耄碌妄想日記 No.90 | 楓坂四駒堂

楓坂四駒堂

4コマ漫画&諸々駄文晒してます。

ご訪問

ありがとうございます。

坂四駒堂」

曜版です。

 

2月です。

お正月気分餅もさしてないままに

寒い!寒い!と

言ってる間に早2月

2月は逃げるとは言いますが…

早いのはともかく

寒さだけは…ね。

 

取り敢えず

「4コマ」メニューを

今回も貼っておきます。

 

 

次のコラム

まとまってないんで

今回、2週続けてになりますが

「雑誌といた時間」の3冊目。

どうぞよろしく!

 

では「黒伝説」の桃ちゃんから…

 

展開、読めてます?

そろそろ鬼退治に

行かないと…ねえ?

 

 

 

 

 

 

「黄金の日々」

~ドラマ黄金時代の女神たち

 

最終章 

桃井かおり 

その17

 

 このところ「ドラマ」の時系列がやや前後したりしてますが…

 

 というのも、明確なプラン・構成で書き進めている訳ではなく…

 例えば、これだけは触れておかなければ…と、ある「ドラマ」を取り上げると…

 ああ、そう言えば…と、次から次へと数珠つなぎに記憶が蘇って…叫び

 

 実を言えば…この「桃井かおり」

 ここらでそろそろ、この「ドラマ黄金時代の…」

 80年代の二つの珠玉のドラマシリーズ

 「火曜サスペンス劇場(日テレ)「女検事・霞夕子シリーズ」

 「早坂暁」へんろ 風の昭和日記(NHK)

 これでまとめようと、目論んでいたものの…汗うさぎ

 

 次々と…あれもこれも…

 特に単発のスペシャルドラマなのですが…

 この時代、あまりに名作が多く

 この際、どうあっても取り上げてみたくなり…

 こういう有様になっております。照れ

 

 もう少しだけ、そんなドラマをいくつか取り上げます。

 右往左往しておりますが…どうぞご容赦を。

 

 

 さて、前回のおさらいです…

 「テレ朝」での「向田邦子」ドラマ「春が来た(1982)」

 十分な手ごたえがあったんだと思います。

 3年後、「久世光彦」はホームの「TBS」で向田邦子新春スペシャル」を制作。

 以後これが、年頭恒例のドラマシリーズになっていく訳ですが…

 

 1985年第1回は3週連続

 「寺内貫太郎」を彷彿とさせる父「小林亜星」と母「加藤治子」

 時代を越えてのこの夫婦の娘をめぐる三つの物語。

 

 その三夜目が「桃井かおり」主演の

 の家族」です。

 舞台は戦後の東京…おそらく杉並、昭和31年冬のお話。

 

 「桃井かおり」が演じる、この「山縣家」の長女「陽子」。

 映画雑誌の編集に携わっています。

 

 「向田邦子」のエッセイ・小説は自身の体験に基づくものが多いのですが…

 この映画雑誌の編集者というキャリアがあったことは、当時も知っていましたので、ここに描かれた「恋ラブラブ」は、ある程度、事実に基づいた、自身の経験であろうと想像はしていました。

 

 この恋の悲しい顛末は、あれこれ余計な解説などしないで、ぜひぜひ、ご覧いただくとして…。

 

 実際の「向田邦子」は4人兄弟…

 兄ではなく弟さんなのですが…ま、基本、フィクション。

 

 このドラマで兄を演じたのが「小林薫」

 ご存知かと思いますが、その後の向田邦子新春シリーズ」のほぼレギュラー。

 「田中裕子」主演作の相手役はこの人でしたね。

 

 私も書いたものを端から忘れていってしまうので…多分ですが、「風吹ジュン」でこの「冬の家族」にも触れた気がします…。

 

 同時代の女優さんですが、さほど共演の記憶はありません。

 ですから、兄(小林薫)の少し訳ありの彼女として、場末の飲み屋のカウンタ越しに対峙するシーンは、私にとっては至福の時…両手に花赤薔薇赤薔薇

 ま、そんな脳天気とはうらはらに…淡々と静かに物語は進んでいきます。

 

 「森本レオ」「丹阿弥谷津子」「岡本麗」

 「イッセー尾形」「渡辺えり子」「金沢碧」

 あの頃の昭和を体現するように淡々と…。

 

 そして…娘のやりきれない恋の終わりを、包み込むように愛しむ母…そして父。

 

 実話であれば、これを「向田邦子」の不慮の死後に観るという、あまりに切ない巡り合わせ。

 

 この若き「向田邦子」が抱いたであろう痛切の想いに深く寄り添い…

 「桃井かおり」は鮮やかにナチュラルに演じ切っていました。

 

 「春が来た」もそうですが…こんなドラマが次々と創られた時代…

 

 もう帰って来ないのでしょうか…?汗

 

 「陽子(桃井かおり)の職場での当時のスーツ姿

 シルエットがカッチリとして…おしゃれだったという「向田邦子」に似合いそうな…。

 

 やっぱりあります…喫煙シーン…職場のデスク

 当然、両切りたばこ…似合ってしまうんですよね。照れ

 

 「加藤治子」で想い出したこと…。

 この時の役名が「山縣里子」「里子」

 

 「向田邦子」との初の連続ドラマ「七人の孫(1964 ・TBS)」

 この時の役名も「里子」

 

 「森繫久彌」が息子(大坂志郎)の嫁である「加藤治子」をしょっちゅう、甘えた感じで呼んでました…。

 「さ~とこさん!ドキドキって…。

 

 「寺内貫太郎」でも役名は「里子」

 

 「向田邦子」にとって特別な名前なんでしょうか?

 と言うより、「向田邦子」にとって「加藤治子」「里子さん」なんでしょうね。

 

 そう言えば、このドラマで流れる、この時代の流行歌…

 ♪だから言ったじゃないの…

 ♪愛ちゃんはお嫁に…等々音譜

 

 果てはあの「よさほい節」の替え歌のドクロまで…

 ラスト近く、年が明けて自宅での新年会…

 部下たちのこの大合唱を「バンザイ!」で必死でかき消そうとする父(小林亜星)

 

 そして…すべてを包みこむような温かな「小林亜星」作曲のテーマ曲…。

 

 もうひとつ…

 このドラマにはエンディング曲が用意してありました。

 エンディングロールと共に流れる…音譜

 

♪夢みる頃は 悲しみさえが

 まるで飾りだった~…

 ※詞・松井五郎

 

 一瞬、「えっ!誰?」と思いましたが…

 「中森明菜」♪リ・フ・レ・イ・ン

 

 こういう歌をこういうふうに唄えるんですから…

 やっぱり、また出てきてほしいと爺ィも思います。目がハート

 

 

 さあ…歌の話、しちゃったんで…どうしよう…?ぐすん

 この際…えー…どの際だかわかりませんが

 この後、取り上げたいドラマとの絡みもあって…

 次回、ほんの少しですが…歌手「桃井かおり」に触れてみます…。

 唯一無二のボーカリストカラオケとしてのかおりワールド」

 あのカバーナンバーを中心に…。

 

 では、次週!

 

 

 

 

 今回はそれほど昔の雑誌ではありません…

 とは言え、もうかれこれ10年以上経っている訳ですが。

 

 「ビッグスピリッツ」

 正式には「週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)です。

 その2012年No.21,22号…ゴールデンウィーク合併号です。

 

 私…この「スピリッツ」1980年の創刊以来長く購読していました。

 そのうち、この「創刊号」も取り上げてみますね…。

 

 後に創刊された「週刊モーニング(講談社)と共に

 そうですね…「令和」に変わった頃まで、この2誌購読は続けていたんですが…

 それを止めたきっかけ…飽きた訳でも、つまんなくなったためでもなく

 要は毎週読み切れず、未読が山となって溜まっていき叫び

 …それがとうとう数年分 爆弾

 

 老い先短い、自分の齢を考えれば…これ以上は増えるのは無理だわ…と。

 

 ま、漫画を読むためだけに生きている訳ではないんで…

 しかも、未視聴のドラマや映画のデスクもため込んでおり…

 このデスクCDも厄介で…

 音楽番組(ミュージックフェアなど)カラオケを合わせると、これが数千枚あるんですね。

 ひぇー!いつの間に!叫び

 

 まったく、配信サイトがもう少し早く充実してれば…とは思うのですが…う~ん。

 自分流のレーベルをプリントし、ストックして悦に入るという、妙なクセが身について…これも捨てられまへんのや、おっちゃん。汗うさぎ

 

 

 ああ!漫画雑誌の話だったわ…

 小学生から漫画雑誌の購読が一度も途切れた経験がなく…

 もうこれは依存症なんでしょうけど…。

 ないと不安で叫び…せめて1冊くらいはということで…

 ま、この際「週刊」ではなく、「隔週」雑誌を…。

 

 そんなこんなで「ヤングジャンプ(集英社)「ヤングマガジン(講談社)も視野には入ったのですが…やはり勢いがあり、刺激的ではあるんでね‥。

 しかし結局、現在はこれも創刊から長らく購読を続けた経験のある老舗?「ビッグコミック」に落ち着きました。

 「オリジナル」と迷った挙句です。

 

 どうしてもこれだけは!

 …という作品があった訳ではなく…

 むしろ「増刊」「一ノ関圭」はずっと追いかけているんですが…。

 

 その後、「さいとう・たかを」抜きの「ゴルゴ」にもなりましたし…。

 とは言え、「かわぐちかいじ」「小山ゆう」も好きですし

 最新号では「なかいま強」始まりましたしね。

 「なかいま強」は故「ちばあきお」のアシスタント

 

 何より巻末には、その「ちばあきお」の兄「ちばてつや」「ひねもすのたり日記」

 …たのしみに読んでます。

 

 ええーい!…前置き、長いわ!ドクロ

 

 この「スピリッツ」2012年、21,22合併号です。

 

 個人的にはこの頃の「スピリッツ」…1番好きだったかも知れません。ドキドキ

 

 「アイアムヒーロー(花沢健吾)」・「電波の城(細野不二彦)

 「ラストイニング(中原裕)」・「アリエネ(山田怜司)

 「新クロサギ(黒丸)・この頃はさすらってた「アフロ田中(のりつけ正春)」

 そして「闇金ウシジマくん(真鍋昌平)等々

 

 その他「高校球児ザワさん(三島衛里子)」・「とめはねっ!(河合克敏)

 「るみちゃんの事象(原克玄)」・「あさひなぐ(こざき亜衣)

 この号は休載ですが「おやすみプンプン(浅野にいお)

 「花もて語れ(片山ユキヲ)

 全部、書き切れませんけど、実にバラエティにとんでました。音譜

 

 あっー!忘れてた!叫び

 「じみへん(中崎タツヤ)も…

 それこそ創刊間もない頃から続いている「気まぐれコンセプト(ホイチョイプロ)も大好きですね。

 

 この辺りの号、どれでも良かったんですが、この合併号を選んだのは…

 

 表紙、わかります?…「柏木由紀」ドキドキですね。

 ちょうどこの前年、総選挙で3位に躍進したその少し後ってことですね…多分。

 「前田敦子」卒業直後です。

 

 あのぉ…私…「AKB48」…たいして興味もなく、この「柏木由紀」だってさして興味があった訳ではありません。

 ちなみに屋号?は坂四駒堂」ですけど「坂道グループ」のファンでもありません。

 

 この「スピリッツ」、ライバル誌「モーニング」との差別化と言うことで、表紙及びグラビアはアイドルを起用してきました。

 ですから、そのグラビアを通しての知識です。

 

 で、この頃はほぼ「AKB」1色…。

 この直後の23号は、まだブレーク手前の「指原莉乃」

 

 「柏木由紀」の方は640ミリ×494ミリという、大型ピンナップが織り込まれています。

 何故だか、これ以前の「峯岸みなみ」の号も取ってあって…

 ま、ファンにとってはお宝なのかな…とか思ったりして。

 

 しかし私…既に爺ィでしたし、推しメンなんぞいる訳もなく…

 ま、「秋元康」の仕掛けたこのコンテンツを、あら!またやってるわね!てな感じで、どちらか言えばひとつの風俗として、覚めた目で見てましたね。

 

 「ゆきりん」はもちろん「みいちゃん」「さしこ」も、言葉にしたこともありません。

 

 但し…この約10年…徐々に「坂道」に主役の座をとって変わられる中…

 これも、どういう訳か「歌番組」の「柏木由紀」を観てるんですね…。

 

 それは「うたこん(NHK)音譜だったり「UTAGE!(TBS)音譜などなど。

 歌も踊りも…なんか真面目なコってイメージ。

 昔の話ですが…真面目であるが故のスキャンダルだったり…ね。汗うさぎ

 

 で、とにかく、いい意味でアマチュアっぽさがいつまでたっても変わらない…

 本来、こうした「柏木由紀」みたいコが、もっといてこその「48グループ」だと思うんですが…。

 そういう訳で、今になってこの「柏木由紀」「ゆきりん」とは呼びませんが、心秘かに応援しています。

 

 そんな訳で今回、雑誌の山からこの号を取り出してみました。

 

 そういうことです…。照れ

 

 

 

 

 またまた同世代の訃報です。汗

 

追  悼

鮎川 誠

メガネ ギター

 

スタイリッシュな風貌に北九州弁…?

このマッチングがまさにロックでしたね。

 

「シーナ&ザ・ロケッツ」

♪ユー・メイ・ドリームが

たしか1979年でしたか…?

娘の生まれた年で…

「夜ヒット」かなんかで観た記憶もありますが…

記憶違いかな…?

 

先日、先に逝ってしまった「高橋幸宏」とも入魂の仲。

ともかく長年…日本の音楽シーン・ロックシーンの

トップランナーの一人でしたね。

 

今頃、久々の「シーナ」との再会。

ラブラブ

「ギブソン」の「レスポール・カスタム」

ちゃんと持って行ったでしょうか…?

 

 

心よりご冥福をお祈り致します。

おつかれ様でした。