(昨日のつづき)
お蕎麦を食べ終わり、キシさんの車で
軽くドライブしながら案内をして貰った🚘🌴
90年代なので、iPhoneもグーグルマップも
ない時代。
どこを走っているのか分からないけど、
地元の人に案内して貰いながらのドライブは、
夢のようだった。
キシさんは、戦争が終わって除隊した後、
カーペンター(大工さん)をしていたらしい。
腰を痛めてから引退したと教えてくれた。
「あの家も、あとあっちの家も、これも…おじさんが建てたよ」
と、走りながら教えてくれた。
アメリカの家なので、一軒一軒がデッカイ!
もちろん、何人かで作業したんでしょうけど、
大工さん、かっこいいな😊
衝撃のアップルパイ
「君たちも疲れただろうから、甘い物を買ってホテルへ帰ろうか」
キシさんオススメのケーキ屋さんへ行き、
「好きなのをプレゼントするから」と言ってくれた。
伯母が、お礼をするのはこちらの方だと伝えたら
キシさんも、とても楽しかったから良いんだと😭
(良い人すぎる…)
私はアップルパイが大好きなので、パイを…と言うと
店員さんが、1ホール(丸のまま、しかも8人分ぐらい)を包む。
切ったものは売らない 豪快なスタイル。
誕生日でも、あんな大きいの食べないわ
4人で食べられるかな…と考えていたら、
キシさんが
「他には?」と聞いてくる。
え?
ホールケーキ、もう一つ??
意味が分からなくて尋ねると
「アメリカ🇺🇸の若い子たちは、
ホールケーキを食べながら夜通し喋ったりするよ。遠慮しなくていいんだよ?」
バケツサイズのアイスに、スプーンを突っ込んで
食べているのをアメリカ映画で見ていたけど、
本当にそんな量を食べるのね
しかも、なんか日本では見た事がない
すごいブルーとか、濃いオレンジ色…
(どう見ても、ひたすら甘そう。)
遠慮ではなく、本当に1個で十分です💦
と伝えたら
とても不思議そうな顔をしながら、
プレゼントしてくれた。
その後、キシさんとは連絡先を交換し、
ホテルで さよならした。
夜、アップルパイを食べながら、私たちは
沢山の思い出を話し
帰国した。
これが、私の初めてのハワイ🌺
キシさんとは、その後、エアメール!📬で
やり取りしていたけれど
なんと、再婚をされ、それからは連絡が途絶えてしまった。
でも、17歳で初めて訪れたハワイは、
あまりにも私に優しい旅でした😊