今日の読書週間日記はカトリーヌ・アルレーさんの「わらの女」だけれど、本作に関してはだいぶ前に書いたことがあるけれど…ただブログの方をざっと確認した限りこちらに入っていないのでSNSのみ…ブログ開始前なので少なくとも三年以上前なので改めて取り上げるのだけれど、同時にもうひとつ理由がある。

 SNSで交流のある方から教えられたのだけれど、今夜BSジャパンの方で日本で二時間ドラマとして映像化されたものが再放送されるということが大きな理由だったりする。

 

 当時の日記にも書いたけれど先に途中からだけれどその室井滋さん主演の二時間ドラマ版…「豪華客船クルーズ殺人案内」を観てそこから原作を…高校生だったこともあるけれどたまたまよった古本屋さんで原作を見つけて手にしたのである。

 そして本作を読んだのだけれどあらすじや解説からうすうすと予感していたとはいえその原作の結末に真っ先に思ったのが「二時間ドラマの感動(涙)を返せ!」だった(苦笑)

 あらすじや解説に結末が書いているし、原作はその過程を楽しむものだから決してその魅力が失われることはないという判断で書くけれど、何の罪もないただお金が欲しかった女性が完全犯罪の計画に気がつかないうちに巻き込まれ破滅を、本当に悪い人間が莫大な遺産を手にするという物語で当時としてはかなりショッキングだったそうで、このあたりちょっと時代を感じてしまう部分だったりする。それこそ今はバッドエンディングなど珍しくはないから…自分が持つのは旧版解説だけれど、それを読むだけでもどれだけの影響や衝撃だったのかを感じた。

 原作に関して一部で批判…ある法律の問題から本当の悪人は遺産を受け取れないというミスがあるから駄作などというものがあるけれど、そのあたり正直細部だと思うしこれは考えすぎかもしれないけれど、それがわかったうえでの舞台設定なのかなとも思った。そもそも原作のねらいは勧善懲悪が崩れるもの、そして残酷なまでの主人公の顛末だからそれで酷評というのはなんだかな~という思いがある。

 先に書いたように自分は二時間ドラマ版に感動して、途中からだったこともあり原作を手に取ったのだけれどそれゆえに真逆の結末に…特に高校生だった当時はさらに娯楽派・ハッピーエンド派だったから衝撃的だった。だからこその二時間ドラマの感動を返せとなったのである。

 本来は原作の結末を変えた二時間ドラマ版の方が邪道で、ある意味日本のテレビドラマらしいな~とも思うのだけれどその改変が二転三転と物語がくるくると変わるだけについつい贔屓をしてしまうのである。脚本の西岡琢也さんはなんだかどこかで聞いたとがあるような気がする程度の知識がない自分だけれど途中までは原作と同じながら流れが変わるあたりも含めてすべて犯人の計画通りだったというのも面白かったけれど、何よりも自分がその二時間ドラマ版が心に残ったのはエンディング…室井滋さん演じる主人公が最後に下す決断が感動的だったのである。主人公は選ぶのは自分として、手にしたもの…その結末が爽やかに感じて自分は感動したのである。だからこそ、原作の結末がさらに衝撃度がさらにアップしたのである…

 二時間ドラマ版の話ばかりになってしまったけれど、原作ももちろんそのサスペンスやその結末の最悪な後味の悪さなどこれもまた心に残る物語である。それこそだからこそ何度も映像化されるほどの…

 自分が持つのはショーン・コネリー氏とジーナ・ロロブリジタさんが主演した映画版の表紙だけれどこれもまた結末を変更しているとかで気になる…つい最近も韓国で映画化されたそうだけれど、日本でも何度もドラマ化されているそうで結末をふくめて原作通りなのかちょっと気になる。室井滋さんのあとに昼ドラになったけれど、自分は仕事の関係で観れなかったけれどどうもオリジナル性が強いものだったそうでそのあたりの改編も気になったりする。執事が若い男性でどうなのと思ったけれど当時としては珍しくソフト化されるほど反響があったそうだけれども。

 

 何だかんだで原作を読んでカトリーヌ・アルレーさんに興味を持ったのだけれど、現在は古本でしか入手ができないのが残念…そして数少ないながらも入手しているけれど、アラームに関しては本を開いた瞬間落書き…こいつが犯人だとか、この先この人物死ぬやらの落書きに読む気をなくしてしまった…

 

 最初に書いたように今夜はその二時間ドラマ版の再放送…室井滋さんや、夏八木勲さん、田中実さん、佐野浅夫さんと出演者も改めて知ると豪華…

 ただ昨日の刑事コロンボの特集番組を楽しみにしながら、ネット経由の録画の関係でケーブルをひとつ入れ忘れて失敗してがっかりしただけに今夜こそ失敗しないようにしないといけない…