こんにちは!さちこと申します。お立ち寄りありがとうございます!!


星さちこの現況

都内の祖母の土地に二世帯住宅を建設しつつ、2人の未就学児の子育てに追われながら、親族介護問題に立ち向かうフルタイム共働き世帯でございますゲロー


星ブログの趣旨

ブログでは、二世帯住宅建設にあたって直面した祖母の老人ホーム入居問題から、介護における嫁姑問題、親族介護における家族信託締結や二世帯住宅のアレコレについて書いていきますウインク

前回、痴呆症が進むと祖母名義の土地の処分ができなくなる事実に気がついたさちこ…

こちらの続きです。

痴呆症?!祖母の資産、どうするべきか? 高齢祖母の土地に二世帯住宅を建てる話②成年後見人制度について

ここからは、高齢者の資産を守る手段としてどのような制度があるのかまとめていきます。

ここで要注意なのは、痴呆症の診断がおりて判断能力がないと客観的に判断される場合、成年後見人制度1択になるということです…真顔


  一般的には成年後見人

成年後見人とは

法的手続きが困難となった本人に代わり、本人のために支援し、財産等の管理を行う人

です。

(厚生労働省HP)


成年後見人は家庭裁判所が選びます。


ここで重要なのが、成年後見人というのはあくまで、本人の利益を守る制度なので、利害関係者はなることが出来ない


つまり


この場合、相続権のある家族が成年後見人になることができない


というわけです…


じゃぁ、誰が祖父母の成年後見人になるのか?

それは、家庭裁判所が選んだ弁護士や社会福祉士などの第三者がなるわけです…


この時点でもうめんどくさいですよね…ゲロー


  成年後見人をたてても土地を売却出来ないケースも…

無事、成年後見人の選定が完了し、弁護士や社会福祉士といった第三者がなったとしても、彼らが必ずしも家族の意向に沿ってくれるとは限らないです。


あくまで、成年後見人は認知症の祖母の利益のために働きますので、

例えば、祖母名義の土地の売却や登記の移転が祖母の利益にならないと判断されたら、手続きはしてくれません…


認知症になる前の優しい祖母なら「いいよ!」と言ってくれる内容であっても、第三者がシビアに判断した場合そうとは限りませんよね…


  年間30-50万ほどの費用もかかる

更にですね、成年後見人を立てた場合、その成年後見人に対して報酬を支払う必要があります。相場で言うと月3〜6万円だそうです。


しかも、祖母(被成年後見人)が亡くなるまで…滝汗


人生100年時代ですよ??仮に80歳で認知症になって、その後20年間成年後見人を立てて財産管理をした場合....


いっ、1000万円?!?!ポーン


(なんなんですか、この制度、弁護士が儲かるようになってるだけなんじゃ…真顔)←偏見


そうなるとですね、我が家のように、現金の資産がなく、大きな資産が不動産だけの場合、成年後見人なんか絶対立てちゃだめですよね…笑い泣き


  成年後見人制度を使ってる友人

さちこのお友達にも居ます、お祖母様の遺産については成年後見人制度を使ってると言う子が…


ええ、金持ちなんですよ💰度を超えた。


この制度、相続のためにお祖母様と養子縁組するとか、そういう高度な節税対策するほどのお金持ちが使う制度なんだな…さちこはそう考えてます…真顔(←かなり偏見…)


  幸いまだ判断能力があった、さちこ祖母

我が家の場合、祖母の資産言えばこの土地くらいでした。


今回、祖母の土地に孫であるさちこが二世帯住宅を建てる場合、


土地所有者である祖母の同意、祖母の判断能力が無ければ建物の登記ができないため、


住宅ローンがおりません!


もし、この時点で祖母に認知症の診断が降りていて、客観的に見ても判断能力がないとなった場合…


成年後見人をたてる 


しか選択肢がなかったと思います

(ローンもあるのに年間30-50万の支払いとか無理…ゲロー)


しかし、幸いなことに物忘れは進んでいたものの、祖母には判断能力がありました!!!

(ここの線引がかなり微妙だな…と思います。ケース・バイ・ケースです…)


でも、いつ急激に痴呆が進むか分からない。

例えば、転んで寝たきりになって、急に祖母の状態が悪くなるかもしれない…


そう思うと、不安でたまらなくなりましたゲッソリ


長くなりましたので、次回に続きたいと思います!

さちこは行動力だけはあるので、このあと、弁護士事務所や司法書士事務所に祖母の土地をどうするべきか相談にいきました。


その結果を書きたい思います。


本日もお読み頂きありがとうございます。

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