平安時代の方たちは、こんな感じで着物を重ねて着ていたんですが
オシャレなのが、「自分の香り」も身につけていたそう。
現代のように、香りを合成したり、簡単に抽出できなかったので
香木など香りがするものは、なかなか手に入らない時代。
で、その貴重な物で「自分の香り」を作って、存在をアピールする
素敵な文化がありました。
方法としては、カゴの中に香木などを入れて焚き、
その上に着物を被せて、香りをつける
「薫衣香(くぬえこう、くのえこう)」というもの。
今の着物と、平安時代の着物は、着方も
枚数も違ったので、
絵で見たのでは、イメージがつかめなかったし、雛人形では 更にナゾでした🤔
説明が長くなりましたが、私の名前(香衣 かえ)は、
ここからきております。
(画数オタクだった父が、名字ともぴったりにしたので
姓名判断的にも良いらしく、本名のまま過ごしてきました。)
源氏物語が好きだった母から、名前の由来を聞いたとき、
「昔の人は、お風呂が無かったからじゃないのぉ〜?」
などと言ってましたが、
皇室の方々や、烏帽子姿の方を目にすると、
自分の名前のルーツと共に、日本に生まれたこと、
過去と今と未来についてを考えます。
私たちが、これから未来で実現し続けるべきことは、
世界の人たちと共に、平和であり続けることだと本当に思います。
人間が人間を無差別に殺し合う戦争は、決して、あってはならない。
たとえ理想論だと言われても、罪も無い人の命と
子供たちの未来を奪ってはいけない。
平成は、戦争こそはなかったものの、
日本には災害も多く、【痛みと苦しみ、悲しみの多い時代】でしたが、
だからこそ、次の世代には平和という幸せを のこしたいと感じています。