巨大魚が泳ぐ | kae-managementのブログ

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2008年から2025年9月5日まで約6400日のブログを書いてきました。
gooブログの終了に伴い、ブログも終了することになりました。
本ブログは、書き溜めた約6400日分のブログの備忘録です。

でたぁ~。

何気なく昨日の新聞をめくっていると、何やら「保険薬局」の大きな文字が目に止まる。
おや、と見ると全面広告ではないか。
それもカラーで。
ざっと見積もって4~5,000万円ってところかな。
実は医薬品の購入ネットワークシステムの広告だ。
全国に1,000件を超えた記念らしいが、目的は全国への認知度を高めることと、それによる勧誘(営業)である。
私が見たのは2つの全国紙だ。
この両方に掲載ってことは他紙にも掲載していると思われる。
これはかなりの利益処分となる。

確かに、素晴らしい仕組みを作ったものだと感心する。
この会社の医薬品ネットワークシステムが立ち上がった当時、私は医薬品卸の子会社で薬局を運営していたが、同じ様なネットワークシステムを作り、同様の展開が出来ることを親会社に主張したことがある。
が、速やかにっ却下された。
得意先を刺激してはならない、あえて高く買っていただいている得意先に価格を安くする必要はない。
さらに、「あの仕組みは価格を出さなきゃ成り立たない」と高を括った答えが返ってきた。
それが今では価格を出さなきゃ買ってくれないに変わった。
あの時の元気はどこに行った。
「価格は出しません」と。

小魚が集まって大きな魚に見せる仕組みを作ろうと提案している。
これを“スイミー作戦“と呼んでいる。
地元の中小薬局がお互いに競い合うのではなく、力を合わせて地域で生き残る作戦だ。
仕入れも「共同交渉」によって、緩やかなボランタリー化が可能だ。
その他にもレセコンが共通になると、各種算定漏れの防止対策や薬歴研究による個別指導対策などにも有益となる。
地域で団結して薬剤師の地域へのリクルートも可能となる。
もちろん研修なども共同で開催できる、
などなど、規模が小さいが故に出来なかったことが、仲間が集まると可能になる。
ただし、ここに大事なのは“この指止まれ”で止まらせるだけのリーダーの存在だ。
そんな地域におけるリーダーを育成できたらといつも思っている。
これからは“個々効率から共同効率の時代”である。
俺が、俺がから、俺たちがに変わる。

さて、医薬品卸さんはどうなるのであろうか。
このビジネスモデルはきっと他でも誕生してくるだろう。
いつまで売上に拘るのか。
企業が継続するために必要なのは売上金額の多寡ではない。
大事なのは利益だ。
何ともこっけいなのは利益がない先への迎合だ。
この様な新聞広告が出ると、わざわざ本社に伺って「この度はおめでとうございます」何て。
「1,000件達成ですね」って。
心にもないことを言う医薬品卸はないと思うが、自分たちの生活も考えて利益を確保して欲しい。


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