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「楓坂四駒堂」
耄碌妄想日記
日曜版No.76でおます!
当ブログは
日・木曜日 午前0時
週2回更新で~す。
♪You'll be doin' all right
With your Cristmas of white
But I'll have a blue
Blue Cristmas
※lyrics Billy Have・Johnson
みなさんがおすまいの地方では
ホワイトクリスマスに
なりそうでしょうか?
程よい雪ならいいけれど…
多分…バブルの頃
「赤プリ」なんかに群れていた
「ティファニーブルー」の
小さな紙袋を持ったカップルたち
毎年その頃リリースされたのが
「ユーミン」のニューアルバム。
そんな時代がありました。
冒頭の詞
♪Blue Cristmas
1948年にリリースされた
「カントリーウエスタン」の名曲。
日本で広く知られるようになったのは1957年…
「エルヴィス・プレスリー」の
カバーヴァージョンで…
一緒に過ごす彼女もいない
淋しいクリスマスを迎える
圧倒的多くの男の子たちの
共感を呼びました。
少し前に触れた
日本のせつないクリスマスソング
♪クリスマスイブ
♪いつかのメリークリスマス
♪クリスマスキャロルの頃には
などなど
おそらくそのルーツはこの曲。
「エルヴィス」以外、好みで言えば
「セリーヌ・ディオン」か
「エルヴィス」に寄せた「坂本九」かなぁ…。
ともかく
Merry Cristmas!
ようわからんうちに
コマ切れで進んでいきますが
そのうちおもしろく
なるでしょうか?
「4コマ」も残すところ、今年はあと2本
木曜版「普通の猫たち」
日曜版「3G」
いずれもあの人?が登場します。
次回もよろしく!
NHK朝ドラ「ブギウギ」
その1
♪柳~につばめは あなたとわ~たし
胸の振り子が鳴る鳴る
朝から今日も~
※詞・サトウハチロー
そろそろ折り返しの朝ドラ「ブギウギ」
取り敢えず、2回に亘ってこの前半に少しふれてみます。
オリジナルではなく、実在した人物の半生をフィクションとして描く…
昨今の「朝ドラ」によくみられるパターン。
「古関裕而」夫婦が.モデルだった「エール(2020年上半期)」もそうでしたが、これも昭和の音楽史を紐解くような内容…、名曲の誕生秘話とかね…。
この「ブギウギ」も天才「服部良一」物語という側面もあって…。
しかし、もちろん基本は「ブギの女王」と言われた歌手「笠置シズ子」の半生記
ご記憶な方もおみえと思いますが
2017年の「NHK大阪」の制作だった朝ドラ「わろてんか」。
こちらは「ブギウギ」にも登場する「吉本興業」の創業者「吉本せい」がモデル。
主演は「葵わかな」。
こちらも息子が出てきますが…(成田凌)
この息子と恋仲になる筈の「笠置シズ子」と思しき女性は登場せず…。
ま、フィクションですからね。
この「吉本」の御曹司の恋愛模様…「ブギウギ」の方が事実に近い気がしますが…
しつこいですがこれとて、基本はフィクション…。
ま、物語として楽しめれば…。
「笠置シズ子」
「スィングジャズの女王」から「ブギの女王」へ…
ブレークのきっかけとなった♪東京ブギウギのリリース時、どうでもいいのですが、私はまだ生れておりません。
しかも歌手活動そのものも1957年には終えてますので、唄う「笠置シズ子」をリアルタイムにはほとんど知りません。
只…昔の映像以外では…
「笠置シズ子」と「淡谷のり子」が同時に出場した最後の「NHK紅白歌合戦(第7回・1956)」。
大トリで♪ヘイヘイ・ブギを唄う姿を微かに憶えているような、いないような…。
この曲、たしか客席とのかけ合いがあるんですよね。
ともかく私の記憶の中の「笠置シズ子」は改名後の女優「笠置シヅ子」がほとんど。
ですから「シズ子」の方は、あくまでも歌手時代の芸名…。
でも、その後も「シズ子」名義の映画もあったし…。
言葉は少々…いやかなり悪いですが、印象はと言うと…
ちょっと下世話で騒々しい関西のコメディエンヌ。
歌手時代も含め、戦後、50本くらいの映画に出演しています。
※「黒澤明」監督作品「酔いどれ天使(1948・東宝)」もその1本。
データを見ると最後の映画出演が「ズベ公番長 懺悔の値打ちもない(1971・東映)」。
すごいでしょ?「ズベ公」で「スケバン(女番長)」。
硬派か軟派かようわかりませんけど、あまり出くわしたくない相手。
ああ…「ズベ公」って死語かな?
この「大信田礼子」主演のシリーズ映画。
私、観てるんですが、「笠置シヅ子」の記憶は特にありません。
で、記憶にあると言えば…またまた「吉永小百合」ですけど…
「愛と死を見つめて(1964・日活)」
ヒロイン「道子(吉永小百合)」が入院中の病院。
同じ入院患者…「ミヤコ蝶々」「笠置シヅ子」「北林谷栄」らのおばさんたち…
この切な過ぎる実話映画で唯一、ほっこり笑えるシーン。
同じ年…「西郷輝彦」が初主演した青春歌謡映画「十七才のこの胸に(東映)」。
この「西郷輝彦」の4枚目のシングル♪十七才のこの胸に
十五才の私の胸にどこか共鳴して、思わずレコード買いました。
そうか…亡くなってそろそろ2年
晩年まで変わらず、スタイリッシュでカッコ良かったですよね…
改めて合掌。
ああ、映画の話だ…
鹿児島の旧家の御曹司「西郷輝彦」。
許されぬ身分違いの恋…その相手…ヒロイン「本間千代子」。
「東映」のナンバー1アイドル女優。
こちらは死にませんけど「絶唱」風。
あの当時ありがちな悲恋の青春映画なんですけどね…。
「笠置シヅ子」はその「本間千代子」の母親役。
どうやったら「笠置シヅ子」から「本間千代子」が生まれるのけ?って話ですが…
娘を気遣いながらも、主家には逆らえずおろおろするばかり…
「喜劇」以外ではそんな役が多かった気がします。
今後、後半の「ブギウギ」では映画女優「福来スズ子」はどう描かれるのか?
「エノケン(榎本健一)」や「高峰秀子」あるいは「長谷川一夫」との交流は描かれるのか?
あるいは「服部良一」をめぐる…いや、そんな深い意味はありませんが…三人目の歌姫
「李香蘭(山口淑子)」らしき人物は登場するんでしょうか?
まさかとは思いますが「美空ひばり」との確執とか、描かれるんでしょうか…?
「淡谷のり子」「笠置シズ子」揃って、後年までこの「美空ひばり」を毛嫌いしてたって話…。
「服部良一」もいろいろ含むところがあって、生涯、歌手「美空ひばり」に提供したのはたった1曲のみ…。
「You Tube」探したらありました…やはりブギウギ…♪銀ブラ娘(1951)
何か人間臭くて面白いですよね…。
それと…「ジャニー喜多川」も「服部良一」「笠置シズ子」とかかわった時期があるみたいで…
この先の展開、事実との絡みでちょっと楽しみではあるのですが…
さて…
「Boogie-Woogie」
「服部良一」と「笠置シズ子」によってブームを呼んだ和製「ブギウギ」。
数多くのヴギウギナンバー…。
ある意味、「美空ひばり」を誕生させたブームと言ってもいいのかも…。
あの時代、「服部良一」が先駆者として、「ジャズ」を始めとする「洋楽」を日本の音楽に取り得れた功績は認めるものの…
好みで言えば…この「ブギウギ」は少し苦手かも…。
如何にもこの和風なエイトビートのスィングが、バタ臭く感じて…
むしろそれだからこそ、当時の人たちはこの「ブギウギ」で戦後の解放感を大いに味わったのかも…。
私、ちょっと世代がずれてるんで…。
このドラマのテーマ曲♪ハッピーブギウギ。
詞・曲は「服部良一」の孫「服部隆之」。
「趣里」のサポートとして
「さかいゆう」と…なんと「EGO-WRAPPIN’」の「中納良恵」を起用したこと…。
やる気感じますし…やはり♪東京ブギウギを彷彿とさせて…懐かしく…違和感なく聴けますけどね…。
でも私にとって「服部メロディ」と言ったら…
やはり永遠の青春歌謡♪青い山脈かなあ…
聴く度に、自転車こいでる「寺沢新子(吉永小百合)」の姿が浮かんだりして…。
あ~あ…わしだけかいな…。
あと、♪東京の屋根の下(灰田勝彦)とか…
戦前だと♪一杯のコーヒーから(霧島昇)、湖畔の宿(高峰三枝子)等々
ほぼ懐メロとして聴いた楽曲の数々。
そして…今でも大好きな1曲…
冒頭に詞の一部を紹介しましたが…
1947年ですから♪東京ブギウギと同じ年の楽曲
♪胸の振り子(霧島昇)
「サトウハチロー」の詞がたまらんです!…タイトルだけでしびれます。
♪たばこ~の煙も もつれるお~もい
胸の振り子が つぶやく~
やさしき その名
「石原裕次郎」のカバー…なぜだか泣けます!愛しくて…。
泣けたところで…このドラマ
「趣里」始めキャストについてのあれこれは来週に…。