こんにちは!さちこと申します。お立ち寄りありがとうございます!!
さちこの現況
都内の祖母の土地に二世帯住宅を建設しつつ、2人の未就学児の子育てに追われながら、親族介護問題に立ち向かうフルタイム共働き世帯でございます
ブログの趣旨
ブログでは、二世帯住宅建設にあたって直面した祖母の老人ホーム入居問題から、介護における嫁姑問題、親族介護における家族信託締結や二世帯住宅のアレコレについて書いていきます
祖母の老人ホーム入居を決意したさちこ…
母(祖母から見ると嫁)は話にならないので、父(実の息子)と話すことに…
前回はこちら
この記事を書くのに少し時間がかかりました。
なぜなら、今回のテーマである
「母親を老人ホームに入れる息子の気持ち」
これは、かなり真理だな…と思ったからです。
(さちこも息子が産まれたばかりだったので、余計に思うところありでした…)
父の態度
この頃の祖母の様子はというと、相変わらず洗濯物や冷蔵庫の管理は全く出来ておりませんでした。
それだけならまだしも、
ランチしに近所へ出掛けると、度々迷子になってしまい、区役所に保護される事も…
(その割にお金の管理は妙にしっかりしてるので、不思議でした…)
ご近所さんも「おやおや?」と祖母の異変に気づき始めたのか、商店街のおじさんが
「毎日沢山の唐揚げ買ってるけど大丈夫かね?」
と心配して下さる事もありました。
(冷蔵庫が大変な事になってるので売らないで〜と思いましたが笑)
きっと、私達の見てない所で色々な方にご心配とご迷惑をおかけしていたのでは?と思います…
こんな状況になっても父は
「お袋は物忘れはあるが、まだまだ元気だし、老人ホームは入りたがらないだろう。もう少し様子を見よう。」
と言っておりました…
それを聞いた母は、
「もう絶対無理ー!私が死んだほうがマシー!」
と情緒を振り乱し意味不明に発狂するのでした…(地獄絵図…)
父よ…祖母は元気でもあなたの奥様が限界です…
父に伝えた内容
父の説得にあたっては、面と向かって話をすると、感情的になる+父の迫力に負ける可能性があったので、以下をラインで伝えました。
①あなたの母親はお風呂も入らず、洗濯物もせず、腐りかけを食べるなど、住環境が劣悪である
②あなたの妻は義母の介護でかなりの時間が奪われている
③あなたの妻は精神的に追い込まれている
④以上の状況を改善し、祖母に
「健康で文化的な最低限度の生活」
を保障するため、老人ホームに入居させるべきだと思う。
そして、それは客観的に見て祖母のためにもなるし、絶対的に良いことだと思う。
今の生活を続けさせる方が、祖母にとっても不幸だと思う。
父からは
やっぱりそうかな…
と返事がありました。
老人ホームに入れることへの罪悪感?
父は、自分の母親を老人ホームに入れることへ罪悪感を感じてたいたのだと思いました。
(さちこ家との同居の話もあったので…結果的に祖母を追い出して家を建て替える事になりますから、気持ちは分かります)
祖母は昔から、かなり気の強い見栄っ張りな女性でしたので、老人ホーム入居を納得するとも思えませんでした。
嫌がる祖母を老人ホームに追いやる…そんな風に思っていたのだと思います。
しかし、客観的に見て有料老人ホームに入れることが、どれほど素晴らしい事か…!!
とさちこは思うのです。
3食の栄養バランスがとれた食事+おやつ
お風呂介助
レクリエーション
医師の巡回
看護師が常駐
こんな恵まれた老後の生活!
有料老人ホームなんてある程度老後資金に余裕がないと入れないと思います…それが選択肢にある祖母は贅沢だと思いました。
(私達の時代なんかもう分かりません。年金で生活出来ないのに有料老人ホーム分まで蓄える事ができるのか…)
それなのに、
なぜ、父は罪悪感を感じているのか?!
さちこ的にはここは譲れないポイントでした。
息子の気持ち
結論になりますが、
息子は自分の母親の老いを認めたくない
んだと思います。
(そんな父をみて「男っていつまでもマザコンなのね…」ふふふ息子ちゃん(2歳)よしよしとなるさちこでした…笑)
特にうちの父は結婚とほぼ同時に、実家を二世帯住宅にしましたので、1度も実家を出て無かったのです。
半世紀以上一緒に暮らした実の母親
いつまでも、強く、元気で、逞しい母親
その母親を老人ホームに送り出す決意…
これは、かなりヘビーな決断だったと思います。
でも、1つ不思議なのは
女性ってここまで自分の母親を美化しないですよね…
親の老い…もっと素直にそしてドライに受け入れられる気がするのですが…
かくして、父も祖母の老人ホーム入居に向け、重い腰をあげ動き始めたのでした!!
が!
ここで思わぬ横槍が入ります。
それは、ご近所の祖母のお友達からでした…
長くなりましたので今回はここまでにします。
お読み頂きありがとうございました。
次回は祖母の老人ホーム選定についても書きたいと思います。
またお立ち寄り下さい。