『妹背山婦女庭訓』
小松原 花渡し 吉野川![]()
魁春さんの雛鳥。![]()
正統派ですね。美しい。
楚々としては恥じらいがあって、
だけれど芯が強いから好きな男
のためにあっさりと命
を捨てられる。![]()
なりゆきとはいえ、自らの手で最愛の娘の首をとらなければならなくなった母親の苦悩。(><;)
藤十郎さんの定高には圧倒されます。ヽ(゚◇゚ )ノ
冷静を装おうとすれどもそうではいられない。
草履を履くことも忘れ、薄運の娘を慮る。![]()
ご自分の立場とその気高さを忘れない、でもやっぱりひとりの母親である悲しさ・・・![]()
強さの中に垣間見える儚さに傷み入ります。![]()
初めはお互いに、
憎々しげに言い争う定高と大判事。
その相手をなじる言葉じりが強ければ強いほど、後の大逆転が功を成します。![]()
誰から見てもいがみあっている、そしてお互いがお互いを憎んでいるに違いないと思わせるほどの強気
が必要なのです。
そしてそれが、さもあらんと思わせる。(・ω・)/
歌舞伎によくある、実は・・・の大どんでん返し。![]()
それはいかに意外性を持たせるのかということ。
それにかかっています。![]()
藤十郎さんも幸四郎さんも、上手いですね。(笑)(*^o^*)
吉野の川を渡る雛道具。![]()
そして、『雛鳥』そのもの。・・・「
」!!
ちゃんと、輿に乗って・・・![]()
お輿入れを果たすわけです。
すっすごい。(ノ◇≦。)
話がダイナミックすぎて、心臓がばくばくしました。![]()
Σ(・ω・ノ)ノ!
上手・下手に分かれて競うように
奏でられる義太夫。![]()
観ている側も、テンションがどんどんあがってゆきます。![]()
こういう演出は心憎い。(^ε^)♪
普段のほかの作品にも取り入れられればよいのにね。
それは「伝統」からいえば難しいことなのかな?
けれど、胸にぐっと迫ってくる大迫力。![]()
これでもか、これでもかと重ねられる、音の嵐。![]()
堪能いたしましたー。(´0ノ`*)
『閻魔と政頼』
新作舞踊劇 ![]()
面白いですね。o(^▽^)o
吉右衛門さん、よいわー。
喜劇は本当に難しい。
松貫四(吉右衛門)さんの脚本。![]()
鬼山伏狂言『政頼』が題材。
閻魔さまは地獄の番人。![]()
怖い存在に決まっています。
それを逆にユーモラスに描くというのがミソ。![]()
何より恐ろしい存在である筈の閻魔さまよりも、実は人間のほうがずる賢い。
脅されている筈の人間が、とんちを使って最後には勝ってしまうということ。![]()
楽しい、ですね。(*゜▽゜ノノ゛☆
吉右衛門さんの政頼と、富十郎さんの閻魔さま。
失礼だけれどとってもチャーミング![]()
こういう、間の抜けた(ように見える)作品というのは本当は一番難しい。(ノ_-。)
はずしているようで、実はそのすべてが計算され尽くしているから。![]()
芝居達者な役者さん
にしか務まらないのです。(o^-')b
その、テンポを形づくるための大切なエッセンス。音。![]()
竹本と長唄もふんだんに使われていて、飽きません。(≧▽≦)
歌舞伎を知らない方々に、まずはこの作品から観ていただきたいなあ。などと思いつつ。
閻魔さまを騙くらかすといえば。
竹本・野澤松也師匠の創作浄瑠璃![]()
「役者演閻魔大王 やくしゃのえんずるえんまのだいおう」
思い出しますねえ。
あの演奏会
に訪れてからもう1年。
また聴きたくなってしまいました。(*^▽^*)
松也師匠の創作浄瑠璃の会★
←その時の記事っす。![]()
CDの発売もしているので、買おうかな o(^-^)o
『侠客春雨傘』
助六のようでとても粋。![]()
男気溢れる染五郎さんの暁雨。
そこに現る宿敵・鉄心斎。![]()
一発触発の緊張感のなか、後ろからすっと進み出す葛城・芝雀さん。
かっちょえーっ(*゜▽゜ノノ゛☆
素敵だわあ。![]()
劇中、染五郎さんの長男・藤間斎ちゃん(2歳)の初お目見え。
可愛い。(≧▽≦)
じっとしていられない盛りにおじいちゃん(幸四郎)に手をひかれて頑張ってちゃんとしている姿が、、可愛い。
大物になってください!![]()
しかし、こうやってこういう形で初お目見えをさせていただくことのできるお家柄。
幼いながらもその肩に背負うものは大きいのでしょう。![]()
大きく飛躍してよい役者になられる日を心待ちにいたします。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


