耄碌妄想日記 日曜版 №78 | 楓坂四駒堂

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坂四駒堂」

耄碌妄想ラブラブ日記

今年最初の曜日

 曜版No.78でおます!

 

「脱力…!わんわんいや、全力漫画少年」

今回から再開します。

 

ともかく

当ブログは

曜日 

午前0時に更新で~す。

 

 

 

追 悼

 

篠山紀信

 

想い出すのは…

「Santa Fe(宮沢りえ)」よりも以前

70年代…

雑誌「GORO」での激写シリーズ。

 

ともかく

この人のお陰で

「ヌード写真集」を

後ろめたさなく

楽しめるようになりました。

 

心よりご冥福をお祈り致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

三度目の登場

タイトル、一度も出してませんが

この…ひたすら、たくましく

マッチを売り続ける女の子

「マッチ売りの少女A」

今後ともよろしく哀愁!

 

コーヒー

 

 

 

今回はコラム2本立

「全力漫画少年」の前に

軽く雑感」クラッカー

 

どうぞ、適当に見繕って…

 

 

 やや遅ればせながら…

 

 長年、大晦日の夜を白」で過ごしてきた訳ですが…

 今回はどうも…あせる

 

 えー…

 ファンのみなさんに対し…誠にもって心苦しいのですが 汗うさぎ

 これはあくまでも…純粋に個人の「好み」の問題。

 

 出場歌手云々ではなく…実を言うと…

 今回、どうしょうもなく生理的に受け付けない芸風のタレントさんが…あせる

 ええい!…ああ!やめとこ!ドクロ

 

 嫌なら観なきゃいい訳で…メガネ

 

 「今年は完全パスだわ!」

 どうせ作業をしながらのBGM…。音譜

 「テレ東」「にっぽんの歌」最後まで観るか…

 どうせ爺ィですもの…。絶望

 

 そうは思ってはいたものの…あれあれビックリマーク笑ううさぎ

 

 「浜辺美波」&「橋本環奈」だもんなぁ…。

 「橋本環奈」&「浜辺美波」だし…何のこっちゃ!

 「橋本環奈」の進行ぶりは天才的だもんなぁ…。クラッカー

 

 それに「クイーン」「New Jeans」はどうしてもライブで観たいし。

 

 「JUJU」「あいみょん」

 「LE SSERAFIM」「Mrs. GREEN APPLE」「エレカシ」

 「伊藤蘭」「薬師丸ひろ子」「寺尾聡」もなぁ…

 

 えっ!「Mrs. GREEN APPLE」、後半トップ!

 「New Jeans」は何時頃?…書いてないじゃん!

 

 で、右往左往…結局7時20分以降は激しくザッピング…。

 どうせ両方、録画してるし…と思いながら、慌ただしく漫画、描いてました。

 

 「にっぽんの歌」音譜

 異常にVTR多かったなあ…生放送の意味、半減。

 「石川さゆり」…こちらでは奇しくも♪能登半島でした…

 う~ん…単なる偶然…だわな…。汗

 「島津亜矢」♪昴「神野美伽」♪東京ブギウギ♪ラッパと娘

 

 個人的には何と言っても、久々「工藤夕貴」の歌声。

 亡父「井沢八郎」♪ああ上野駅の熱唱…音譜

 ちょっと、グッときました。汗

 

 

 さて白」…。

 

 相変らず、あれこれ「寄せ鍋」状態のテレビ忘年会の賑やかさ…。

 ファン以外で旧ジャニーズ一掃をさびしく感じた人っているのやら…。

 知らんけど…。わんわん

 

 堪能した歌唱・楽曲も…

 しかし…「クイーン」♪Don’t Stop Me Nowの直後が

 ♪どんこ坂(三山ひろし)ってなぁ…う~ん 絶望

 でも…これぞ「白」の醍醐味?!

 

 しかし…あの間抜けな「けん玉」失敗報告…

 前回も思ったけど、いくらなんでも、これで打ち切り決定でしょ?

 誰の差し金なのか?続けてる意味がわからん!わんわん

 大晦日に「けん玉」見たくて、誰が受信料、払とりまんねん?

 

 

 さて…ざっと振り返ると、白」後半の多くの楽曲はかなり昔の作品。

 

 「にっぽんの歌」で唄われた曲同様…いわゆる「懐メロ」

 

 私にとって「ディズニーメロディ音譜の大半は「懐メロ」

 

 ♪タマシイレボリューションだって15年近く前。

 ♪俺たちの明日だってそんなもの…。

 ♪ENDLESS RAINなんて35年くらい前でしょ?

 

 私にとってはすべて♪東京ブギウギと同じ「懐メロ」…。

 

 その他、多くの懐かしい楽曲の数々。

 カッコ良かったビックリマーク「寺尾聡」キラキラ

 たしかに、楽曲自身も「年輪」を重ねているって感じ…。

 

  出場アーティストに中でこの「寺尾聡」「ブライアン・メイ」だけが年上!

 ドラムスの「ロジャー・テイラー」はタメでおます。

 

 できれば「JUJU」♪時の流れ…じゃなく、どうせなら♪別れのブルースを聴きたかったかなぁ…?

 

 要するに、前半はトレンディなニューウエーブ…そして後半はとことん「懐メロ」中心。

 それが白歌合戦」

 これこそが年越しの国民的音楽番組のあるべき姿なのけ?

 

 つくづくそう感じた第74回「白」でした。

 

 はい! ラーメン

 

 

 

 

 

第2章

「豊饒の海へ」

 

Chapter3

年誌は荒野をめざす

 

4「ボーイズライフ」から

 「ビッグコミック」へ

その9

 

 

 なかなか「ビッグコミック(1968年創刊)」まで行き着きませんが…。

 「青年コミック誌」の草創期

 当時の創刊された「漫画雑誌」をもう少し…。

 

 これは繰り返しになると思うのですが…

 なんせ、書いた端から忘れていくという老化現象が進行中。汗うさぎ

 

 1950年代に創刊された「おとな向き漫画週刊誌」2誌。

 1956年創刊の「週刊漫画TIMES(芳文社)

 そして1959年創刊「週刊漫画サンデー(実業之日本社)

 

 ここでは「週刊漫画TIMES(※以下週漫について少々…。

 創刊当初は「漫画サンデー」同様、ナンセンス漫画、風刺漫画などギャグ漫画が中心。

 

 私が時々、手に取るようになったのは、大学に入って喫茶店に通うようになってから…。

 喫茶店もそうですが…70年代以降の昭和のラーメン店や大衆食堂…あるいはドライブイン…

必ず「週漫」「漫サン」「週刊漫画ゴラク」が置いてありました。

 

 ラーメンのスープどころか、干からびた麺までこびりついたページ。

 そんなふうに漫画雑誌が熱心に読まれたあの頃…。

 そんな風景はもう少なくなったんでしょうね…。

 

 「週漫」に掲載されるストーリー漫画・劇画の数が次第に増えていくのは、この60年代後半から。

 

 当時で印象に残っているのは「針すなお」の似顔絵カートゥーン「ウィークエンド笑」

 それと投稿コーナー「百万人のお笑い大学」

 読者の投稿によって、ひとコマ漫画の吹き出しにセリフを嵌めるという企画。

 選者は「はらたいら」

 

 漫画界の「アラン・ドロン」「はらたいら」をご記憶の方、どのくらいいらっしゃるのでしょう?

 この「週漫」連載の「新宿B.B(ベベ)」とか、後の「モンローちゃん(週刊漫画ゴラク)」とか、かわいい女の子が主人公のナンセンス漫画が得意でした。ラブラブ

 

 一般的には「クイズダービー」かなぁ…。

 「裏切り狸」と呼ばれた漫画家「黒鉄ヒロシ」の後釜回答者。

 たしか3枠…。

 ちなみに「黒鉄ヒロシ」「週漫」での連載作品は「昭和情話」

 

 人気漫画家としての傍ら約15年間、レギュラーで出演…

 最後の問題…逃げ切りの必勝法ははらたいらさんに全部!」

 

 憶えてますか?おかあさん!

 63才で亡くなってもう20年近くになりますね…。

 博識な無頼派でした。

 

 

 「週漫」の連載漫画…

 1967年から始まった「東海林さだお」「新漫画文学全集」

 大好きでした! 

 多分…私の笑いの原点です。

 「漫画サンデー」「ショージ君」が始まったのもこの年。

 

 もてない男たちの希望の星キラキラ…と言うか、憂さの捨て所?

 「東海林さだお」時代の静かな幕開けでした…。

 

 翌1968年連載開始の「タンマ君(週刊文春)」

 1969年連載開始の「サラリーマン専科(週刊現代)」の2作。

 なんと現在も連載継続中…すごいですよね。

 よ~く考えたら…軽く半世紀以上!

 私…一番長く読み続けているのは、多分「東海林さだお」「ちばてつや」ですわ。

 

 さあ…50年代に創刊された漫画誌をもうひとつ…

 「土曜漫画(土曜出版社?・隔週)

 キャッチコピーで土曜の夜のように楽しい!…とか謳ってかなぁ…?

 実話系漫画雑誌…あの手の実話です…って何のことやら…やれやれ。

 

 書店での立ち読みとか、どこかで手に取ったんでしょうね…

 60年代「滝田ゆう」前述の「はらたいら」「棚下照生」「秋竜山」など

 パラパラと拾い読みした記憶がありますが…ソフトにエロ

 そう言えば「黒鉄ヒロシ」も軽くエロいの描いてたなぁ…。

 

 そして1960年代

 早々に創刊されたのが「週刊漫画天国(芸文社)

 これは、いろいろ変遷を重ね1980年代まで続きます。

 ※2000年代に一時復活?

 

 創刊当初、私はその存在すら知りません。

 目にしたのはこれも60年代後半…。

 大人向けのマイナーな長編漫画・劇画が中心…

 そこまで過激ではないものの、80年代になって次々に現れる本格的…何が本格的だか?…エロ漫画雑誌のルーツともいうべき、そこそこのエロさ。

 

 マイナーとか言いましたが…後の70年代

 「小島剛夕」「木枯し紋次郎(作・笹沢佐保)」が連載されたのがこの雑誌。

 「佐藤まさあき」の人気作「堕靡泥(ダビデ)の星」とかありましたね。

 やっぱり、マイナーか…う~ん。絶望

 

 これら「青年誌」と言うより大人向け。

 どちらもカラーのグラビアページが…。

 ま、そういうグラビアです。ラブラブ

 

 そこそこのエロと言いましたが…

 そのエロ方面の漫画について…。

 

 本格的な…と言うのも変ですが…ポルノグラフィと言えるような性愛漫画・劇画が登場するのはもう少し後。

 

 アクション劇画・時代劇画の中のサービスシーンラブラブって感じ…

 敢えて必然性はなし。

 

 艶笑…というか、くすぐりというか…

 そういうものも「週漫」「漫画サンデー」の連載漫画の中にもいくつかありました。

 

 ここらあたりは個人的な趣味ということになるのですが…。

 

 こうした作品はやはり漫画家の画力が核。

 要するに魅力的な女性を描く技キラキラですね。

 

 この当時、色っぽい女性を描かせたら群を抜いていた…キスマーク

 「小島功」

 色っぽいだけでなく品がありました。

 

 この当時「週刊漫画サンデー」の表紙(1960~70)

 連載作品では「おれたちゃライバルだ!(1960~66)」

 「日本のかあちゃん(1966~78)」

 

 同時期に「アサヒ芸能」「仙人部落(1956~2014)」

 これは2015年に87才で亡くなる1年前まで続いた長期連載の代表作。

 更に「週刊サンケイ」「アヒルヶ丘77(1961~87)」

 

 その他「清水崑」から引き継いだ日本酒「黄桜」「河童」のキャラクターデザイン。

 

 この時代の美人画の天才。

 児童漫画・劇画の世界にはこのレベルの女性を描ける作家はいませんでした。

 しかし、「小島功」の超絶の描線は多くの漫画家に多大な影響を与えたと思います。

 

 邪推レベルですが、例えば「石ノ森章太郎」の「009ノ1」

 「松本零士」の「セクサロイド」

 前述の「棚下照生」の描くヒロインの描線とか…。

 

 一方、新たな青年・成人コミック誌・劇画誌に求められたのは、もう少し肉感的なキスマーク…言わばリアルにそそる女性像。

 ま、読者のニーズでもあったんでしょうね…。

 そうした作家が徐々に生まれてきます。

 

 次週、そんな漫画家の紹介から始めます。ラブラブ

 

 新年早々の長文…

 完読していただいたみなさん、良い年になりますように…。