今回の旅の目的は…

塩沼亮潤 大阿闍梨にお会いするため。

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大峰千日回峰行という、ものすごい修行を満行された方。
(どれだけすごいことをする修行か⇒山②

千日回峰行は、山に入れない期間があるため、9年かけて
山で行なう修行。

かなりの山道を往復48km…毎日休まず16時間歩くビックリ
体調がどんなに悪くても、雨が降っても、嵐でも、絶対にやめない。
睡眠時間は、4時間ぐらいだったそう。

超人です…生き仏様です。

その、大阿闍梨のお寺「慈眼寺(じげんじ)
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こちらで行なわれる、護摩祈祷へ。

入ると、なんだかスっとした気持ちになります。

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護摩堂は、立ち見の人も出る程、大勢の方が来ていました。

大阿闍梨は、全ての動作が美しく無駄がなく、
声も凛として澄み渡り、心地よいんです。
(あと、指が綺麗ですキャッ☆

様々な想いを私もお祈りしながら、
ずっと見ていたい、このままの空間にいたいと
心が願ってしまうような時間でした。

護摩祈祷のあと、法話が始まりました。
九州の地震について語り始めた際に、大阿闍梨が涙で声を詰まらせ、
「震災を経験した宮城だからこそ、悲しみがわかる」と
おっしゃり、周りの方も涙していたのを見て、
私も涙が止まりませんでした。

いづれ(時期がきたら)熊本に行くとも仰っていました。


私は昨年、生きることや、死ぬことについて
考えたり、そうした事と真剣に向き合う人に接する事が
多く、「自分が、どうあるべきか」が分からなくなり、
混乱していた時に、大阿闍梨とお会いする機会がありました。

泣いて、現状の相談をした時、大阿闍梨は
「あなたが、笑顔でいることです」
と、教えて下さいました。

真面目なだけでなく、ユーモアがあり、優しく、
経営者のような知識と教養、分析力と判断力があり、
ホンモノの審美眼を持ち、哲学者であり、アスリート。

私、完全に大阿闍梨様のファンです!笑

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つい先日、新しい著書
縁は苦となる 苦は縁となる」が、発売になりましたキラキラ☆

お坊さんが書いた本て、「仏様は~」とか「禅の言葉で~」とか
仏教用語が中心なものが多いイメージだったんですが、
大阿闍梨の本は、ご自身の体験からの言葉で、
誰にでも、わかりやすく書いてあるので、
「どう生きるか」に必要なことが、詰まっています。

私は無宗教なのですが、神様と仏様の存在は信じていて
何かに生かされているのだと感じていましたが、
大阿闍梨のお話を聴き、本を読んだら
「ああ、やはりそうなのか」と、勇気が湧きました。


ちょうど、仙台は桜が満開桜**
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山の中に咲く桜が、こんなに美しいなんて!
東京出身の私には、知らない美しさで感動しました。

この日は不思議な天気で、朝から雨が降っていて
止んだと思ったら、大阿闍梨の法話の最中に、突風が吹き、
その後は、雷鳴が(((゜д゜;)))

「雷が鳴ると、良い事があるから、私は雷が好きなんだ」
と、大阿闍梨が嬉しそうに仰っていて、
ビビリな私には分かりませぬ…と思っていたんですが…

帰りの車の中で、どんどん青空が広がり、
目の前に、大きな虹が現れたんです虹
(良い事ありました!)
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青空と雲の合間に虹があって、その下に満開の桜が広がっていて…
2分ぐらいの出来事でしたが、天国みたいでした。

人生は、色々な事があるし、私もダメなところが多いけれど
笑顔で過ごせるように、頑張ろうと思いましたかお