耄碌妄想日記 日曜版 №32 | 楓坂四駒堂

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4コマ漫画&諸々駄文晒してます。

 

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ドキドキ

坂四駒堂」

曜版です。

 

「全力漫画少年」

「青年誌は荒野をめざす」

3月1週から再スタートの予定です。

 

取り敢えず

ありあわせで

ま、今回は漫画ネタですが…

 

まずは

いつものように4コマです…

 

 

今回は

「日曜ロードショー」

「山田洋次」監督作品です。

 

 

パンツ

こんなふうに干すと

丸まっちゃうんですけどね…

ああ!パンツって言わないのか…

知らんがな!

 

まあ…そういうことです。

 

次回に期待しましょうね…。

汗うさぎ

 

 

じゃ、キッス始めます!

 

序章「Kiss篇」

その2

 

~♪それはァそれは キッスで~キスマーク

 キッスで始まったァ~

 ※詞・なかにし礼

 

 忘れないうちに書いておきます。

 上のフレーズ…

 曲名は♪それはキッスではじまった

 1970年、「ジャッキー吉川&ブルーコメッツ」ギター

 18枚目のシングル。

 曲は「井上忠夫」

 

 何か「キス」のあれこれを考えてたら、このフレーズが突発的に出てきました。

 

 あの時代を知っている方は憶えておいででしょうか?

 

 ♪さよならのあとで(1968)、♪雨の赤坂(1968)など

 「ブルコメ」がやや歌謡曲…ムード歌謡にシフトしていった頃…

 「なかにし礼」との2曲目が、この久々のシャウトを効かせたナンバーでした。

 

 ちなみにですが、♪さよならのあとで

 さよならの後で、思いがけなかったのは

 私の髪へのあなたの不意の「くちづけ」キスマーク

 

 どうにも別れ難いそんな夜…星空

 ありましたなあ…おとうさん!…知らんけど。


 これは「橋本淳」&「筒美京平」の最強コンビの曲。

♪もう一ィ度~ 愛してると

 感じさせ~てぇね~

 

 「大ちゃん」「綱木」のやたらセクシーなハーモニー。ラブラブ

 よくマネしたもんです。

 一緒に唄ったヤスミツくん、今、どうしてるんでしょう?

 

 う~ん…「くちづけ」…先走って、1曲紹介してしまいましたが…

 ここで「キス」と「くちづけ」、両方出てくるお得な?曲を

 …何がお得なのやら…照れ

 

 昭和の伝説的なバラエティ番組「夢で逢いましょう(1961~・NHK)

 そこに毎月「今月の歌」音譜というコーナーがありました。

 

 ♪遠くへ行きたい(ジェリー藤尾)、♪上を向いて歩こう(坂本九)など

 詞・永六輔、曲・中村八大による多くのヒット曲が生まれたコーナーです。

 

 1963年10月の歌音譜

 「九重佑三子」♪ウエディングドレス

 

 嫁ぐ娘の素直な想いを唄った美しいラブソング。

 ウェディングベルベルが鳴り響くイントロ。

 

♪私 借りました このウェ~ディングドレス

 私 誓います~ この永遠(とこしえ)の愛~

 借りたのはドレスだ~け

 私はあな~たのぉもの~

 

 如何にも名手「永六輔」…。

 

 これは、彼女主演のテレビ映画「コメットさん」の中でも唄われたかも…

 

 紹介したいのは、実はこの曲ではなく…おいおい!汗うさぎ

 翌1964年ジューンブライドの6月の歌

 まるでアンサーソングのように嫁ぐ娘に向け、父親の想いを綴った曲。

 

 「益田喜頓(きいとん)」♪娘よ

 「益田喜頓」

 もうご存じの方も少ないでしょうが、飄々とした持ち味のダンディな喜劇俳優。

 「マイフェアレディ」「屋根の上のヴァイオリン弾き」など、多くのミュージカル音譜でも活躍しました。

 

 ♪娘よと言うと「芦屋雁之助」の…と思う方も多いのですが…

 元祖?はこちら、あれは別の曲。

 

 嫁ぐ娘のために、パパとママの馴れ初め…そしてふたりの「今」を語りかける

 ハートウォーミングなバラード。ドキドキ

 

♪娘よ 話してやろう~

 パパとママが 初めて

 「くちづけ」した日のことを~

 

 それは学生時代…夏休みのキャンプ

 ありがちなエピソードですが…

 蛍狩りを口実に…不意に

 

♪「キス」 しちゃった~(ここはほぼ語り。)

 

 そんな素敵な曲でした。

 それが素敵に思える時代でしたね…う~ん。

 

 

 えー…序章なんですが「キス」の歌…

 次から次に浮かんできてしまって…

 際限ないんで…後は特に印象が強かった歌を何曲か…

 

 1979年「水越けいこ」

 ♪ほほにキスして

 詞&曲は♪ラブ・イズ・オーヴァー「伊藤薫」

 

 好きでした…このピュアなメロディラインが…音譜

 

♪頬に~キスして そしてサヨナラ~

 今度会う時は 笑顔で~

 

 別れの歌なんですね。

 「伊藤薫」らしくドラマ仕立て。

 でも、ふたりに何があったやら、ようわかりません。

 

♪頬に~キスして そしてサヨナラ

 今日の日は 忘れない~

 

 この「頬」っていうのが良かったりします…ね?

 

 最初、ようわからんかったのが…

 1981年「ザ・ヴィーナス」

 ♪キッスは目にして

 

 なんで目なの?…って

 瞼と睫毛ってことなん?

 それともゴミでも入ったんけ?

 

 詞は「湯川れい子」

 曲はご存知、「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」君

 原曲は♪エリーゼのために音譜

 1959年には「宮川泰」がアレンジ

 「ザ・ピーナッツ」が唄った♪情熱の花赤薔薇ですね。

 

 さあ、♪キッスは目にして

 

♪罠 罠 罠~に落ち~そうぉ~

 誘~惑の恋 私をさそう~

 

 もうのっけから不穏な感じ叫び

 

 う~ん…

 

♪恋 恋 恋~に落ち~そうぉ~

 微笑の罠ぁ 唇に残し

 キスは目にして 恋は陽炎~

 

♪明日のことなど どうでもいいわ

 

♪Kiss Kiss

 Kiss Kiss fall in love

 ひとときだけに 切なく燃えるの

 

 

 「湯川先生!」これってやはり不倫ソングラブラブですよねえ…

 

 でも何で、キスは目なんでしょう?

 答は最後のフレーズ

 

♪キッスは目にして~ 恋する瞳

 キッスは目にして~ 瞳は心

 キッスは目にして~ 心は陽炎~

 

 まあ…そういうことなんですね…。

 やはり「湯川れい子」は、私にとって永遠に素敵で、少し危ないおねえさんです。

 

 もう1曲!

 どれにしようかなあ…?と思いつつ…

 

 これもよくわかんないけど…凄くインパクトがあって…何より名曲だし…。

 

♪Shiny days

  when you were mine~

 

 おわかりでしょうか?…you were mine

 

 「小柳ゆき」のデビューシングル(1999)

 ♪あなたのキスを数えましょう~you were mine

 

 90年代最後?の珠玉の失恋ソング。

 ちなみに「宇多田ヒカル」♪First Loveのリリースもこの年の筈…?。

 

 ♪あなたのキスを数えましょう

 切な過ぎる彼女のスキャットから始まるこの曲

 詞は「高柳恋」…たしか男性の筈…?

 曲は「鈴木雅之」♪もう涙はいらない「中崎英也」

 

 不意の別れが受け入れられず、想いはなおも募るばかり…

 

♪こんな日が 来るなら

 抱き合えばよかったよ もっと~

 

♪誰よりそばに いたかった~

 

♪出逢わなければ よかったの~

 

 同じ経験をした女性ならグッと突き刺さりますよね…。あせる

 経験しとらんおっちゃんかて、なんや切のうなりますぅ!ぐすん

 

 そして…

 

♪あなたのキスを 数えましょう~

 

♪あなたのキスを 捜しましょう~

 

♪あなたのキスを 忘れましょう~

 

 でも…やはり

 

♪あなたのキスを 数えましょう~

 

♪あなたのキスを 捜しましょう~

 

 この行きつ戻りつのもどかしい未練心…

 マイナーコードを駆使した、琴線を震わせるメロディライン。

 そして、ありったけの想いを込めたパワフルなボーカル…「小柳ゆき」

 

 事、ここに至る前にあった筈の甘いときめきの時間…

 

 そうですね…例えば

 「DREAMS COME TRUE」♪やさしいキスをしてキスマーク

 

 そんなやさしいキスを…いくつも…

 

 これをオープニング曲に使った、アニメ「アレクサンダー戦記」の監督「りんたろう」のセンス。

 

 もはや失恋ソングハートブレイクのスタンダードですもんね…。

 

 まあ…最後に少し白けたことを言いますと…

 失くしたものを数える…

 「番長皿屋敷」の「お菊」とは言いませんが…やはり未練…。

 どこかで吹っ切らないとね…、

 

 ところで…キスを数える…って

 

 数えきれない程だと…どうするんでしょう?

 逆に指を折っていって、片手で余ってしまったのでは…

 殊更つらいんと違いますやろか…?ぐすん

 

 付き合って1年前後だとして…

 う~ん…ま、人にも、逢う頻度にもよるんでしょうが…

 前回の♪24000のキス(藤木孝)だと、こりゃ、えらいことになります…。

 

 数えたことのある方、教えてください。

 

 

 さて…

 待てよ!この曲だけは…というものが浮かんでこなければ

 次週より本丸?「くちづけ」篇に進みます。

 

 じゃ!

 「全国くちづけ愛好会」のみなさん、また来週!

 

 

 

 

 今回引っ張り出したのは…

 1977年創刊の「プチコミック」

 その創刊号です。

 

 「小学館」の女性誌の中では、この当時から唯一、誌名の変わっていないコミック誌。

 

 「少女コミック(1968~)「Sho-Comi(2008~)

 「別冊少女コミック(1970~)「ベツコミ(Betsukomi・2002~」に…

 何となくですが、ちょっと味気なくて淋しいです。ぐすん

 

 ああ!同じ頃創刊された「ちゃお」もそのままでした。

 

 「Cheese!」「月刊フラワーズ」はもう少し後の雑誌。

 

 1970年代と言えば、「少女コミック」「別冊少女コミック」の中心は「花の24年組」

 「大島弓子」「竹宮恵子」「萩尾望都」ら…

 憶えてますか? その頃読んでたおかあさん!

 

 もっとも「大島弓子」はこの1977年当時

 「月刊セブンティーン(集英社)「バナナブレッドのプディング」

 「LaLa(白泉社)であの「綿の国星」が始まった時期。

 「小学館」では主に読み切りの短編でした。

 

 「竹宮恵子」「少女コミック」「風と樹の詩」を連載中。

 

 「萩尾望都」

 「トーマの心臓」が終わった1974年から、「スター・レッド」が始まる1978年まで「少女コミック」での連載作品はなし。

 その間、ライバル誌「週刊マーガレット(集英社)でいくつかの短編を…

 「ウは宇宙船のウ」とかですね…

 「SF」が多かった気がします。

 

 そして「週刊少年チャンピオン(秋田書店)「百億の昼と千億の夜(原作・光瀬龍)」の連載が始まったのが、この1977年

 

 三人の他にも、「青池保子」「山岸涼子」「木原敏江」「ささやななえ」「樹村みのり」等々

 昭和24年生まれとは限りませんが、この「24年組」と呼ばれる女流作家たちが切磋琢磨した時期。

 

 私自身もおそらく、一番多く女性コミック誌を読んだ頃です。目がハート

 

 女性コミック誌もとうに戦国時代に入っており、「小学館」も新たな戦略を模索…。

 そうした狙いの中での新雑誌創刊

 ひとつは比較的年少向きに「ちゃお」

 2トップ「なかよし(講談社)」「りぼん(集英社)への挑戦ですね。

 

 そして、ややマニア向けにたっぷり読ませるこの「プチコミック」

 

 これは当初は季刊誌…基本的に季節ごとに年4冊ということですね。

 やがて隔月刊、月刊となって現在に至る訳ですが‥。

 そりゃ半世紀も経てば、雑誌の趣は変わります。叫び

 

 現在のターゲットは20才前後の女性のようですが…

 とんとご無沙汰で…あのTBSドラマ「上白石萌音」「佐藤健」「恋はつづくよどこまでも」

 「円城寺マキ」くらいしか知りません。

 ああ!「武井咲」「滝沢秀明」のかなり前のドラマ

 「せいせいするほど、愛してる(2016・TBS)」

 これもこの「プチコミック」の連載作品…たしか「北川みゆき」でしたね。

 後、まだあるかも知れんな…。叫び

 

 さて、この創刊号です。

 ご覧のように特集は萩尾望都の世界」

 この少し前、前年の暮に萩尾望都作品集」第Ⅰ期が刊行スタート。

 ともかく男女を問わずの人気作家。

 特に漫画少女たちの憧れだったと思います。ラブラブ

 

 折り込みカラーイラスト付き。

 

 「この娘うります!」総集編全195ページビックリマーク

 他に「アメリカン・パイ」「ケネスおじさんとふたご」

 「花嫁をひろった男」「ジェニファの恋のお相手は」

 そして「ヴィオリータ」の短編6作。

 

 いずれも再掲載ですが、私としては初めての作品もあり…。

 「アメリカン・パイ」音譜作品集の第17巻

 多分、発行はこの年の秋…

 したがって、私が初めて読んだのがこの雑誌だったと思います。

 

 で、ゲストと言うか…

 やはり人気の「池田理代子」の短編「ズライカ」も…。

 「池田理代子」「萩尾望都」の2才上。

 「ベルサイユのばら赤薔薇(週刊マーガレット)はこの5年前の作品。

 

 記憶を遡れば、コーヒーが280円、雑誌が150円

 映画が1300円の時代です…多分…。

 この320円ですが…ひたすら安く感じました…。目がハート

 

 裏表紙のその裏…なんじゃ?そりゃ!

 

 当時「小学館」が出していた少女向け月刊雑誌「女学生の友」

 その頃はもう「Jotomo」という表記。

 その1月特大号の自社広告ページ。

 漫画の執筆陣「立原あゆみ」「平田真貴子」「倉多江美」「山崎睦美」の懐かしい名前。

 そして「みつはしちかこ」「市川みさこ」

 この頃の「倉多江美」の人気もすごかったです…。キラキラ

 「市川みさこ」「オヨネコぶーにゃん」、憶えてますか?

 

 少女漫画もい時代でした…。