2013年に乳がんになり、10年が経過して安心していた私ですが

49才にして“新たながん”になり、手術をしました。

病名は「膀胱(ぼうこう)がん」です。

見つかった時は、ステージ1だったんですが

色々と調べていくうちに、とても悪性度が高く進行がはやい

がん細胞でもあることが分かり

「超高リスク 筋層非浸潤性膀胱がんと診断されました。

 

乳がん(右胸)は全摘出しているので、左胸が新たにならないように…と

注意して生きてきたのですが… 膀胱って!

 

最初にお伝えしておきますが

乳がんサバイバーさんたちが知りたいであろう「再発」「転移」ですが

膀胱がんは乳がんとは全く関係なく、原発がんでございます。

 

それから、膀胱がんになった方の原因として喫煙者が多いそうですが

私は人生で一度もタバコを吸ったことがありません。

 

 

 

 

 手術で行ったこと

 

病気が分かった経緯や治療についての細かいことは追々、お伝えしますが 

この半年で、私は2回 膀胱がんに関しての手術をしました。

 

ステージが1だったので、最初の手術で終わると思ったんですが

思ったより腫瘍が多く、リンパにもがんが広がっていたため

2回目の手術では

膀胱、尿道、卵巣、子宮、子宮頸部、腟の一部  全摘出

骨盤内のリンパ節も一部摘出

 

人口膀胱 (じんこうぼうこう)になりました。→ 人口膀胱について

文字通り、尿が出る部分( 尿路系ストーマ、ウロストミーと言います)を

“人工的に”手術で作り、袋に尿をためて たまったら捨てる…という感じです。

みんなのお腹の中にある膀胱という袋が、外に出ている

ニュータイプな人間な気分ですし、だんだん慣れてきました。

 

情報量が多くてスミマセン。

 

ざっくりまとめると

 

 

がんになって、婦人科系が全部無くなって

膀胱も取って、人口膀胱になった

というわけです。

 

 

セカンドオピニオンもし、同じ意見でした。


情報が無いから

私が体のこと、特に「下(しも)の話」を赤裸々に書くことを

良しとしない方もいるかも知れません。

でも!

「膀胱がん以外」でも、何らかの病気で人口膀胱になった人や

全摘出の決断を迫られている人たちは沢山いるはずなのに

本当に情報が無いんです。

 

10年以上前、がん患者さんがメディアに出る時は

顔にモザイクをかけて貰う時代でした。

それだけ、がんを公表する事はデメリットがある世の中だったんです。

もちろん患者さんやご家族を取り巻く環境は、全部が変わったわけではありませんが

今は、受け入れて貰いやすい時代になりました。

 

しかし「体が変わるということ」については、やはり

ハードルが高い

女性にとって、胸や卵巣、子宮を失うこと

男性にとってEDになること は、人に話したくない事だと思います。

 

知りたいのに 話してくれる人がいない。

がんについての活動を10年以上続けてきた私でさえ

他の患者さんの情報を得るのが難しく

実際に入院し、 同じ病気の人たちの経験で

貴重な話を聞くのが精一杯でした。

 

東京にいる私でさえ、こんなに情報が手に入らないのに

他の患者さんたちは一体

どれだけ孤独な思いで闘病しているのか…

 

今回のことは、乳がんの際とは比較にならないほど

自分の体のことを話すには、私にも勇気が必要ですが

この年齢で2回もがんを経験するということは

がんになりやすいDNAを持っているのだろうと思います

来年50才になることを考えると

人生でできることを成し遂げたいと思い

公表することにしました。

 

 

 「膀胱(ぼうこう)がん」とは

 

 

がんの統計(国立がん研究センターがん情報サービス) によると

1年間で新たに がんになった女性の数(罹患数)は部位ごとに見ると

「乳がん」 約9万8千人、「子宮頸がん」約1万人に対し

「膀胱がん」は約6千人、がん全体での患者数は多くはありません。

 

また、膀胱がんの患者数(1年間で約2万4千人)の男女比でも

3分の2が男性患者さんなので、女性の患者さんは少ないため

とても情報が少なく、知らないことだらけでした。