みなさん、ダイエット中の昼食は何を食べていますか。

 

低糖質の食事を意識されている方は多いと思いますが、ダイエット中の昼食(外食)は選んで食べると、減量効果がもっと上がります。

私は、低糖質、食物繊維の多い食事に加え、ストレスにならない程度で、高脂肪のバターや生クリーム、砂糖、質のよくない油を多く使った料理を、避けるようにしています。

たとえば中華料理なら、麻婆茄子や天津飯より、蒸し料理の海鮮点心や野菜の多い八宝菜を選びます。麻婆茄子のなすは油をたっぷり含む食材ですし、天津飯のふわっとした卵は油をたっぷり含ませて作る料理です。

イタリア料理なら、クリーム系パスタよりトマト系パスタを選びましょう。カルボナーラなどのクリーム系は、生クリームやバター、ベーコンなど、脂肪の旨味がおいしさの素になっています。

さらに、和食なら、揚げ物の天ぷらやすき焼きを避け、酵素の多い刺身定食、お寿司、良質オイルの鯖の塩焼きを選びましょう。すき焼きなどの甘辛い煮物は、大量の砂糖を使って作ります。

最後にデザートは、油で揚げたドーナツ、かりんとうや、小麦粉、バターと砂糖をたっぷり使うマドレーヌ、フィナンシェ。バターを練りこむタルト、パイ、クッキーは、控えたほうが無難です。できるならばアイス、ゼリー、和菓子など、ドーナツなら焼きドーナツがおすすめです。

どうしても食べたいときは少なめに食べるとか、体のために残す勇気をもちましょう。

最初は、多少ストレスを感じるかもしれませんが、生活の中で、体と心にいいことを続ける毎日は、日々、とても気分がいいものです。

とはいえ、好きなものを食べないことがストレスになるのなら逆効果。ガマンするぐらいなら、食べたほうが、後の食べ過ぎを防げますので食べたほうがよいでしょう。

また、特別な日の会食などは、美味しいものを心から楽しみたいものです。

料理人の心のこもった料理は、お腹以上に心が満たされますし、満腹感に、自然と感謝の気持ちが沸き、心が満たされます。おいしい感動の記憶は、不思議と、無駄な食欲を抑え、やせ体質へと導く効果もあると思います。

きっと五感を働かせておいしい食事を味わうことは明日への元気を生み出してくれるはずです。