耄碌妄想日記 日曜版 №54 | 楓坂四駒堂

楓坂四駒堂

4コマ漫画&諸々駄文晒してます。

当ブログは

毎週曜・

コラムのプログラムを変え

2回更新しております。

 

坂四駒堂」

 耄碌妄想日記

で…今回は

 日曜版No.54でおます。

 

酷暑が続く中

思わず

冷え冷えとするような

ブログになれば…。

えッ!

叫び

 

まず、ドラマの話を少し…

 

NHKの「大河」と「朝ドラ」

 

ちゃんと精査した訳ではないのですが

放送が同時進行の

この二つのドラマに

それなりに重要なキャストとして

同時に出演すると言うのは

レアなことかも知れません。

 

スケジュールというよりも

それぞれのイメージを重視する

制作側の意図によって

避けられるということが多い筈。

 

にも拘らず…

「どうする家康」と「らんまん」

この両方に出てるのは?

 

おわかりですね?

「田辺誠一」

 

「家康」では武田家参謀「穴山梅雪」

「らんまん」では「万太郎」が憧れた

植物学者「野田基善」

 

「メンズノンノ」出身

私と一緒…

真っ赤な嘘!だがね。

わんわん

 

ともかく40過ぎた頃から

本来の魅力に磨きがかかってきた感じ。

その引き出しの多さ。

 

50を過ぎた今でも

どこか清廉な「青さ」は健在…。

 

何と言っても

表現者として信じられるのは

女性」に対する趣味の良さ

 

おわかりでしょうか?

 

 

 

 

第4週の曜日です。

勇者たちの伝説」

何となく再開します!

 

 

先行き不安な

こんな再スタートです。

 

さて…

「桑田佳祐」のラストキッスキスマークの前に

訃報です。

 

また青春時代のスターがひとり

この世を去っていきました。

 

青春と言っても随分前期

 

トニー・ベネット

 

♪In other words, please be true

In other words, I love you

 

1才違いの「アンディ・ウイリアムス」と並び

アメリカンポップスとはひと味違う

上品なポピュラーソングを

お行儀よく唄っていた…そんな記憶です。

 

♪霧のサンフランシスコって

私たちには♪想い出のサンフランシスコ

 

上品でお行儀良いとは言え

「シナトラ」同様の噂もあった人でした。

 

取り上げた詞の1節はご存知

♪Fly me to the moon

 

「フランク・シナトラ」「アンディ・ウイリアムス」

そして「トニー・ベレット」

三者三様のこの名曲音譜

久々に聴き比べてみようかな…と

 

合 掌

 

 

 

「くちづけキスマーク篇」

その18

 

♪コバルトブルーの 涙の海で~

 人魚のよ~うな 恋に溺れた~なら

 「接吻(キ~ス~)」よ~り甘く 永~遠より永く

 濡れた~身体に~ 愛をください~

 

 

 前回、「桑田佳祐」のラスト1曲とか言ってしまいましたが…

 気がつけばトロピカルカクテル

 ああ!この曲、入れとかなきゃ!と冒頭のフレーズを…う~ん。

 行き当たりばったり感、丸出し…。

 

 これは「くちづけ」ではなく「Kiss」の方…キスマーク

 

 2003年、「サザンオールスターズ」47thのシングル音譜

 涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVEドキドキ

 

 いろいろあって…暫くの充電の後、5人体制になって初めてのシングルです。

 リードギターギター「小倉博和」が参加。

 

 きらめくを象徴するかのような熱いテナーサックスは「山本拓夫」

 

 ええー…このオフィシャルの「PV」

 サックスを吹いたりしているのはたしか「イエローキャブ」時代の

 「小池栄子」ドキドキ…23くらいの「北条政子」

 今観ても、当時のトレンド「巨乳」という言葉がまざまざと蘇ってきます。

 

♪古ぼけたカセットに 想い出を閉じ込めて

 君といた 夜の浜辺に埋めたら~

 潮騒のバラードが この胸を締めつける

 とめどなく涙溢れて 夏は去く~

 

 潮騒だけの浜辺波…リリカルに密やかに夏の恋に別れを告げて…星空

 

 2003年と言えば、既に平成は15年…。

 しかし…個人的に感じたのは

 やはりこのテイストは…♪勝手にシンドバット以来の

 「サザン」による正しい「昭和」の「青春サマーソング」音譜

 

♪コバ~ルトブルーの涙の海で~

 

♪さよな~ら僕の~ いとしのAngel

 我が身は枯れても 愛は死なない~

 

 Oh My Angel…~ 

 

 レトロだけど色褪せない…色鮮やかな青春の名残…。

 

 あっ!

 キリがないけど…想い出した!

 

♪愛~…渚に

 寄せては返すのでしょうか?

 砂の上で 「口づけ」キスマークした

 真夏の~ Pacific Hotel~

 

 少し前の2000年、45thのシングル

 ♪HOTEL PACIFIC

 

 これも弾むような郷愁感が漂う「夏のサザン」の名曲音譜

 この2000年には既に廃業していた「パシフィックホテル茅ヶ崎」 

 遥かな蜃気楼のような、陽炎のような…あの青春の舞台。

 

 ある意味「加山雄三」への熱いリスペクトも…。

 

 

 えー…また想い出してしまう前に、くちづけキスマークの帝王「桑田佳祐」のラストソングです。

 

 

♪ボウリング場で カッコつけて

 ブルーナイトバーで 泣き濡れて

 ハーバービューの部屋で抱きしめ

 また「口づけ」たァ~

 

 ご想像通り…?1998年リリース、41thのシングル音譜

 ♪LOVE AFFAIR~秘密のデートラブラブ

 

 不倫ドラマの主題歌でもあった不倫ソング

 

 この曲の特徴はと言うと…

 詞を書くにあたって、YOKOHAMAに実在するデートスポットを

 「桑田佳祐」自ら、事前に資料をリサーチしたという点…「るるぶ」とかいう説。

 

 次々と出てくるスポットの数々。

 「マリンルージュ(クルーズ船)で愛されて

 「大黒埠頭(横浜港)で虹を見て

 「シーガーディアン(HOTEL NEW GRAND)で酔わされて

 

 

 「ボウリング場(ハマボウル)でカッコつけて~

 「ブルーライトバー」で泣き濡れて…

 この「スターホテル」のハーバービューの部屋で

 抱きしめ、口づけた…ラブラブと。

 

♪逢いに行かなくちゃ

 儚い夢と愛の谷間で溺れたい~

 

 とにかく、逢いに行かなくちゃ…汗

 

 募る想いを更に急き立てるような疾走感のあるメロディライン音譜

 煽ってますね…よだれ

 

♪連れてか~えれない 黄昏に染まる家路~

 嗚呼 涙隠して 憂う~Sunday

 

 好きなだけ憂えたらよろし!

 それでどういう顔して「ただいま!」言いいますねん!

 無断外泊後の日曜の黄昏時に…えーっ?!

 

 ♪君無しでは 夜毎眠らずに

  闇をみつめていたい~

 

 ふ~ん…まさに「闇」だわ絶望

 

♪夜明けと共に この首筋に夢の跡~

 

 夏草か? 強者どもの 夢の跡ってか?

 何ちゅう「戦」やねん!

 

 余談ですが…

 ドラマはと言えば、「記憶喪失」という都合の良い、禁断の裏技、使っていましたっけ?

 

 まあ…いろいろ、突っ込んではみたものの

 リアリティがあるっちゃある訳で…

 でも、基本、「不倫」をこんなふうに心躍るきれいごとに描いてる時点で、「桑田くん」にはたいした不倫経験はないと…わんわん

 そう思わせるのが「桑田佳祐」の深謀遠慮?…違うか!

 冗談ですけどね…。

 

 ドラマに沿った曲作り…

 基本なそうなんでしょうが…

 なぜこの曲は、こんなにも酔わせるのでしょう?

 

 これはおそらく、ドラマの世界を越えて…

 ひたすら真面目に家庭を守っている男たちの

 一時(いっとき)の…刹那の「夢」を歌った曲ではないか…?

 罪のない妄想…ロマンですね…。

 興覚めでしょうが、そう思えてなりません。

 

 「夢」は他愛無い方が、誰も傷つけなくて楽しいじゃないですか… 

 

 「ブルーライトバー」の客のほとんどが不倫カップルだったんでしょうか?…知らんけど…

 誰もが「椎名桔平」になれる訳やおまへん!

 

 地方に住んでるおとうさんが、この曲に煽られて…

 よっしゃ!不倫相手ラブラブとは取り敢えず、二人でYOKOHAMAに行って、「マリンルージュ」でディナークルージングだわな…などと思う筈はない訳で…。

 

 見事なファンタジーキラキラって感じです。

 

 このドラマもそうでしょうが…

 テーマ曲に「サザン」を…というオファーは今も多い筈…

 でも言いにくいですが、たいていドラマが負けます。

 

 「松嶋菜々子」「椎名桔平」

 このドラマ「Sweet Season」そのものも、それほど…つまりこの主題歌ほど印象に残っていません。

 

 「桑田佳祐」が自ら監督したあの「稲村ジェーン(1990・東宝)ですら…

 記憶にも残らない「凡作」という訳でもないのに、主題歌♪真夏の果実の存在感が圧倒的に強い訳です。

 ま、感想は人それぞれ…ですけどね。

 

 いい勝負していたなあ…と思ったのは…

 ♪涙のキッスが主題歌だった「ずっとあなたが好きだった(1992・TBS)

 名曲と名作ドラマ…

 他にもあったかなあ…?

 

 

 

 何曲か「桑田佳祐」の名曲たちを改めて振り返って…

 特に「詞」に関して読み返してみて感じたこと…

 意外なほど「漢字」に拘っているということ。

 「ひらがな」でもいいのにと思うところもきっちり「漢字」で。

 この♪LOVE AFFAIRでも…

 「何故に」とか「嗚呼」とか「真似る」とか「儚い」などなど…。

 多分、日本語の「言霊」というのを大事にしているんでしょうね…。

 

 

 えー…最後にどうでもいい話汗

 今更ですが、このコラムの「タイトルロゴ」

 カットのイラストですが…適当なのがなくて自分で描きました。

 イメージは学生時代の私と相方!…

 あくまでも妄想によるイメージ! あはははは!

 盛り過ぎて、原形をとどめておりません汗

 爆弾

 

 さて、音源を貼らない不埒なドクロ音楽コラム…

 「青春のくちづけキスマークSONG考」は、くちづけ疲れで暫しお休みし、次週曜版からは全力漫画少年を再開します。

 「ガロ」あたりから始めようかな…?と。 

 プラス「雑誌といた時間」で…。

 

 暑い中ですが、どうぞよろしく哀愁!

 ビール