こんにちは
今回は少し暗い話になるかも
できるだけ、いつも通り明るく話すから読んでいってくれたら嬉しいな
私は中学の頃に発症した、解離性健忘と共に生きています。
（他にも持病はあるけど、それについてはまたいつか話すねw）
血管迷走神経性失神と同時に発症し、私の場合は過去のトラウマで発作的に起こることが多いです。
解離性健忘には様々なパターンがありますが、私は限局性健忘と選択的健忘の症状があります。
これは、虐待やリンチなどの強い心的外傷やストレスを受けた期間の記憶を失うもので、ストレスとは無関係な内容（勉強で覚えた単語や、人間関係など）も期間が重なっていた場合は忘れてしまいます。
そのため、私には小学校4,5年生の頃と中学1年後半の記憶がありません。
（おかげさまで小4で習う、わり算が理解できず苦労しました
）
また、選択的健忘の症状により毎年様々な記憶に空白が生じています。一週間のなかでも、火曜日の午後...など特定の期間の記憶
だけが抜けているなんてこともあります。
正直ね、記憶が無くなろうが大して困ったことはない！（断言w）
確かに小学生の頃は、国語の教科書一回音読しただけで完全暗記できていたり、保健室のどこにどの薬品があって...とかを一回見ただけで覚えていたりしたから、元々は記憶力は良い方だったんだと思う。
でもさ～...国語の文章暗記したり保健室の備品の場所覚えてても、あんまり役に立たない
それに、元々国語以外の理科とか社会は暗記得意じゃないから、解離性健忘患ってからも特に支障はなくて...w
ただ、人間関係は苦戦する。
友達、クラスメイト、恋人、喧嘩した相手...
特に、絶縁した相手の事を忘れた時はほんとに大変だった
絶縁したこと覚えてなくて、普通に「〇〇～！おはよ！」って声かけちゃってさw
未だにその時の相手の顔と、嫌そうな取り巻きの表情が頭から離れない
ﾄﾎﾎ...
あれ以来、日記を毎日書くようになりました。
元々三日坊主なのに5年以上続けられてるって、あの子のお陰かもな～なんて思ってます
ただ、高校に入ってから何故か急激に病み期突入してしまいまして...。
「どうせ忘れちゃうんだから、友達も何にもいらないや
」状態で、中学まで必死で頑張ってきた友達作りとか全部諦めて、陰キャを極めた生活送ってたんです。
部活も、中学までは友達が入るから～で決めてたけど、そもそも友達がいないから自分で選んで決めなきゃならず（ある意味成長したかもw）...。
当時、世間は鬼滅ブーム真っ最中！社会現象は終わり際だったけど、まだまだ無限列車編も上映中で、私もハマりっぱなし状態だったんです
ﾚﾝｺﾞｸｻﾝ
で、刀を使う部活にのみ見学に行き、そのまま入部。
居合道という、なかなか珍しい部活に知り合いも経験もゼロ状態で入部しました。
まさか、こんな理由で袴と刀のカッコ良さにだけ惹き付けられて入部した部活で、出逢いがあるとは...
って感じのお話もあるのですが、それはまたいつか！w
良くも悪くも、私の人生を左右する解離性健忘。
「記憶喪失なんて存在しないお涙頂戴アピール」って言われること、まだまだ結構あります。
小説とかドラマだと、記憶喪失とか余命宣告って感動ものだもんね。
でも、結構現実は厳しくてシビアです
特に、解離性健忘なんかは記憶を失う前に「脳が、記憶を消さなければ心が壊れてしまうと判断するほどの強い心的外傷やストレス」を本人が受けているということ。
自分で言うのも変な気がしますが...
決して「都合の悪いことを自分で選んで忘れてる」わけでも、「記憶喪失のふりをしている構ってちゃん」でも無いことを知ってほしいです。
失う記憶を生きるということは、後々忘れるにも関わらず毎日を歩まなければならない生き地獄に近いものだと正直思っています
でも、私の記憶に残らなくても関わった誰かの記憶には、少しでも明るく面白い子として記憶に残りたい
だから、「風変わりでもクヨクヨせずに強くて変で面白い子」で、今日も生きようと思うんです
長文、読んでくださりありがとうございました
結局なんか暗い話っぽくなっちゃってごめんね
ではでは。
今日も元気に！
