1/21(土)明治座へ行ってきました。

劇場外のは、窓ガラスが反射して、どうしてもうまく撮れず、劇場内に「巌流島」と並んであったのを撮りました。
 


行く事が少ない劇場ですが、1階左上段2列で観劇してきました。
この日は、おけぴとチケットセディナの合同貸切公演だったようです。



外には、のぼり旗(っていうのかしら?)もあったけれど、風の強い日だったので断念。

フォトスポットもありました。


 



ロビーの上には、旗が飾られていました。



それぞれ、列ごとにアップだと、こんな模様でした。
 


 


 



原作者のイラストのポスターや原画もありました。
 


 



他にも出演者のポートレートが、壁に飾られていました。



 

 


 

肝心のこの日のキャストは、この方々。
 



私は、原作の漫画を読んでいなかったので、全く内容は知りませんでした。
しかし、学生時代世界史の授業でなんとなく聞いた事がある時代のお話だったのと、
始まる前に、スクリーンに時代背景が書いてあったので、ぼんやりとは把握できました。
恐らく原作の肝となる部分をミュージカルにしたんだと思うのですが、凄いですね。
まぁ、ベルバラも宝塚で上演したんですから、できなくはないでしょうが、脚本も音楽も、オリジナルなわけですから、相当大変立ったと思います。

女性のドレスとは違いますが、衣装もかなり凝ってる感じでしたし、
舞台装置も、かなりの高低差があって、見上げる感じでした。
まぁ、私の座席は斜め横から舞台を見る感じなんですが、前列が男性3人並んでいて、
中央を見ようとすると、全く見えない。男性1人と、男性二人の組み合わせだったけど、
3人並ぶって、あんまり遭遇したことないわ~
一番端だったから、右横に体を動かして、見ることが何度かありました。
いや~今年も、座席運がないのか?ショック

今回、印象的だったのは、別所さん。私、結局レミゼで拝見したことがなくてあせあせ(飛び散る汗)
他の舞台ではあると思うけれど、こんな声をされていたかしら?
ドーンと存在感があって、権力を手にするためなら、何でもやるという圧がありました。

一方、息子役の中川さんは、父親とは方法こそ違えど、物事をよき方向へと導くために、根回しがうまくて、人の良い点を引き出す事に長けてる感じ。

忠実にそばに使えるミゲル役の橘さんは、言葉少なだけど、影のようについていて、
頼もしいし、立ち姿がとても綺麗。

チェーザレと知り合いになって、色々と頑張るアンジェロは、健気で頼もしい若者だけど、一番の友に裏切られるという現実がなんとも気の毒だった。
この日は山崎さんが演じていたけれど、他の出演者がベテランのせいもあって、より一層若々しさが際立って見えた感じ。

ダンテ役の藤岡さんは、確固たる信念を持ちつつ、あるべき政治の姿を説く姿は、今まで見たことない感じで、独特な雰囲気を醸し出したいた。

丘山さんは、物腰柔らかく、どこか優柔不断な雰囲気がありながらも、チェーザレのために動く所が、実は一本筋が通ってるんだろうなぁ~と思わせた。

そして、出番はかなりピンポイントだけど、ソロで歌う岡さんは、どこか不穏な空気を身にまとっていて、チェーザレに対して容赦しないっていう気持ちがメラメラ燃えてるようでした。

なんというか、見たことないタイプのミュージカルだったから、新鮮と困惑というか…
舞台を見るときは、ほぼ予習しない私ですが、これはすべきだったかもしれないあせあせ(飛び散る汗)
正直、誰に一番感情移入したかといえば、ダンテかもしれない…

それぞれが歌う曲は、島健さんが作曲されたせいか、メロディラインが聞きやすい。
日本語に合わせて作られてるせいか、違和感がないというか…
なんだか、うまく感想をかけなくて、すみませんアセアセ