一般的にネパールでは食事は2回だそうだ。
それもダルバートと呼ばれる家庭料理で、年から年中これが中心となっている。
大き目のお皿の真ん中にご飯がてんこ盛りに乗せてあり、同じ皿にカップに入ったマメスープが加わる。
このマメスープをダルと呼び、ご飯がバートだそうだ。
これが基本となる。
このマメ(レンズマメ)スープをご飯に混ぜて食べるのだが、これが意外にいける。
これに付け加わるのはカレー味の野菜や漬物が少々乗っかる。
肉はなかなか庶民の手に入りにくい貴重食材だ。
道路には牛が歩いているが、これは神の使いで食さない。
因みに、自動車で牛をひくと12年の禁固刑になる。
人間を引くと罰金2万円だそうだ。
しかし、水牛は餃子として料理になる。
メインの肉は鶏、マトン、ヤギ、水牛などで豚は何でも食べるのであまり好まれていない。
魚は淡水魚しかいなく、なまずみたいな魚か鯉の様なものが中華料理の時に出てきた。
ちょっときもいが淡白な味で意外にいける。
先ほどのダルバートだが現地の方は右手の指先を使って器用に食べる。
もちろん我々はスプーンでいただいた。
今回のネパール医療視察では世界に5つあるハンセン氏病センターの1つを訪問した。
カトマンズ市内から曲がりくねった山道を1時間以上も奥に行ったところに病院はある。
何となく感染するのではないかと偏見を持ちながらの訪問である。
ひっそりとした病院であるが、地域の方々の診療活動も行われている。
小高い丘の上の方に病棟があった。
中に入ると患者が日向ぼっこをしている。
今回お会いできた患者は比較的軽い方々で手や足に障害を持っていた。

ちょうど昼ごはん時だったので、それぞれの患者が自分の食器を持って集まってきた。
もちろんメニューはダルバートだ。
1日2食のせいか女性も男性もご飯の量が多い。
女性でもラーメン丼1杯分はあろうかと思われるご飯が盛られる。
それにダルスープがコーヒーカップ1杯、おかずは青野菜とジャガイモのカレー煮、さらに同じくジャガイモとパプリカ(?)のカレー煮だ。
かなりの量に驚かせされる。
でも、誰一人として太った人はいない。

ネパールでは未だにハンセン氏病の新患が年間で3,500人もいるらしい。
その内の10%が子供だそうだ。
このセンターでは患者の治療と社会復帰、そして偏見との戦いとして啓蒙活動がなされている。
驚いたのは、このセンターに日本人の所長がいたそうです。
貢献した看護師も名前が残っていました。
さらに、あの笹川財団が支援しています。
ここで働く医師や看護スタッフは皆さん献身的です。
今回の視察の大きなテーマである「医療人」を感じさせてもらいました。
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