お散歩(鞍馬~花背) | 京徒然

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京都に住むおっさん「夕霧 楓」が日常を徒然に綴っています。
JA10クロスカブ『十六夜くん』に乗って走り回るのが趣味です。
温泉ソムリエ検定合格・温泉ソムリエマスター認定された『温泉ライダー』です。
バイクやラーメン、京都の話題、日々のネタを書いています。

5月17日(日)霧雨のち晴れ

 

天気予報によれば朝のうちはウダウダ、昼前から晴れとのことだった。

ならばお出かけしよう。

 

お出かけ前にお約束。

京都市から出ない、立ち寄りは1ヵ所だけ、基本屋外(まぁバイクだし)。

 

ずいぶんツーリングしていないので段階的規制緩和。

この日はまだ京都府には緊急事態宣言が出てたけどね。

 

 

準備を整えてお出かけ出発進行。

 

 

五条河原町を右折、北へ。

 

 

朝7時頃の四条河原町。

時間も時間だがコロナ自粛で寂しいもの。

 

 

河原町今出川あたり。

 

 

河原町北大路を左折。

 

 

北大路堀川を右折。

 

 

府道38号線(堀川通)を通って鞍馬に向かう。

 

 

賀茂川を渡り、上賀茂神社をかすめて府道38号線を進む。

 

 

小野小町ゆかりのお寺や京都産業大学とかある道。

この辺から府道38号線は「鞍馬街道」と呼ばれるようになる。

 

 

数年前まで、鞍馬方面に行くとなると、ここを直進して細道をウネウネしたものだ。

 

今はバイパスができて旧街道は通らない。

バイパスはトンネルをくぐって一気に貴船神社の近くまで進んで行ける。

 

 

エイデンの踏切を渡ったところで、ふと見れば山に霧がかかっている。

この霧の山を越えようというのだが天気は大丈夫かな?

 

 

貴船神社と鞍馬寺の分岐まで進んできた。

ココを左に行けばほどなく貴船。

 

 

ボクは右、鞍馬方面に向かう。

 

 

鞍馬寺の前にやって来た。

ここも(まだ時間は早いが)あまり人がいない。

 

 

鞍馬寺を尻目にさらに奥へ進む。

鞍馬天狗が住む鞍馬山の山奥へ。

 

 

霧が濃くなり、霧雨が落ちてきている。

鞍馬の山でこんなヘアピンはザラ。

 

 

百井別れに近付いてきた。

 

 

実はここ、酷道477号線の、酷道の酷道たる由縁の場所の一つ。

看板通りの鋭角コーナーなのだが・・・。

 

 

鋭角と言うより「その場で切り返せ」とw

 

道が広ければ何の問題もないのだがこの隘路。

離合困難な狭い道、酷道は45度以上の鋭角を描いている。

 

軽自動車ならともかく、一般的な乗用車以上の大きさの車なら切り返し必須。

国道のカーブがここまでタイトな場所も珍しかろう。

 

 

ここから府道38号線は合流してきた国道477号線と重複区間になる。

 

 

国道に変わっても道の状況は変わらない。

森の中で見通しは悪いし、ヘアピンは普通にあるし、勾配は急。

 

 

まぁ、天狗が住んでるぐらいだからこのぐらい厳しいのは当たり前かw

 

 

基本、カブの場合2~3速で走ることになる。

中途半端なパワーを持つ十六夜くんは2・3・4速を使わないといけないので足元が忙しい。

 

 

峠の途中で、地名が「鞍馬」から「花背」に変わる。

ココから先は下りに入るが、下りのタイトさも似たようなものだ。

 

 

人里、集落に降りてきた。

 

ここが「花背」の集落で、鞍馬がギリ洛中だとしても、ここは山一つ越えた京都以外の京都になる。

もともとは丹波、遠くは若狭方面のほうからのほうがアクセスが良かった地域だが、鞍馬街道ができてからは京都市に編入され、現在に至る。

 

なので、このあたりの国道477号線は「若狭街道」と呼ばれることもある。

いずれにせよ京都市にあって京都市にあらず、山深い集落だ。

 

 

ここは「花背山の家」と言う京都市の施設で、コレができてから京都市立小学校の児童は必ずと言っていいほどココで研修(野外活動)を実施している。

 

 

川のせせらぎを見ながら、非常に楽しい道なのだが。

寒かったww(この時間、たぶん15℃ぐらい、京都市内は19~20℃ぐらい。あ、ここも京都市内けど。)

 

 

道は自然と西へ向く。

道幅は広くなったり狭くなったり。

 

 

ここで府道38号線が復活してくる。

ここまで国道477号線との重複区間だったわけだ。

 

右へ行くと府道38号線経由、美山。

関西随一の原生林地帯で、一説にはミヤマクワガタの名前の由来ともされる(深山が由来説が多数派だけどね)。

 

ボクと十六夜くんは国道477号線に沿って京北に向かうことにした。

ちなみに花背は左京区、京北は右京区なので、京都市の北端を横断することになる。

 

 

またまた余談だが、先ほど通った「鞍馬街道の花背峠」がある意味「分水嶺」になっている。

「ある意味」と言うのは、いずれにせよ京都盆地に注ぐ川になるからなんだが。

 

花背峠より東よりは賀茂川→鴨川→桂川→淀川。

花背峠より西は大堰川→保津川→桂川→淀川。

 

峠を境に京都市街の東と西を流れる川になる。

↑この写真に写っているのは花背より西なので大堰川、淀川水系桂川の源流である。

 

 

ここらへんはわりかし快適な道が続く。

路面が濡れていなければ・・・と言うところだが、やめとこうw

 

↑写真に「貴船」の表記があるが府道361号線のことだ。

サイクリングには良いがバイク、特にスポーツ系には厳しいかも。

 

おおよそ13.6km、山間の隘路となっている。

 

 

行く気無くならね?w

チャレンジしたい方はどうぞww

 

 

 

・・・と、ちょいと話がそれたが行程は花背から京北へ。

 

今日はここまでにして、京北編は明日お話ししよう。

 

では、明日も見に来てね♪