先日ヤフオク!で落札した品がやって来た。
落札したモノは67号。
67号と言えばもちろんアレである!w
匿名配達でやって来た宅急便。
もちろんクロネコさんのアレである。
「ナイフ」は危険物になるのかしら?
品名は「工具」になっている。
箱in 箱w
SURVIVOR・・・
ご存じの通り「SURVIVOR」は「生存者」の意。
転じてサバイバル、「生き残りをかけた活動」なのだが、今回買ったナイフが実にサバイバル。
なにがどうサバイバルなのかは追々説明するとして・・・
こういう形の物体である。
HK-690S
ブランドはSURVIVOR、製造元はMASTER CUTLERY。
このナイフはMASTER CUTLERYの一世代前の製品で、今のMASTER CUTLERYのサイトでは後継のHK-695が紹介されている。
まぁ、ナイフメーカーのサイトをよく見る人じゃないと、MASTER CUTLERYとは思わないかも知れない。
MASTER CUTLERYが作ってるなんてどこにも書いてないからねw
マニアックな人は「USA DESIGN」で「もしや」と思うのだがww
要は↑これなのだが、同型にHK-690Bと言うのがあって、ブレードもグリップも黒いのもある。
ブレード部分はいわゆるサバイバルナイフそのもので、ランボーナイフの形状をしている。
背中側にロープカッター
ノコギリを備えていて、
ブレード部分はドロップポイントやトレーリングポイントにみられるような直刀の先が跳ね上がった形状をしている。
まぁ、形状云々の話をするといつも思うのだが、典型的なブレード形状なんてクラシックなナイフだけ。
そもそもクラシックなナイフを分類するのに形状に名称が付いているので、新機軸のナイフや新機能のあるナイフ、新しく設計された多機能ナイフなどがこの分類に納まらないのは当たり前なのかもしれない。
ランボーナイフなんて呼び方は映画「ランボー」以降のサバイバルナイフ一般の呼び方で、それが形状名かと言われると、そうでもないなぁと思う。
さて、こちらグリップのほうだが、サバイバルナイフはこちらに特徴がある。
グリップ部分は中が空洞になっていて、おしりがフタになっている。
フタを取り外すと方位磁石になる。
ちなみにこのグリップの形状をフォローハンドル、またはパイプハンドルと呼ぶが、フルタングやナロータングのナイフと違って、ナイフのブレード部分がパイプにネジ止めされている感じだ。
なので、ナイフの中にモノを収納できる。
このケースに入っているのは・・・
針と糸。
釣り糸、釣り針、重り。
マッチと擦る紙(ストライカー)。
これらが防水されてはいっている。
工夫次第ではもっと何か入るかも知れない。
ちなみに方位磁石に関しては、一応方角が合ってそうな方向を指してはいたが、「参考程度に使ってください」と断わりがある。
まぁ、この「お断り」については一般的なことで、「方位磁石」として売っている商品ではなく、ナイフのおまけのプチ磁石なので、見にくいし正確じゃないかもだけど勘弁せぇと言うのは致し方ないだろう。
とりあえず、ここにサバイバル用品が入るのが、サバイバルナイフのサバイバルナイフたるゆえんだ。
フタをしてしまうと普通のナイフと変わらない。
大きさのほうだがブレードが11cm程度。
グリップが9.5cm程度。
全長が22cm程度となっていて、サバイバルナイフとしては非常にミニサイズだが、ナイフとして持ち歩くには丁度良い大きさ。
もっとも、本当にサバイバルするならイノシシの一頭でも刈らんといかんので、これでは役者不足w
見ている分にはかっこいいし、実用性がないわけではない。
むしろ災害の多い日本では、こういうのを持っておくのも一つの手だろう。
なお、箱出し状態ではあまり切れないので、実用にするにはちょっと調教が必要だ。
逆に割り切ってコレクションとして「サバイバルナイフを持っている」と言う所有欲を満たしている方も多いと聞いている。
まぁ、ボクもこいつを実戦投入するかどうか決めかねているところだ。
とりあえず、67号として収蔵しておこうと思う。
もし、ボクがコレを使うとしたら、やはり災害用として考えるかなぁ?