今日は、集めた情報の報告会。
それなりに歩きまわった成果が次々発表される。
私は、昨日の出来事が頭から離れず、集中力が散漫になっていた。
“僕らの報告は…君から頼む”
“聞いてるのか?”
“は、はい。えっと…”
資料をひっくりかえすが、何についての何なのか…さっぱり…。
“飲みすぎか~?”
“説教でもされて、落ち込んでるの?”
別チームだったふたりにひやかされ、下をむいてしまった。
“すみません…”
“ぼっとしてる暇はないぞ。あと一日しかないんだからな”
厳しいお言葉…。はい、ごもっともです。
午前中の報告会が終わり、みんなでランチ。
カツの有名なお店で、満腹!!美味しかった♪
午後は、また別れて、残りのリサーチ。
私達は、お洒落な街へ。
なんかテンションがあがる!
立ち寄りたいお店ばかり…。
あ…かわいい。
思わず、ショウウインドウに見とれてしまった。
“こういうの好きなの?”
“す、すみません!つい…。キレイな色だなと思って…”
“着てみたら?似合いそう”
“いいです!いいです!仕事中ですし、さ、行きましょ!”
“見てみたい。行こう”
入っちゃった…。
こうなったら共犯。
“今、とってくれるって”
先に入った彼は、店員さんに話をつけてしまっていた…。
結構短いワンピース。
着てみると、やっぱり…。
絶対に見せない太ももがバッチリ見える超ミニ。
恥ずかしくて出ていけない…。
調子に乗って、何やってんだ私…。
“どお?”
“いやぁ~…なんか私には合わないっていうか…”
“着たの?”
“着たっていうか、そのだいぶ短いので…”
“着たみたいなんで、開けてもらっていいですか?なんか、照れてるみたいだから”
店員さんにお願いする声の後、試着室の扉が開かれてしまった…。
“素敵ですね~!足がきれいだからよくにあってます”
“あ…の、ちょっといやかなり短いデザインですよね、これは着ない…か”
“いつもそうしててよ”
“ミニスカート、すごく似合ってる”
なんだかはしゃいでた。
一緒に写メまで撮った。
“これ、お願いします”
“え!?私、買えないですよ!”
“プレゼント。僕と会うときは、これ着てきて”
“そんな!もらう理由がないですよ!”
“着てほしいんだよ。こんなに似合うのに勿体無い。まずはこの服からチャレンジ!!”
意味がわからず…なんだかんだおされて…。プレゼントされてしまいました。
“よかったね。少しだけ息抜き。ほんと似合ってた。いいもの見せてもらったよ”
喜んでくれたみたいで…。まぁいいか。
“今日は、みんなで最後の晩餐だよ。あ、コレ着てきたら?”
“サボりがばれちゃいます!!”
“そか。じゃあ…夜…”
“えっ?”
“いや、いい。さぁ行くぞ~”
夜…って言った。ハッキリ聞こえた。
心臓が爆発しそうなほど鼓動が早い。
夜…。
絶対に鼓動が聞こえてるくらい高鳴った。