緩和ケアって言葉への誤解

先日、形成外科の診察で、久しぶりに がん研究有明病院へ。
ずっと工事中だった部分が新しくなり、
「インフォメーション」が出来てました。

で、そこで「日本緩和医療学会」のチラシを発見。

私がファンである、【日本サイコオンコロジー学会】の秋月先生の
名前を発見、そして、その下を見たら、
マギーズ東京の鈴木美穂ちゃんが、パネルディスカッションに
登壇すると知り、「絶対に行きたい！」と参加してきました。

※サイコオンコロジーとは→☆

もっともっと聴いていたいくらい、
先生方、医療従事者の皆さんのお話が
私が疑問に感じていたこと、常々思っていることばかりで
本当に素晴らしい講座でした。

で…美穂ちゃんも、ブログに書いていますが→☆
緩和ケアっていう言葉に、誤解がある。

緩和ケア＝終末期（余命に関わる状況）の方が受ける…
というイメージになっていること。

本来の目的は、
「気持ちのつらさは“病気の治療”や“生活”に影響する」ため、
それを改善するために、メンタルケアのサポートを
様々な角度からしていく方法。

病気についての悩み（治療の不安とか、痛いとか…）ももちろん、
働く事についてとか、お金のこと、家族関係とか、
外見が変わってしまったことへの支援…など、色々あるんです。

つまり
全ての人が、よりよく今を生きるためのものなのに、
ネガティブな部分が、連想されてしまう。

ご尽力されている皆さんと、サポートを必要な患者さんが
まだまだ結びつかない状況なんだなーと勉強になりました。

講座のあと、美穂ちゃんと。

美穂ちゃんに、私の「サイコオンコロジーへの愛」を伝えたら、
美穂ちゃんも、同じで嬉しい♪

マギーズと、私たちのNPOで こうしたサポートの紹介を
できたらいいなーと、また やる気に火がつきました！