周さんのYouTubeによりますと、

最近の中国コインの価格状況は、下記のような状況だそうです。

2019-2020 価格上昇前

2021-2022 価格上昇後

2023通年  価格が下がり続けた

 

2023年12月に開催された誠軒オークション(http://en.chengxuan.com/)では、

コインの価格は、
①2023年11月までの価格よりも安い
②2020年の価格よりも高い
という状況だったそうです。
 
コインを鑑定に出している途中で2021-2022に売却できなかった人にとっては、
2020年の価格より下がってもらっては困るので、
2020年の価格は死守しなければならなかったのではないかとのことでした。
 
大清銀幣 壹圓(Dollar) 宣統3年MS62については、
下記のような状況だそうです(5:55/14:17の画面)。
2019-2020  5~6万人民元
2021-2022 13~15万人民元
2023.8-2023.11 9.2万人民元
2023.12 7.5万人民元、8万人民元

 

実際のところ、2022年の中頃から中国コインの下落がスタートしていたようで、

 

私は、2022.11に初めてコイン(AWさん 袁世凱)を買い、
そこからちょこちょこと中国コイン、日本コインを買っています。
 
本題ですが、中国コインの色というか表面状態(包浆)の人気は、タイトルのような状況だそうです。
(10:00/14:17の画面)
 
〔中国語辞書〕
包浆:古美術業界で使われる用語で、磁器、玉、青銅、木、碑文などの文化財の表面の、酸化膜や埃、人の手で触られてきたこと等による経年変化で帯びた自然で丸みのある滑らかな光沢のこと.
 
そして、元旦のオークションでい包浆の「大清銀幣 壹圓(Dollar) 宣統3年」のXF40(PCGS)が出ていました。

69万5千円でした。

 

 

の「大清銀幣 壹圓(Dollar) 宣統3年」のAU50(PCGS)は、2023.9.24には、59万円でした。

↓↓↓

 

少し黒の「大清銀幣 壹圓(Dollar) 宣統3年」のXF40(PCGS)は、2023.1.28には、52万円でした。

↓↓↓

 

もう少し黒の「大清銀幣 壹圓(Dollar) 宣統3年」のXF40(NGCは、2023.1.28には、44万円でした。

↓↓↓

なお、中国での信頼性は、PCGS > NGCという状況のようです。

 

確かに、い包浆の場合、下記のようなことがわかり、

XF40元旦)が白いAU502023.9.24)よりも高い

XF40元旦)が少し黒XF402023.1.28)よりも高く、2023年通年の下落にも逆らっている

周さんが言っているとおりの状況になっているようです。

(まぁ、同じ点数でも、分かる人には良し悪しがあるのだろうとは思います)

 

そして、11:05/14:17の画面では、片面が真っ黒い包浆の「大清銀幣 壹圓(Dollar) 宣統3年」のXF40(PCGS)が、

3.46人民元(約70万円)となっています。

両面の黒さを平均すると、元旦69万5千円のコインと同程度という評価なのでしょうか。

 

日本のコインは、「いほど人気が高い」という状況では無さそうに見えますが、

そんな状況になったりするのでしょうか?

 

また、中国コインの価格は、今後、どのようになっていくのでしょうか?