イングリッド・バーグマン」in「ヒッチコック」

 「白い恐怖」…邦題としては秀逸。

 映画がモノクロであることを効果的に生かして…。

 

 冒頭の白いテーブルクロスにフォークの跡が映し出すライン…。 

 動揺する共演の「グレゴリー・ペック」

 何だか不穏な予感…まさに「白い恐怖」

 ここから「ヒッチコック」の術中に嵌っていきます…。

 いつものように…。

 

 原題は「Spellbound」…和訳すると「魔法にかかった…」

 ま、そういう訳で、とんでもない魔法にかかってしまった男の話…。

 殺人容疑の掛かった記憶喪失の男…

 「記憶喪失もの」の古典?

 

 「イングリッド・バーグマン」

 白衣姿も凛々しい精神病理学者の役。

 時にはメガネもかけたりしてメガネ…キリリと男前が萌えます!ラブラブ

 違う意味で「コスチューム・プレイ」

 

 あれです…こう言っちゃうと、それ以後はどうなんだ?ということになるんですが…

 美貌も演技力も円熟の極みに差し掛かった頃…。

 この映画でも常に「グレゴリー・ペック」をリードしていた感じ。

 

 やはり、「バーグマン」はこの時代の作品を観ておかないと…。カチンコ

 

 ネタバレを恐れずに言うと…

 重要な登場人物の一人…「レオ・G・キャロル」

 そもそもがイギリスの舞台俳優…。

 「ヒッチコック」映画のファンなら誰でも知ってる?

 

 ハリウッド進出以後の「ヒッチコック」作品で、出演回数が2番目に多いのがこの人。

 この長い顔…よく観ましたよねぇ…。

 で、誰が1番かと言えば、カメオ出演の「ヒッチコック」自身というオチ…ちゃんちゃん!

 

 印象的だったのが、ラス前、握られた拳銃の銃口がくるりとこちらに向いて…!

 

 そして…何だかよく憶えているのが、中盤、真相を突き詰める為、逃避行の二人「バーグマン」と「グレゴリー・ペック」が訪れる駅の窓口。

 二人を気遣う名もない駅員…

 彼がラストシーンにも登場…二人を見つめるこのとぼけた顔のアップでエンドマーク…。

 めでたし、めでたし…という結末…

 多分、あの時代でもちょっとお洒落でした…。

 

 ま、謎解きスリラーのお手本のような映画。

 音楽も実に効果的…「アカデミー最優秀ドラマ・コメディ音楽賞」受賞。クラッカー

 

 もう一回言いますが…「イングリッド・バーグマン」

 とにかく美しい!キラキラキラキラ

 

 

 続いての「ヒッチコック」作品主演作が1946年

 「汚名」

 共演は前出「断崖」「ジョーン・フォンテイン」の相手を務めた

 「ケーリー・グラント」

 彼も「ヒッチコック」のお気に入り…

 この後の「泥棒成金(1955)」「北北西に進路をとれ(1959)」を含め4作品に出演。

 

 イギリス出身ですが、この人も「ミスター・ハリウッド」のひとり。

 いわゆる「スター」キラキラキラキラキラキラ

 

 「バーグマン」とはこの後「無分別(1958・スタンリー・ドーネン)」でも共演。

 

 ちなみに「ケーリー・グラント」と共演した…

 時代を彩ったマドンナたちを何人か挙げてみると…

 

 1942年…「逃走迷路(ヒッチコック)では「プリシラ・レイン」

 1952年には「モンキー・ビジネス(ハワード・ホークス)「マリリン・モンロー」

 「めぐり逢い(1957・レオ・マッケリー)」と「芝生は緑(1960・スタンリー・ドーネン)」「デボラ・カー」

 「ミンクの手ざわり(1962・デル・バートマン)」では「ドリス・デイ」

 「シャレード(1963・スタンリー・ドーネン)」では「オードリー・ヘプバーン」等々…。

 ※読みにくいでしょうが、カッコ内は監督名。

 

 何と言うか…うらやましいという訳ではないですが…う~ん絶望

 「クラーク・ゲーブル」に一歩及びませんが、この人も結婚は4回ビックリマーク

 

 さて、肝心の「汚名」についても少々…

 原題は「Notorious」…悪名高い、評判悪ぅ!いうことですね。

 

 そんなナチの残党を捕らえるためのFBI諜報員(ケーリー・グラント)によるブラジルでの工作活動。

 協力を依頼され、ターゲットに近づく女性が「バーグマン」

 

 「バーグマン」は早々に「ケーリー・グラント」にメロメロ…。

 我が身を賭して、愛する人のために任務を遂行。

 

 何て言ったらいいか…ロマンティックミステリーラブラブ

 恋愛映画って言ってもいいのかもなァ…

 彼のためならハニ―トラップも厭わぬ…と思いつつも

 恋する女性の気持ちは揺れ動いて…

 そもそも非情のスパイが恋してちゃ、ダメじゃん!わんわん

 

 ほら!恋心にお構いなく、襲いかかる危機…

 

 後半に向かって、ドキドキハラハラの連続…

 窮地に立たされる美男美女!

 そしてラスト10数分…「サイボーグ009」ばりの「加速」で、一気にクライマックスへ…。

 このテンポ、構成の見事さ…This is「ヒッチコック」クラッカー

 

 この映画で後々まで語り草になっているエピソード…

 

 当時、アメリカ映画では「キスシーン」キスマークは3秒以内で…という自主規制があって…

 「3秒ルール」って「バスケ」か?…っていう話なんですが…。

 それ以上キスが長いと、どういう不都合が生じるのかわかりませんが…

 観客が皆、発情する訳でもなし…。

 

 こんなんじゃ、燃える恋心は表現できないと…「ヒッチコック」が編み出したのはキス量産作戦。

 くっついてはチュ!、一旦離れてはまたチュ!キスマーク

 3秒以内キスの無限連鎖地獄?…キス依存症か?

 要するにトータルのキス時間で勝負?キスマークキスマーク

 それが不思議に不自然でなかったことを想い出します。

 

 どう撮れば、「バーグマン」はより耀くか?

 これすらちゃんと計算された演出…

 そして…映画って理屈なくおもしろい!…そう思わせてくれた映画です。

 

 実は「バーグマン」出演の「ヒッチコック」映画はもう1本。

 「ヒッチコック」自らがプロデュースした「山羊座のもとに(1949)」…。

 コスチューム・プレイ?

 私、この映画、観てないんで…絶望

 

 ともかく、「バーグマン」×「ヒッチコック」

 高校時代…名古屋南大津通「ロマン座」でのこの2作品…おもしろかった!クラッカー

 

 

 只、この映画公開の直後…?

 「イングリッド・バーグマン」の暴走が始まります。メラメラ

 どうする?「ヒッチコック」ビックリマーク

 

 以下次週!