9/5(土)PARCO劇場へ行ってきました。
開幕してから、結構時間が経ってるから、もうお花はなかったですが、沢山あったようです。
出演者は、この方々。
小日向文世 浅野和之 山崎一 中川大志 浅野雅博 関谷春子
物凄く楽しみにしてました。小日向さんと浅野和之さんが共演しているから![]()
私、もう一人の浅野さんの舞台も、意外と見てる気がします。
かなり昔に、下北沢でやった二人芝居も観に行ったし、「リチャード三世」「大地の子」も出演していたし…手堅いお芝居をする印象があります。きっちり、脇を固めてくれるような感じ。
さて、三谷さんが長年温めていたテーマ「赤狩り」。
もっと、重々しい感じを想像していたけれど、そうではなかった。
三谷さんらしい軽妙さも、そこかしこにちりばめられていて、息苦しい感じではなく、映画を愛する人達のそれぞれの思いを抱えて、この危機を乗り切ろうとする。
ある人は、己の為に仲間を裏切り、映画を撮るという目的の為に立ち回り、自分の未来を捨てても、自分の矜持を貫く人もいて…それぞれの人生をどう生きるかは、自分次第だけど、1人では生きていけないわけで、仲間を売ることが、その後の人生にどんな影をもたらすか、今を生き抜く事で精一杯で考えが及ばないのは、仕方ない事かもしれない面もあるけれど、その前に、人間性が問われる事でもあると思う。
直前に「情熱大陸」を見た後、舞台を見たので、小日向さんがこの舞台にかける気持ちもあいまって、あの役柄がより血が通っている気がしました。
最後に、小日向さんの明るくお茶目な一面を見せるシーンが、ほっこりしました。
浅野和之さんは、皮肉屋でうまく世渡りする人っていう一方、奥底にはやっぱり映画を愛する映画人としての思いが感じられて、憎めないなぁ。
醸し出す雰囲気は、本当に真似できないよね~
人の言葉尻を取ってるようにしか見えない山崎さんの役も、本当にピッタリ![]()
周りが根負けして、彼のペースになってしまう。あれも、ある種の技ですよね。
質問する側の上司の浅野雅博さんは、映画好きな青年中川さんとは真逆のタイプですが、興味がないだけで、あからさまに業界人を毛嫌いしてるわけじゃないのが伝わってきます。仕事だから、淡々とこなしている感じ。強い圧をかけるわけではなく、絶妙な駆け引きで、相手から引き出そうとするのを、中川さんを使ってリードしている。
紅一点の関谷さんは、多分初めて拝見しますが、あの面々の中、負けない存在感がありました。あの時代の女優さんだからこそ、厳しい立場だっただろうなぁ~と思います。
今でこそ、変わってきているだろうけど…
そして、大ベテランの中、ダントツの若さで参加していた中川さん。
いや~三谷さんの作品に、このメンバーと共演できるなんて、願ってもできるものじゃないと思います。稽古から、本番と、ずっとすべての時間が宝物になるかと思う。
実際、何かで言ってましたもんね、「他の人がやったら、悔しくてたまらない」みたいな事を…ちょっと探したら、こんなインタビューがありました。
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映画好きな青年が、人生経験も豊富な人達に振り回されつつ、仕事をしながら、憧れの世界の人達と話す様子は、夢見る若者の心を思うと、いかばかりかと思う。表面上キラキラした虚構の世界の住人に、非常な現実世界へ引き戻す役でもあって、そのストレスとプレッシャーは、尋問を受ける彼らと同じくらいな気がしてくる。
どの人物にも、何かしら共感できる面があって、少なくとも、ここの登場人物の誰かが悪いわけでもない。こんな状況を引き起こしたもっと上の人間がいるわけで…でも、最終的には、それに異議を唱えないならば、何もしなかったら、その方針を認めた事と同じとも言える…どう生きるかを決めるのは、自分だから、納得できる生き方をすべきだと思う。
これから、岡山、大阪、愛知、福岡、そして、なんと韓国公演もある![]()
韓国公演の
は、イープラスから購入して、当日引き換えなんですね。
日本の地方公演、お時間があれば、ぜひともおススメしたい![]()
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