おかえり、ありがとう | すてぃーぶろぐ。

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気まぐれーに更新。
アメーバピグでの出来事とか。

クリスマスに、ピグ嫁からプレゼント貰った。
センスのいい腕時計と、くまのマスコット
それから本が好きだから、しおり
チョコ菓子まで入ってて、盛りだくさん。




くまのマスコットには、
ピグで嫁がいつもつけている
蝶ネクタイが結んであり、
手作りのレジンのチャーム
一緒に結んであるというもの。

自分のために作ってくれたと思うと
ホンマにありがたかったし嬉しかった

仕事で心も体も超ハードな時期だっただけに、
心が温まるようなプレゼントに胸がいっぱい。

腕時計は、身に着けた。
くまは、いつも持ち歩くバッグにぶら下げた。
しおりは今読んでる本に挟んだ。


ところが、アクシデントが起こった。
数日後、くまがバッグに付いてないことに気付いた。



げ・・・・!!
うっそ、ヤバい!!



こりゃマズいと必死になって探した。
家の中、車の中、駐車場までの道のり、
そして職場のあちこちも、、、。


ない、、、、、。sao☆


最悪や、、、まだもらって間もないのに。
なんて説明したらいい?
正直に話したら、ガッカリさせるやろな。


新年早々ドーン、と落ち込んでしまった。sao☆


どうしよう、、、言えない。
なくしたなんて、とても言えない、、、。
嫁には落ち込んでることを隠した。

こうなったら見つけるしかない。
ありとあらゆる守護サポーターズにお願いした。
インナーさんとハイヤーさんにも頼んだ。


お願い、マジ助けて!
くま、見つけてーーーー!泣き




でも、無情にも
くまは見つからなかった・・・。
もう、正直に謝るしかなかった。


なんてバカなことを、、、。
落とす可能性考えておくべきやった。
自己嫌悪でいっぱいになった。


その日は路面店で朝から3時まで仕事やった。
車を停めたとき、今日はマックでランチすることを
嫁にメールしてから仕事に入った。
すると自分もランチはマックにすると返事。
何も知らない嫁は「スティとマック!」とはしゃいだ。


うう、ごめんな・・・。


ホームセンターの中にある小さいマック
移動しながら食べないと間に合わないので、
結構よく利用する。

ホームセンターの入り口は二つあって、
どっちから入ってもマックに行ける。
この日は、なんとなく右の入り口から入った。

商品が通路沿いに置かれてる
狭い隙間をすり抜けようとした時、
目に飛び込んできたものがあった。



え・・・?
くま?!



ピンクの蝶ネクタイをつけたそいつは
そこだけスポットライトが当たったように
自分には光って見えた
漫画だったら≪集中線≫が描かれてただろう。
(以下の画像、参照)



そいつは、まるで売り物みたいに
ちょこんとそこに座ってた


あったぁああああああ!!!号泣


この時の感動は忘れられない。
くまを握りしめて泣きそうやった。
ドラマやったら360度のカメラワーク。

嬉しくてホッとしたのと、
そして、奇跡ってあるんやと思った。

誰かが拾って、目につくように
商品の上に置いてくれたんだろう。


だれかわからんけど、
ありがとうございます!!



土下座して靴にキスしたかった。


もし、あの場所で落としてなかったら、
もし、あの場所を通った人が優しい人じゃなかったら
もし、誰かに持って帰られてたら
もし、お昼をマックにしようと思わなかったら
もし、左の入り口から入ってたら
もし、あの場所を通らなかったら
もし、くまに気づかずに通り過ぎたら・・・


どの条件が違ってても
くまを見つけることは不可能だったかも。


すごい、、、。


こんなミラクルなことがあるなんて。
これはもう、見えないチカラだと思った。


その日、ピグ嫁に「謝りたいことがある」
あらかじめメールで呼び出しておいた。
嫁は、すごく驚いてたけど怒ってなかった。
もっと、深刻なことかと思ったと笑った。


「もし失くしてたとしても、また作るよ^^」


そう言ってくれて嬉しかったけど、
このくまは、唯一無二
これからは絶対落とさないように
車の中に常駐させることにした。


≪物にも心が宿る≫と言うのは本当やと思った。
贈ってくれた嫁の気持ちと、
受け取って大事に思ってた自分の気持ち

このくまには、その二つがつまってた。
だから戻ってきたんやと思う。


もうひとつ、大事なことを学んだ。
失くしたからこそ、
見つかったときの喜びを感じられた
もし、一度も失くさなかったら、
こんな喜びを感じられなかった。
それはすべてのことに置き換えられる。

去って行った友達、
辞めなければならなかった仕事、
手放したものすべてが
あった時の感謝を教えた。

そばにいる人、手元にあるもの、
与えられた仕事、一緒に住んでる家族。
全部が当たり前なんかじゃない。


離れていったすべての存在へ、
学びをありがとう。

そばにいてくれるすべての存在に、
出会ってくれて、ありがとう。
これからも大事にします。


いろんなことを教えてくれたくま
おかえり、ありがとう。