桜見物(ノーカット 4/6) | 京徒然

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京都に住むおっさん「夕霧 楓」が日常を徒然に綴っています。
JA10クロスカブ『十六夜くん』に乗って走り回るのが趣味です。
温泉ソムリエ検定合格・温泉ソムリエマスター認定された『温泉ライダー』です。
バイクやラーメン、京都の話題、日々のネタを書いています。

3月27日(土)晴れ

 

そう言えば・・・

先日、宇治茶で有名な「伊藤久右衛門」に行ったんだよ。

 

そしたらスタンプがあって・・・

 

 

これ、本店にしかないスタンプなんですよーって。

「へ~ぇ」って思いながら押してみたんだけど・・・希少価値???

 

 

 

本題。

 

このところ京都桜散策シリーズを書いている楓さんのブログ。

今回は全6話の第4回になる。

 

1話につきおおよそ40枚の写真を目安に京都桜案内・・・と言うか、ボクが歩いた道を一緒に歩いていただいているのだが。

ま、少しでも京都の春をお散歩した気分に浸っていただければ幸い。

 

 

今日は三条大橋辺りを出発して、冷泉通を歩いてみようと思う。

 

 

川端通の桜を見ながらブラブラと北を目指すと御池通にたどり着く。

 

 

御池通を越えると川端通に変化が現れる。

 

 

川端御池を北に進むと、歩道がもう一つの川に挟まれた格好になる。

 

 

これが琵琶湖疏水だ。

 

琵琶湖疏水はこれより上流、蹴上まで目に見える川として存在する。

これより下流、つまり御池-三条-四条は暗渠。

 

このシリーズでご覧いただいた通り、宮川町あたりで一部が地上に出るが、再び暗渠となり、五条-七条では見ることができない。

再び地上に姿を現すのは川端塩小路の南側で、そこから伏見までは、また地上を流れている。

 

 

二つの水流に挟まれた川端通西側の歩道は風光明媚な桜のトンネルとなっている。

 

 

緩やかで浅く、幅の広い鴨川と違い、琵琶湖疏水は深く、青く、流れが速い。

人工の運河なので致し方ないところだが、昔はこんなに整備されていなかったようで、もう少し緩やかだったと聞いている。

 

 

二条橋が見えてきた。

 

 

相変わらず桜のトンネルは続く。

 

 

この辺りからは花が白い、また違った桜が植えられていたりする。

何て言う種類なんだろうね?

 

 

桜と二条通りを写真にした後・・・

 

 

交差点を越えてさらに北へ。

 

 

ちょうど鴨川と疏水の間に歩道があるのがおわかりいただけるだろう。

 

 

振り返ると二条川端交差点(と、おっちゃん)。

 

 

この辺りと、植物園の近所(北大路通)あたりが、桜の時期に来て見栄えの良い場所だろう。

 

 

疏水の向こう側は川端通の車道。

バイクに乗って車道側から見ると、疏水があって桜があって、歩道を挟んで桜がある、重厚な桜の風景が見られる場所でもある。

 

 

鴨川は大河ではないので、時々こういう段差があって、せせらぎの音が聞こえる。

 

 

このあたりの河川敷は広場のようになっていて、バトミントンを楽しんだり、お弁当を広げたりする人がたくさんいらっしゃる。

 

 

開けた場所を通り過ぎると、また桜のトンネル。

良い場所だ。

 

人も少なくて、のんびり歩ける。

たまに自転車が通るけどねww

 

 

ドラマなどによく出てくる、鴨川の「飛び石橋」が見える。

鴨川・賀茂川・高野川には、つごう5つの飛び石があるらしいよ?

 

 

まだまだ進む。

 

 

時々振り返って景色を眺める。

先ほど通り過ぎてきた二条橋が見えている。

 

 

この辺りで向かい側に桜の木が見えてきた。

 

 

これが「冷泉通」になる。

 

 

場所は↑この辺り。

ここで東へ向こうと思っていた。

 

 

冷泉通りも新橋同様、桜が奇麗なんだ。

 

ちなみに冷泉と書くと、京都では「れいぜい」と読むのが普通。

京都の有名な公家筋に「冷泉(れいぜい)家」と言うのがあるから。

 

ただ、何がどう違うのか、この道は「れいせん」通りになっている。(←看板のローマ字参照)

ボクたちは習わし通り、「れいぜい」通りと呼んでいる。

 

 

まぁ、こんな感じの道やね。

 

 

信号の向こうに大きな桜。

春はこの木が冷泉通の目印になる。

 

 

ここで川端通とお別れ。

七条から延々歩いてきた(祇園巽橋に寄り道したけど)川端通は、この先も丸太町・今出川(出町柳)・北大路(高野)と桜並木が続く。

 

 

さて、冷泉通に入る前に、田辺橋の上から疏水に枝垂れる桜を見物。

ここで皆さんお気づき。

 

そう。

ここで琵琶湖疏水は川端通に当たり、鴨川に注ぐことなく鴨川と平行に京都の街を流れて行くんだね。

 

だから、この先琵琶湖疏水は東西に流れている。

そして、その疏水端が桜並木になっているワケだ。

 

 

何とか「映え」を探すw

 

奥のほうで疏水が急流になっているが、あれは発電所。

あとで見に行こうね。

 

 

でっかい桜とお地蔵さんとおっさんww

 

 

冷泉通には狭いながらも遊歩道があって、桜や疏水の風情を楽しむことができる。

 

 

遊歩道のほうに出て、映えww

 

 

遊歩道で、映えwwwww

 

 

振り返るとこんな感じ。

遊歩道は緑が多く、ベンチなども据えられていて憩いの場になっている。

 

 

児童公園のようなのもあるんだ。

京都の街かどって、中心のビル街でもない限り、のどかなモンよ?

 

 

冷泉通りを進んで行くと、疏水が音を立てて流れている場所がある。

 

 

それがこちら。

 

 

ちと見えにくいが「夷川水力発電所」とある。

 

 

流れてきた疏水の水をいったん貯めて・・・

 

 

たいして高低差のないダムから落として発電している。

疏水の水量が豊富で、ある程度流れがあるからできる芸当だ。

 

もちろん京都の電力源として有効に活用されている。

京都市は日本で初めて脱石炭国際連盟(PPCA)に加盟した(2021年3月2日)クリーンな街だからね。

 

 

 

さて、今回も長編になったよねー。(←うっせーわw)
やっと三条大橋から冷泉通に移動してきたなぁ。

まだあと2回続く「京都桜散歩」なのだが・・・

いつも通り自由参加ですのでねw

この後も一緒にお散歩してくださる方は、お付き合いくださいまし。
では、今日はここらあたりまで。

明日は夷川発電所から仁王門通あたりをウロつくよ~。
また見てね♪