ツイッター短文を基に改訂原文https://x.com/maple_june_/status/1798264428909211959?t=seHKJYuojLVDZfgE2OpdFQ&s=19 6月6日にNHKにて少年ドラマシリーズの「タイム・トラベラー」最終回の再放送があると知った。 自分は世代ではないけれど(1987年生まれ)これまでにも何度か少年ドラマシリーズについて書いてきて繰り返しになるけれど、やっぱり色々と印象的なことがあるから改めてまたちょっと色々と書こうと思う。 このあたりまた同じ話をして…と思う人もいるとは思うけれど、ついつい好きなことは何度も話し(書き)たくなってしまう(苦笑) 度々書くように自分が小さい頃に通っていた図書室(図書館ではなく室と書かれるくらい狭い場所だった)にはSFベストセラーズシリーズが妙に揃っていてなぜか子供心に好きでよく読んでいた。 そういった中で既刊案内の紹介文にどんな物語なのかと気になると同時に「NHK少年ドラマシリーズで次々ドラマ化」やたまにスチル写真にいつかそれらを観たいなと思っていた。 だから成長して少年ドラマシリーズはほとんどフィルムが現存せず幻の作品と知った時は驚くと同時に悲しくなったし、その時にフィルムが残されていて後からでも観れるのはすごいことなのだと思うようになった。 そんな中で視聴者の録画テープから復元というのを知り、そこから一部の作品がソフト化されたけれど、タイム・トラベラーに関しては母親が懐かしいとその巻だけDVDを購入して最終回だけとはいえ観ることができた。 一応リマスターされてはいるようだけど画面のぶれなど元の状態があまりよくないのだろうなと感じながらも、観ることは出来ないと思っていたから感慨深いものがあった。









 この元の状態の悪さは音楽に関してもあり、サントラを発見した時思わず衝動買いしてしまったけれど、解説で最終的に資料として発売されたけれど一時は発売を断念しかけたくらいで実際に聴いてみると音の良し悪しがあまりわからない自分でも音質が悪いとおもうくらいだった。だから連続して聴いたとき、ボーナストラックのニニ・ロッソ氏のカバーを聴いたらその差に驚いたくらいである。




 そういったのもあって近年の録画テープから映像だけでなく吹替が復元という状況に「もしかしてまた観れる、聴ける可能性があるのでは?」と希望を持つようになった。 ただ問題はそういった古い録画テープなどが貴重という情報がまだあまり知られていないことだと思う。 実際吹替に関して募集が掛けられても発見できずに未収録という結果も少なくないようだから… とりあえず自分が知っている募集サイトだけどhttps://www.fieldworks.ne.jp/sound/6月5日から出たばかりの募集がエクソシスト3だけど、テレビ吹替だけでなくVHS版も募集されていて、今回は話がそれるから(以前も書いた記憶がある)詳しくは触れないけれど、こういった保管は本当に雑だと思う(ただVHS版に関しては元の音源の劣化や破損で使えなくなりDVD版は新録というのもあるから一概にはいえないところがある)




 それこそ2000年代放送の007すら再放送で一部カット破棄された結果その部分は録画から復元したくらいなのだから…https://007fukikae.com/diary/index.html 今は技術が進化して昔は復元できなかったテープが、再生できたりすることもあるそうで希望が出てきたけれど、何にしても録画テープがないと出来ないのである… 近年は遺品整理で大量のテープが見つかって整理した方がそういった知識があることから提供したところ幻だった作品の発見に繋がることもあり、処分されたものも多いと思う… 余談だけど刑事コロンボの一作目「殺人処方箋」は現在流通しているのは新録で初回版吹替は破棄されて現存せず、ブルーレイにかろうじて発見されたラスト数分が特典として収録と幻だったりする…ただ以前初回版吹替の音声をあげた動画をみたことがあり持っている人は確実にいる(ブルーレイ未収録はそれを知らなかったのか、連絡がとれなかったのか…) かなり脱線してしまったけれど、そういった情報の広がりで発見できたのが少年ドラマシリーズ版の「なぞの転校生」だったりする。 自分が初めて観た少年ドラマシリーズは「なぞの転校生」でNHK放送だったかテレビ放送開始の節目だったかで古い作品をいくつか再放送をしていて(この時、NHK放送バージョンの刑事コロンボ「別れのワイン」を観た)その中で視聴者の提供から放送という説明と、最終回がどうしても見つからずそこはスチル写真と概要の説明だったけれど、後にその放送でフィルムが現存していないと知った方から最終回の録画テープの提供があり改めて最終回とともに放送されたのである。 だからやっぱり情報が広がることは大切だと思うのである… 余談だけど本編は再編集されていたけれど一部そんな場面あったかなと感じるところがあり、もしかして途中も抜けていたのでは?と気になっていたりする… 余談ついでに「なぞの転校生」はなぜか前述した図書室にはなく読んだのはだいぶアトだけど、後に2000年代以降に講談社文庫版の復刊を懐かしさから手にした時、眉村卓さんによる新規後書きを読んでいたら理想的すぎたのではないかなど醒めた見方をしていてショックを受けてしまった… ただそのあたり本人も自覚をしていたけれど、改めて考えるとそこまでに至る時代の流れや不安な世の中をみていて抱いた絶望感もあったりしたのかな、と勝手に想像してしまってちょっと複雑な気持ちになってしまった。 また少し脱線するけれど複雑な気持ちになったといえば福島正実さんのこともある。 SFベストセラーズでよく解説や前書きで名前を目にしていて、その文章から穏やかさを感じて悪い印象がなかったのだけど、かなり後に覆面座談会の件を知り驚いたし、そこから騒ぎになったり一部断絶が出来たと知ったのである… ただその責任を取る形で早川書房を退職したときの発言はかなり皮肉的だけど批判されることに関して一理あるとも感じて、未だに自分の中で処理できていない…(別に隠す必要はないから書くけれど、原文ではこのあとにちょっと一部SFファンを批判することを書いていたけれど、書き直していて全体の流れからさすがに浮いているし、唐突に感じたからその部分は削った。原文は勢いで書いて繋がりを気にしていなかったからそういった部分での削除であるしその部分に関しては今も思っている…ただ比較する形で上げ下げしている形になったのは反省している部分だった) 福島正実さん繋がりでSFベストセラーズには実作の「異次元失踪」があったけれど、小学生の頃に読んだきりだから内容はほとんど覚えていないけれど、終盤に明かされる真相はある意味どんでん返しで仰天してしまった。 考えるとSFベストセラーズにはそういった一部だけ覚えているものがかなりあり、ちょっと思い出すだけでも・たしか小松左京さんの作品で題名は覚えていないけれど、身近なものがなくなる些細なことからある意外な存在による侵略を描いた物語で、事件とは一切関係ない「泣くよ兄さん偽札事件」・これも光瀬龍さんの作品だったと思うけれど、後書きに書いていた子供の頃の不思議な同級生の話・光瀬龍さんの「明日への追跡」でベルトを武器代わりにして叩くもののだんだんと短くなる革部分・別世界の人物が原因で他の世界に飛ばされて、最終的に原因となった人物は元の世界に戻るものの、主人公はまた別の世界に飛ばされて有名人になった世界で逃げながら「元の世界に戻して!」と逃げるもの・何気ないものに恐怖を感じて、最終的にその原因を知ると思い出す。 最後の2作は短編だった記憶があるけれど、作者も題名も覚えていない… 自分が中学生時代にミステリマガジンかSFマガジンかの選択で、前者を選んだ結果ミステリ中心に読んだためSFとはほぼ無縁なのだけど(とはいえ別にミステリもそんなに読んではいない)そういったあたりでSFベストセラーズは思い入れがあるけれど、何年か前に図書室に行くと改装で古い本が大量に処分されていてSFベストセラーズは一冊もなかった… 一部作品は現在も復刊などで入手出来たり(「続・時をかける少女」だとか復刊に驚いたけれど権利関係でスチル写真が1枚だけ収録)古本屋さんで古い角川文庫などで読めたり手にしたり出来るけれど、「SFベストセラーズ」という形に思い入れがある… 度々書くけれど子供の頃は古い本しかなくて、絵柄など古臭く感じてイヤだったから今の現代的だったりかわいらしいイラストでの刊行をうらやましく感じる… ただ最近はそういった味わいを感じるようになったけれど、ジュヴナイルSF(あえてこう書く)で浮かぶのは荒々しい線画?的なものだから、小さい頃に触れたものの影響は強いと思う。 中には子供心にただグチャグチャに線を引いているとしか思えなかった挿絵もあった記憶があるけれど、今見たらまた違う印象を抱いたりするのかとちょっと思った。 他にも色々と書きたいことがあるのだけど(近年復元された「蜃気楼博士」だとか…ただこちらは以前日記に書いたと思う)うまくまとめきれないしこの時点で結構長いし、脱線すると思うから今回はここまででまた別の機会にでも… 本当にこのあたり自分の文章力のなさが悲しい…


 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



ツイッター短文をまとめ

後半にちょっと書いたようにあまり気力がわかなくてうまくまとめきれなかった…


 今日は探偵の日だそうで、ふと思い出したのがたしか英国の作家でミステリの約束を壊すことを意識した方がいて、シリーズ探偵の特徴がその推理が正しいとは限らない、間違える探偵だということ。

 ある長編で事件を解決するものの、後に発表した短編で作者の別シリーズの主人公が再調査をしてその探偵の推理が間違えていたと証明するものがあると何かの本で読んだ時、ミステリというものは色々と出来るのだと思った。

 そういえば古い本の既刊情報のあらすじで、時として探偵は犯人に敗北することもある、という考えから書かれた短編集があったと思うけれど題名や著者がわからない…


 子供の頃にジュブナイル向けで読み、後に完訳を読んだパット・マガーさんの「探偵を捜せ」は題名の通り殺人者が探偵を探す物語だったけれど、著者の初期作品は犯人はわかっているのに新聞が破れていたため誰を殺害したのかわからない、友人からおばさんが夫を殺したと連絡を受けたものの主人公にはおばさんが七人いてどの夫婦のことかわからない、ある殺人事件の目撃者がいてその人物が証言すれば事件が解決するのに誰が目撃者なのかわからない、ある人物が四人のうち誰かを殺害する計画をたててそのうちの一人がその計画に気がつくもののその人物が誰を殺害するつもりなのかわからない、という作品を発表していて読もうと思いながら未だに本すら手にしていない…


 ミステリはある意味お決まりの形といったものがあるけれど、わりと色々とそれを破るものがあったりして意外に思うことがある。

 それこそシャーロック・ホームズの時点で探偵の敗北や事件がうやむやに終わるものがあったりして、たまにミステリをお決まりのものとしてネタにするものがあるけれど、そういったのを知っているからちょっとモヤモヤするものがあったりする。

 それ以前に色々と読み逃しが多いから読まないと…


 今日は探偵の日ということでなにかしら書こうと思ったけれど、うまくまとめきれない…

 それこそある意味でゴーストハンターという紹介文で気になったアガサ・クリスティーのハーリ・クィンのことを書こうかと思ったのだけれども、ただ色々と繰り返しになるなと…


 とりあえずブログに書いている探偵に関するタグでまとめたものを…

 他にも作家別のタグを作っているけれどちょっと気力がわかない…久々に「僕が気になる名探偵」を書こうかなとちょっと思ったり…

ツイッターの短文をまとめ。今回もちょっと文章がまとまっていない…


https://twitter.com/naohikoKITAHARA/status/1782744028137783634?t=4oMBIHs9p4V3z9MjeaZsIQ&s=19

 レイモンド・チャンドラー氏の完成した遺作が創元推理文庫から田口俊樹さんの新訳が出るそうだけど、度々書くように興味がありながら自分は短編いくつかと「高い窓(田中小実昌さん訳)」しか読んでいないけれど、それでも度々引用される名台詞は知っていた。


 帯をみると今回はその台詞は「タフじゃなければここまで生きてはこられなかった」のようだけれど、それで思い出すのは昔ミステリマガジンで木村二郎(仁良)さんがハードボイルド特集のコラムで大きな声では言えないけれどしっかりもタフも誤訳ではないか、皮肉だから逆に訳さないといけないのではないか的なことを書いていたのを思い出した。


 自分は英語ができないから翻訳頼りだけれども色々と読むと翻訳というものは大変だと思う。

 それこそシャーロック・ホームズすらあるブロブを読むと

https://freeenglish.jp/category/peruse-sherlock-holmes

訳によって二階なのか三階なのかすらわかれていたり、ネイティブだからそれが本当に正しいのかという問題提起を読んだりすると翻訳をすることは本当に大変だと思う。

 ものすごい余談だけれど、今回元々引用した北原尚彦さんのことを長い事、翻訳家の方だと思っていてゲームの小説版であるスターオーシャン3の著者で名前をお見かけして驚いてしまったし著者紹介で元々作家としてスタートに、翻訳だけでなく小説もかける方で本当にすごいと思った。

 話を戻してそれで思い出すのがアガサ・クリスティーファンクラブのサイトにあるコンパニオンブック

http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~lilac/christie/cbook.htm

その趣旨に関してはサイトを読んでほしいのだけれども原書でクリスティーを読むための手引だけど、その改訂や様々な情報が集まって今までわからなかったことが判明したり、間違えていたことが判明したりと色々な方が集まることのすごさを知った…


 ちょっとうまくまとめきれなかったのでここまで…