昨日は、NPO法人 乳房健康研究会15周年記念事業
「PINK RIBBON CONFERENCE 2015」の【トークセッション】に
出させて頂きました。

尊敬する、坂東先生、島田先生とご一緒できるのが嬉しく、
ニコニコな私。
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島田先生が、アメリカでの乳がんの啓発を見て、
日本をなんとかしなきゃ!と努力されてきたお話を聞き、
素晴らしい先生と出会えたこと、そして健康になって、こうして
同じ舞台でお話をさせて頂いていることに、感謝で胸が一杯になりました。

私は、「患者の家族」「患者」「サバイバー」として
お医者さん、医療従事者、がんに携わるお仕事の方々へ向けて
お話をさせて頂く事が多いですが、近くにいても、まだまだ
“知られていないこと”って、沢山あるんだなーと思います。

例えば、周りが「善かれと思って」やることは、実は患者の負担ということも色々あります。

患者側も、相手の気持ちがわかる分、無下に断れなかったり、
「そっとしておいて欲しい」とさえ、言う気力がないまま
傷ついていたりもします。

どれがOKで、どれがNGか?の線引きも、人それぞれで
とても難しい部分
なんですが、
「相手に寄り添う」ということをベースにして、行動したら
少し、負担ではなくなるかと思っています。

そのためには、様々な形で【がんについての情報】を
みんなが持つ事が大切であり、理解こそが優しさへの近道かと。

何度か書いていますが、「これがいいよ!」と勧めるより、
「あなたが望む事をするよ」と待っていてくれる方が、
色んな事を同時に決断している最中の患者さんやご家族には
心の拠り所になるんじゃないかと感じています。

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左から、昭和女子大の坂東学長、NPO理事長の福田先生、
私の主治医でもある、島田先生、
乳癌学会名誉会長 霞 先生 と、控え室にて。

津田恵子さんと、母校の漆校長先生も、来て下さいましたキャッ☆
(超うれしい!ありがとうございます!!!)
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二年半前、退院してすぐに、仲良しのお友達に集まって貰い、
快気祝いのパーティーを開き、自分の乳がんの説明をしました→ピンクリボン

その際、「がんの啓発をする決意表明」を みんなの前でしたんですが、
その会場に、漆校長にも来て頂いていたんです。

あの時は無我夢中だったなぁーと、先生の顔を見たら思い出し、
壇上で泣きそうになってしましました。

生きていると、色んな事がありますね。

会場で声をかけて頂いた皆様、ありがとうございます。
皆さんの想いを届けられるように、そして
悲しい思いをする人が、少しでも減るように努力しますね。