ご縁というのは、とても不思議なもので、
以前、ある場所で、「カナエール」というものを知った。
 
これは、認定NPO法人「ブリッジ フォー スマイル」
児童養護施設を退所した後、大学等へ進学する若者を
「資金」と「意欲」の二つの面で卒業までサポートするプログラム。
 
彼らが自分の夢について話すスピーチコンテストで、
偶然、友人であるアンミカちゃんが、審査員をしていたこともあり、
私は、このサポートシステムに感銘を受けて、
いつか、ブリッジ フォー スマイルの方とお話をしてみたいなー
思っていたところ、
コモンズ投信さんの集まりで、偶然、隣に座っていた女性
なんと、ブリッジ フォース マイルの代表の林さんだった。
 
 
林さんと、児童養護施設の出身の子たちが、
なかなか自分の生い立ちを話せない現状や、
「マイノリティとは?」について話す中で、
若いがんサバイバーも、社会では少数派で、
本人が普通に話しても、相手がひく…という状況が
未だにあることを伝えた。
 
また、私は子どもの頃から、モデルをしているので
ファッション業界、音楽業界などで
カミングアウトして、自由に生きるゲイの方たちと
仕事をし、楽しくしてきたので、
逆に、他の職業で働くゲイの人たちが、
マイノリティとして生きるのが辛い世界である事を
知ったのは、だいぶ大人になってからだった。
(環境ってすごいなと思う。)
 
で、そんな話しから、少数派として生きる人たちとして
LGBTの方、見えない疾患がある方と共に
お話をさせて頂いた→コチラ
 
私がマイノリティと世間について、
伝えたい事は多いけれど、
今回、【お知らせしたい事】とズレていくので、
それはまた今度にして…
 
とにかく、真剣に生きている人が報われない社会は
ダメだと思うし、頑張った人たちが報われて
幸せに暮らす大人たちが、この国に多くいないと
子供たちは、未来に夢も希望も抱けないんじゃないだろうか。
 

施設に入る子供の多くは、
親による虐待から逃れた子たちだという。
 
彼らは、こんな不安な時でも頼れる人がいない。
そして、休業によって働くことも、ままならずにいる。
家賃だって、自分で払わないといけないし、
お金を用立ててくれる身内がいないって、どんなに不安だろう。
 

寄付ができます⇒ yahoo!からの寄付

 

私がお会いした男の子も女の子も、みなさん、

自力で働いて、未来の事もちゃんと考えて

自分の意見を持っている、素敵な若者たちでした。

 

彼らが、少しでも安心して暮らせますように。