自分が病気を公表してから、ある程度は想像していたものの、
年々、「友人知人からの罹患の報告と相談」が増えています。

闘病に関することであれば、自分の経験値の範囲や
「こういうところがあるよ」と、サイトなり、団体なりを
ご紹介できるんですが、
メンタルケアに関しては、圧倒的に情報も、そうした場所も少なく、
さらに、患者さん以外の方(ご家族や恋人、友人)は
ただただ、つらい気持ちに耐えるしかないのが現状です。

「がん」が抱える問題の範囲が多過ぎるため、心の問題は
本当に後回しになってしまいがちですが、【病は気から】の通り、
まず、心が元気でないと、体のために頑張ろうという活力に
繋がらないと思います。

それは、周りで支える人にも同じ事で。

「(患者さん)本人が一番つらいんだから…」と、

自分の苦しい気持ちにフタをしてしまうだけでは、
パンクしてしまう
と思うんです。
(実際、私は友人の闘病の際、自分の心は置き去りだったので。)

一気に解決できることではないので…
心理カウンセラーの小高千枝ちゃんと一緒に
がんと心についての専門医学「精神腫瘍学」の医師である、
国立がん研究センター東病院 小川朝生 先生に、
お話をお聞きしました。

ニコちゃん「Doctors me」さんで、対談させて頂きましたニコちゃん

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小川先生、本当に素晴らしいお医者さんです。
先生のような【精神腫瘍医】が沢山、増えたらいいのに。。。

私たちのNPOでは、こうした問題を主に解決していきたいと考えています。

でも、「がんと闘う!」みたいな感じではなく、
「がんとともに生きるには、何ができるかな?」と、みんなで
考える感じがいいなぁ。